シリーズ最新作「シャドウ ハーツ フロム・ザ・ニュー・ワールド」が発売決定

斬新な戦闘システム「ジャッジメントリングシステム」などで話題を呼んだRPGのシリーズ最新作が登場。主人公はこれまでと同じなのか?舞台はどこになるのか?ここに公開。

» 2005年03月18日 22時49分 公開
[ITmedia]

 アルゼは、「シャドウ ハーツ」シリーズの最新作「シャドウ ハーツ フロム・ザ・ニュー・ワールド」を発売することを明らかにした。

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 「シャドウ ハーツ」シリーズは、2001年に第1作が発売されたRPGで、独特な世界観に加えて、特徴のあるバトルを演出する「ジャッジメントリング」システム、そしてシリアスながらも、笑いも忘れないストーリーで、人気を得ていたシリーズだ。

 ――1929年。史上稀に見る好景気の裏側で、暴力と闇の力に支配されていたアメリカ大陸。数年前、ジョニーは大きな事故に巻き込まれ、その際に家族と、大切な記憶を失った。父親は莫大な額の遺産を遺したが、ジョニーはそれを継ぐのを嫌い、今はニューヨークで一人の執事と供に私立探偵を営んでいる。

 ジョニーが事故から目覚めたのと同時期、アメリカの各地で、ある怪現象が噂されるようになる。薄緑色の空間が歪み、中から怪物が生み出されるその現象を、人々は「窓」と呼んだ。ネイティブアメリカンの血を引く女性、シャナイアは、窓から出現する怪物を退治する賞金稼ぎの仕事をしながら、各地を旅して回っていた。

 ある日ジョニーの元に、一件の依頼が届く。傷害事件の容疑者で、保釈中に逃亡した男を探し出して欲しい、と。まるで初めから仕組まれていたかのように、簡単に男を発見するジョニー。だが、そこで異変が起きる。

 男の背後の空間が不気味に歪み、そこから姿を現す異形の怪物。一口で男を食い殺した怪物が、次はジョニーへと牙を向けた瞬間、人影が天井を突き破って、ジョニーと怪物の間に舞い降りる。全身を淡い光に包み、人と鳥が融合したかのような幻想的な姿で――

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 こちらからも分かる通り、舞台は第1次大戦の戦勝国として、経済的に大きく発展した若き超大国「アメリカ」。主人公も「II」まで務めていたウルではなく、新しくジョニーという男の子が用意されている。

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photo 街を見下ろす2人組。片方は後に紹介するシャナイアのようだが、もう1人は一体誰なのか?

 とは言え、本シリーズのウリであった「ジャッジメントリングシステム」は健在。しかも本作では、これまでの行動の判定や攻撃の成否、魔法効果の大小などに加えて、さらなる進化を遂げて登場するとのことだ。

photo シンプルな操作ながら、一瞬たりとも気が抜けない「ジャッジメントリングシステム」。その緊張感は本作でも再現されている

現在判明している2人のキャラクターを紹介

大切な記憶を失くした16歳の私立探偵
「ジョニー(Johnny Garland)」

photo 16歳の男性。属性は無。まだあどけなさの残る、ニューヨークの私立探偵。以前に巻き込まれた事故で父と姉を亡くし、その際に自分も記憶の一部を失っている。事故から退院後、父の会社を継ぐのを嫌がり、探偵事務所を開いたまではいいのだが、たまに来る仕事の依頼は、くだらないものばかり。(家出猫の捜索やら、妻の浮気調査やら)そんなある日、怪しげな男から受けた一件の依頼をきっかけに、否応なしに自分の失われた過去と対峙していくことになる。勝気な性格で、まだまだ背伸びしたいお年頃のせいか、無茶な事件に首を突っ込んでは、力不足で空回りすることもしばしば。

精霊の力を宿すガルヴォイ族の戦士
「シャナイア(Shania)」

photo 21歳の女性。属性は闇。精悍な美しさをもつ、ガルヴォイ族の女性。契約を交わした精霊から力を借り受けるという、特殊な能力の持ち主。今は訳あって村を離れ、各地に出没する怪物を退治する、賞金稼ぎの仕事をしている。見た目と違って人当たりは良く、たまに浮かべる微笑みはとても優しげ。だが瞳の奥には、常に憎悪にも似た強い意志を宿している。ニューヨークで起こった事件の最中、偶然出会ったジョニーから、あるモノの力を感じ取り、以後行動を共にするようになるのだが…

最後にオープニングムービーの一部を公開

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photo シャイナと共に街を見下ろしていたのはこの男か?オープニングに出てくることを考えると、彼も仲間になるかもしれない

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photo 禍々しい気を放つこの男は何者なのか?

photo 耳に機械のようなものを付けている女性?果たして敵か味方か

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シャドウ ハーツ フロム・ザ・ニュー・ワールド
対応機種Playstation 2
メーカーアルゼ
ジャンルRPG
発売日2005年夏予定
価格未定
(c)2005 ARUZE CORP.All Rights Reserved.


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