いよいよ始動――コナミのアニメ「極上生徒会」の試写会を開催

3月18日のニュースにて、アフレコ現場のレポートをお届けした「極上生徒会」。いよいよ第1話も完成し、その試写会が行われた。今回はその模様を詳細レポート!

» 2005年03月31日 19時13分 公開
[野原生好,ITmedia]

アニメ「極上生徒会」の全貌が明らかに!?

 3月28日、東京・六本木ヒルズにて、コナミがお送りするテレビアニメ「極上生徒会」の試写会行われた。

 当日は、まずエグゼクティブプロデューサー・永田氏より開会の挨拶が行われ、「こういったコンテンツは、一部のものしかヒットしないと言われていますが、その中でとんがった形として末永く展開していきたい」と語られた。

 続いて、コナミの富田氏が本作品の魅力や見所について説明。「一話完結の誰でも楽しく見ることができる、コメディタッチのバラエティ作品です。肩の力を抜いてさまざまな人に楽しんでもらえる作品となっています」とのことだ。そして、テレビアニメ、ゲーム、コミック連載、ラジオ番組、イベントといった今後の展開についての展望も語られた。

 そして、いよいよ、ヒロイン・蘭堂りの役の田村ゆかりさんが歌うオープニングテーマ「恋せよ女の子」に乗って、第1話の上映開始! 蘭堂りのが、心の友(?)プッチャンとともに宮神学園に転校するところからお話が始まる。そして、ひょんなことからクラス委員に選ばたりのは、それがきっかけで極上生徒会のメンバー(書記)に選出されることに……。

本作品のヒロイン・蘭堂りのは、喜怒哀楽が激しい女の子。すぐ泣き、すぐ怒り、すぐ笑い、すぐ落ち込む。そんな彼女だが、実は特別な力を持っているらしい。そして、手に付けた者の意志と関係なくしゃべり出す人形・プッチャンと奇怪な会話も行うとか……?

 上映会に続き、ここで岩崎良明監督、松倉友二プロデューサー、そして、蘭堂りの役の声優・田村ゆかりさんが登場。この作品で力を入れた点について、岩崎監督は、「登場人物も多いですし、特殊な世界観でもあるので、いかにわかりやすく視聴者の皆さんに伝えられるかを考えて作りました。そして、今までと同じものではなく、新しいものを提示できたらいいなと思っています」と語った。

 そして、この作品の最大の見どころは? との質問について松倉プロデューサーは、「ここがすごいというところはないのですが、この作品は見てるうちにどんどんかわいくなっていく、そういう作りを狙っています。気楽に見てもらって、見てるうちにどんどんハマってくる、どんどんおもしろくなってくる、そんな作品にできないかと思っています。まずは気楽に見て下さい」とコメント。

 続いて、この作品で苦労した点について、田村ゆかりさんは、「りのと人形のプッチャンを一緒にやらせていただきました。収録をするときは別々に録るんじゃなくて、いっぺんに両方録っているのですが、りののセリフなのにプッチャンの声でしゃべりそうになったりと、そういった部分で苦労しました」と語ってくれた。

松倉友二プロデューサー(左)、田村ゆかりさん(中央)、岩崎良明監督(右)もゲストとして登場

 そして最後には、シリーズ構成・脚本を務める黒田洋介氏からの祝辞も読み上げられた。「女の子がたくさん出ている作品ですが、単なる美少女ものではなく、男性にも女性にも受け入れられるような作品を目指して、岩崎監督以下、スタッフの皆様と鋭意作業中です。極上なアニメを目指します」とのことだ。

アニメだけじゃない! ゲーム「極上生徒会」も鋭意制作中!

 PS2ソフトとして今夏発売が予定されている、ゲーム「極上生徒会」。残念ながらその詳細については明かされていないのだが、ここでそのゲーム画面の一部をお見せするぞ。アニメ、ゲーム、そしてさまざまなメディアで展開される「極上生徒会」。そのすべてをを堪能しよう!

極上生徒会
対応機種PlayStation 2
メーカーコナミ
ジャンルアドベンチャー
発売日今夏発売予定
価格未定
(C)2005 KONAMI


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