バンダイ&ナムコが強力タッグのPS2「機動戦士ガンダム 一年戦争」4月発売が決定(1/3 ページ)

超リアルなフィールドとMSバトルで一年戦争を体感せよ!バンダイがナムコと組んで放つPS2ガンダム最新作は「最高作品&最高傑作」と自負する決定版だ。

» 2005年01月28日 22時03分 公開
[ITmedia]

 バンダイは1月28日、プレイステーション2用ソフト「機動戦士ガンダム 一年戦争」を4月7日に発売すると発表した。ナムコとタッグを組んだ共同開発プロジェクト「PROJECT PEGASUS」が放つ第1弾。ナムコの先端技術をガンダムワールドに注ぎ込み、一年戦争を忠実に再現した。長年ガンダムシリーズを手掛けてきたバンダイが「シリーズの最高作品&最高傑作」と自負するビッグタイトルになりそうだ。価格は7140円(税込み)。

(C)創通エージェンシー・サンライズ (C)BANDAI (C)NAMCO LTD.

 「一年戦争」は“ファーストガンダム”がベースにしたアクションゲーム。モビルスーツ(MS)パイロットとしてミッションをこなしながら、地球連邦軍とジオン公国軍のし烈な戦いに巻き込まれた主人公アムロ・レイの成長や出会いと別れ、忘れがたい多数の人物が織りなす名場面をリアルな3Dグラフィックスと書き下ろしアニメで“体感”できるのがウリだ。

細部もがっちり書き込まれたRX-78

 ミッションは20以上。大きく3種類に分かれ、市街戦や接近戦、護衛戦、時間制限戦闘など多彩だ。

ミッション 内容
地上ミッション 基本的なミッション。重力下でジャンプや奪取を駆使して戦う
宇宙ミッション 天地がない無重力空間を飛び回る
射撃ミッション 白兵戦FPSやホワイトベースの機銃座からの射撃など
リアルに再現されたサイド7。ザクの向こうに見える格納庫は劇中に登場するあそこ
左上隅にMS用エレベーターが

 各ミッションでは、ナムコが注ぎ込んだ技術で超本格的なバトルを楽しめる。地上ミッションのフィールドは、「エースコンバット」シリーズの「広範囲地形描写ノウハウ」で再現。例えば第1話の舞台となるサイド7は「長さ15キロ、直径6.4キロ」の“実寸”で描かれているのが特徴だ。

 しかも、連邦軍のMS開発施設や、フラウ・ボウの両親が爆死した道路など、作中に登場する場所がそのままフィールド中に再現されている。激しい戦闘の最中におなじみの場所を探し出す楽しみもありそうだ。

 MSの動きは「鉄拳」「ソウルキャリバー」シリーズの「モーション作成・管理ノウハウ」により実に滑らか。左右のアナログスティックとボタンを使って方向移動やジャンプをスムーズに行え、地上ミッションでは急速な方向転換「スラスターターン」や二段ジャンプで敵MSの後ろを取る、といったダイナミックな戦闘を楽しめる。

ミッションを劇中と同じ状況でプレイすると「メモリアルアクション」が発動。例えばサイド7のザクはバルカン砲でも倒せるが、ここはやっぱりコロニーを傷つけない配慮が欲しいわけで、つまり……
宇宙ミッションでは無重力空間でMS戦。バンダイのリクエストで「着床」概念が導入され、戦闘中に戦艦に取り付くことができる。ホワイトベースの下側に着床して敵MSを狙撃する、というように、天地の感覚がない宇宙空間ならではの戦闘方法もアリだ

 特筆すべきは、新エンジンの搭載で実現した「射撃ミッション」。ここではMSには搭乗せず、生身の人間として戦闘。ホワイトベースの機銃座からの対空射撃や、船内?での白兵戦で敵を撃退する。「一兵卒の視点で一年戦争を体験せよ!」。

ホワイトベースの機銃座からドップを迎撃。ブライトに怒られることもあるそうで、「弾幕薄いよ、何やってんの!」なんてお叱りを期待

 ミッションの間にはアニメの名場面の再生でストーリーを盛り上げる。アニメ部分は新作・オリジナル声優による新録。もちろんミッション中もセイラさんが励ましてくれるし、BGMも原曲と抜かりはない。

プロデューサーを務めるバンダイの堀内美康氏(左)とナムコの東山朝日氏。堀内氏は「白兵戦ミッションではホワイトベースの銃座視点からの戦闘もある。目の前をドップがかすめて飛んでいくなど、本当に戦争を感じさせる、ある意味恐いシチュエーションだ。一年戦争を体感するのに必要なものとして導入した」。東山氏は「原作がある作品なので、再現性の高さがユーザーの喜びにつながると考えている」
バンダイの鵜之沢伸常務(左)は「ナムコからは『エースコンバットでは何キロ先の航空機までちゃんと再現しているんです』とプレゼンを受けた。新作を見ると、ちゃんとした物理計算で動いているな、と感じる」と脱帽。応援に駆け付けたソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンの竹野史哉プレジデントは「ガンダム世代垂ぜんのソフトが登場しそうだ」と期待

プレミア度が高い「GUNDAM THE BEST」や購入特典DVD

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」