自分を呼んでくれて嬉しかった――「ロマンシング サガ ‐ミンストレルソング‐」伊藤賢治氏によるトークショー&サイン会が開催
本作の音楽を担当した、「サ・ガ」シリーズではお馴染みの伊藤賢治氏を招いてのトークショー&サイン会が開催され、収録されている楽曲や、本作の制作に参加した経緯が語られた。
既報の通り、スクウェア・エニックスは、プレイステーション2用RPG「ロマンシング サガ ‐ミンストレルソング‐」が本日発売されたことを記念して、本作の音楽を担当した伊藤賢治氏を迎えてのトークショウ&サイン会を、ヨドバシカメラ 新宿西口本店ゲームホビー館にて行った。
現地に着いた時にはすでに多くのファンが集まっており、伊藤氏の人気の高さを感じることができた。そして伊藤氏の登場と共にトークショウがスタート。
まずは、本作の音楽担当をすることになった経緯について「2年ほど前に河津さん(本作ディレクター)から連絡があり、「ロマンシング サガ」のリニューアルを考えているんだけど一緒にやらないか、と持ちかけられた。驚きもあったんですが、自分を呼んでくれて嬉しかった。」と振り返ってくれた。
なお、本作の楽曲に関しては「バトルだけでも10曲以上は作った。これまでに公開されている曲は激しいものだと思いますが、『ロマンシング サガ2』や『ロマンシング サガ3』で流れていたロックやテクノ、ラテンっぽい曲もあるので、プレイしながらどこで流れるのか探してみてほしい」と語っていた。
30分という短い時間でのイベントということもあり、ここでトークショウは終了。続いては集まったファンお待ちかねのサイン会へと突入。多くのファンが集まったにも関わらず、伊藤氏はその1人1人と握手を交わし、声を掛けていたのが印象深かった。
サイン会も無事に終了し、最後には伊藤氏から集まったファンへ「1人クリアしただけでは全部を理解したとは言えないので、全員分、ゆっくりと楽しみながらプレイしてください。」との言葉が贈られて、イベントは終了した。
さまざまな思いが重なり、リニューアルに至った「ロマンシング サガ ‐ミンストレルソング‐」。伊藤氏の言葉ではないが、13年(スーパーファミコン版は1992年発売)の時を経て生まれ変わった本作を、心ゆくまで楽しんでもらえればと思う。
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