小島秀夫氏、「Metal Gear」シリーズ新作3本について語る――コナミプレスカンファレンス

コナミの小島秀夫氏は、それぞれハードの異なる「Metal Gear」シリーズの新作を3タイトル発表。次世代機「PLAYSTATION 3」にて発売する「METAL GEAR SOLID 4(仮)」などが初登場。

» 2005年05月18日 21時37分 公開
[ITmedia]

 既報の通り、コナミは2005年5月17日(米国時間)にプレスカンファレンスを行った。その際、「Metal Gear」のプロデュース、監督などを務める小島秀夫氏より、本シリーズの新作3本が発表された。

photo 小島秀夫氏

METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE

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 まず紹介されたのは、「METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER」に収録された本編全ステージに加えて、「猿蛇合戦(ソリッド・スネークとピポサルの対決」のステージ追加、さらには好みのフェイスペイントや迷彩服で映像シーンを鑑賞できる「デモシアター」や、クリア後ならばボスキャラクターとの対戦がいつでも可能な「デュエルモード」など、数々の要素が追加された「METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE」。

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 完全版とも言える内容の変更・追加を行ったことについて小島氏は、「前作(METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER)の評判は良かったのですが、上からの俯瞰視点であったため、カメラをぐるぐる回せる3D視点になるようにしました。もちろん従来の上俯瞰のカメラでも遊べます」とコメントしている。

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 また、本作の特徴としては、ファン待望の「オンライン対戦」が実現したことが挙がる。「チームに分かれてフィールド内で戦うモードと、ひとりがスネーク、後は敵兵となりスネークを探したりします。モードの中にも細かいルール分けがされており、非常に楽しめるものとなっていますので、ご期待ください。」と、小島氏は語る

 チーム戦か1対多人数か、遊び方は人それぞれだが、一兵士となってスネークを追い詰めてみる、というのも面白いかもしれない。

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 なお、その他の新要素としては、本シリーズの原点でもあるMSX2版「METAL GEAR」と「METAL GEAR2」が復刻して収録されることが明らかになっている。これらのMSX2版タイトルは、「METAL GEAR SOLID 3」後の話であるため、登場キャラクターのその後を楽しむことができるとのことだ。

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METAL GEAR ACID 2

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 続いてはPSP版「METAL GEAR」シリーズの最新作「METAL GEAR ACID 2」。「『METAL GEAR ACID』は『METAL GEAR SOLID』を何とか携帯ゲーム機で遊んでもらいたいという思いから制作しました。ですが、アクションは難しいということで『METAL GEAR SOLID』の良さを残しつつ、カードゲームすることにしました」(小島氏)

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 上記発言にもある通り、本作はアクションではなく、頭脳を駆使する戦略潜入カードゲームとなっている。プレイヤーはキャラクターの行動を左右するアクション・武器カードを使い、さまざまなミッションをクリアしていくこととなるのだ。

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 なお「METAL GEAR ACID 2」では、まったく新しいグラフィックエンジンが採用されている。これに関して小島氏は「『METAL GEAR SOLID』の世界観を踏襲するということで、『METAL GEAR ACID』は非常にダークなトーンになっていました。ですが、本作はよりコミック的な色調を元に作っていますので、携帯ゲーム機としても見やすくなっています」と述べている。

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 具体的には、カラーリングやキャラクターの輪郭線が強調され、戦闘の臨場感を表現する視覚的演出により、カードの使用効果がより分かりやすくなっている点などが挙がるとのこと。また、北米版「METAL GEAR ACID」には搭載され好評を得ていた通信対戦が、引き続き採用されることも合わせて発表された。

METAL GEAR SOLID 4(仮)

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 小島氏のプレゼンテーションも終盤を迎え、“No Place to Hide”(隠れるところはない)の表示と共に、次世代機「PLAYSTATION 3」向けソフトとして「METAL GEAR SOLID 4」の紹介が行われた。

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 とは言え、流されたムービーはゲーム本編とは関連性がありそうなものではなく、スネークとライデン(その他兵士の皆さん)出演によるパロディムービーであった。小島氏も「あくまでもトレイラー映像です。お笑いゲームではありませんので」とコメント。

photo 流されたトレイラームービーを一部抜粋。小島プロダクションの看板を背景に兵士に追いかけられるスネーク
photo かと思えば、皆で椅子取りゲームを開始……スネーク負けてる?
photo スネークはこんな勇ましい姿でも登場していた

 本作の内容については、「ゲームコンセプトは“隠れるところはない”。これまでのシリーズは人工物やジャングルが舞台でしたが、今回は場所ではなく、状況になります。詳しくは言えませんが、隠れる場所がないような状況での潜入ということになります」と、何とも気になる発言がなされていた。

 なお、ストーリーは「METAL GEAR SOLID 2」の後で、近未来の話となる。主人公はソリッド・スネークで、これまでのキャラクターも総出演。さらには、オンラインにも対応することが明らかにされた。また、本作の形が見えてくる時期については、「来年のE3ではもっと具体的なものが見せられると思いますので、それまではしばらくお待ちください」と語り、小島氏によるプレゼンテーションは終了となった。

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