豪華キャストそろい踏み――「ドラッグオンドラグーン 2」完成披露会(1/3 ページ)

スクウェア・エニックスが6月16日に発売を予定している「ドラッグオンドラグーン 2 -封印の紅(あか)、背徳の黒-」の完成披露会が本日6月2日、お台場のシネマメディアージュで開催。小雪をはじめ、豪華キャスト陣も駆けつけた。

» 2005年06月03日 00時05分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 スクウェア・エニックスが6月16日に発売を予定しているプレイステーション 2用ソフト「ドラッグオンドラグーン 2 -封印の紅、背徳の黒-」の完成披露会が行われた。

 この完成披露会は「ドラッグオンドラグーン 2」の持つ世界観を最大限に表現するために起用された本格的な演技力を持つ豪華キャストの挨拶のほか、中島美嘉の歌う主題歌「ひとり」の楽曲提供のみにとどまらず、ゲーム本編のサウンドコーポレーションプロデューサーとして参加している松本良喜氏を含めた制作スタッフの挨拶や、シークレット映像が上演されたりと盛りだくさんな内容。

 まずはシアターでの披露会の前にちょっとしたパフォーマンスが。シアター前にあるアトリウムに敷かれた赤絨毯の上を、今回声の出演をしているキャストの小雪さん、勝地涼さん、相武紗季さん、池畑慎之介/ピーターさんの4人が会場入りしていく。

右からマナ役の小雪さん、ノウェ役の勝地涼さん、エリス役の相武紗季さん、そして前作の主人公カイムとカイムが契約したレッドドラゴンのアンヘルを再び演じる池畑慎之介/ピーターさん

 「ドラッグオンドラグーン 2」は、2003年9月に発売し約30万本を販売し、その年のオリジナルタイトル第1位を獲得したアクションRPGの第2弾。前作「ドラッグオンドラグーン」は、地上での剣と魔法で戦うアクションと、ドラゴンの背に乗り空中で戦うシューティングアクションという異なるアクションシステムを採用。そのダークストーリーとピーターこと池畑慎之介氏が、主人公「カイム」とその相棒「レッドドラゴン・アンヘル」の2役をダブルネームで、また、唐沢寿明氏が主人公の親友である「イウヴァルト」を演じ、ゲームという概念を超えた戯曲的な演出で大きな話題を得ていた。

 本作「ドラッグオンドラグーン 2」は、その異なる2種類のアクションシステムをさらに改良。前作の18年後の世界が舞台で、少年のノウェとドラゴンのレグナを中心とした物語で、独特のダークスト−リーと多面的なゲーム性、そして戯曲的な演出がさらに磨かれた作品となっている。

 完成披露会は、シアター内でのオープニング映像のあとキャストの紹介でスタートした。登壇した小雪さんは前作で深い罪を犯したマナを演じた。

 「マナという過去にトラウマを抱える女性を演じさせてもらいました。この作品には、いろんな人間の背景が描かれています。こういうゲームの声は、初めて演じさせていただきましたが、楽しかったのと同時にすごく勉強になりました。いろんなことを感じてほしい作品です。人としての成長過程が描かれています。小さいときのトラウマや孤独感とかそういったものを抱える主人公に生き方の指針を与える深い役です」とマナについて自分と重なる部分があると明かす小雪さんは、不思議な力を持った彼女がひとりの人間に変化していく、そんな心理描写の深さを感じ取ってほしいと語った。

マナ
18年前、世界崩壊の危機を引き起こした張本人。現在は封印騎士団の犠牲となっている弱き人々を救う解放者として日々を送っている。騎士団直轄区で生きる人々からは“聖女”と呼ばれ慕われている。もっとも本人は“神”や“奇跡”の類をいっさい信じておらず、常に冷静に合理的に事態を収拾しようと知識を蓄え、努力を重ねている。口数は少なく、いつも落ち着いている。たえず口元に微笑みを浮かべ、どんな困難にもひとり立ち向かっていく

 ノウェを演じた勝地涼さんは「はじめての声の出演で緊張しました。ノウェのイメージを壊さないよう心配していたのですが、スタッフの皆さんに盛り上げていただき、とてもリラックスでき、楽しい仕事ができました。ゲームの世界なんで非現実的なんですけど、とてもなりきって演じることができました」と主役の重責も果たした様子。

ノウェ
封印騎士団に属する青年。竜語を操り、ドラゴンと常に行動を共にしているところから、封印騎士団の中には彼を「竜の子」と呼び、畏怖と嫌悪をあらわにする者も多い。その彼を神官長セエレは“救世主”と名指しする。感受性が強く、自分なりの正義感を持ち合わせている。ただし、その生い立ちゆえ、なかなか人に心を開かない。レグナを父親のように慕っている。

 とある貴族の家系に生まれ封印守護に殉ずる女騎士エリスを演じる相武紗季さんは――「私もはじめての経験で戸惑うことばかりでしたが、スタッフの皆さんに助けられました。エリスが貴族出身という難しい役でしたが、自分にとって新しい可能性を感じさせてくれるものになりました。エリスが自分にとって大切な存在になったように、皆さんにとってもそういう存在になれればいい」と、戸惑いながらも充実できたとのこと。

エリス
幼くして封印騎士団に預けられた彼女は、生来の才能と負けん気により、めきめきと実力を発揮、重要なポストの最年少記録を次々と塗り替える。同じく封印騎士団に育てられたノウェとは幼なじみにあたる。家柄を感じさせる気高さと凛々しさを持ち、負けん気も誇り高さも人一倍。ノウェを男として意識する一方、封印騎士団としての自覚に足りない彼に対してもどかしい感情を抱いている

 前作から続投となるピーターこと池畑慎之介さんは「性を持たないドラゴンと表裏一体な存在であるカイムは、心のどこかでは愛し合っているのではないかと思っています。とはいえ、ドラゴンの気持ちまではよくわからないので、どういう風に表現していいかわからなくて苦労しました。とくに本作ではドラゴンを主に演じているのですが、擬音が多くて“あー”とか“うー”とかしか言ってない(笑)。現実にないものの声という、とても面白い経験をさせていただきました。これからもまたいろんな役に挑戦していきたいです」――と再会に感慨深いものがあると語った。


 また、都合のより会場に来れなかったドラゴン・レグナ役の原田芳雄氏からは――「ゲームというものを普段の生活ではほとんどやりませんが、こうやって画面を見ると、映画やテレビとはまた違った映像作品としての領域に達しているのかもしれません。今回の役はドラゴンと聞いて興味を持ちました。人間ではない生き物を演じる、というのもゲームだからこその役でしょう。とはいえ、このドラゴン・レグナは人間以上の存在にして、ノウェの父親。演じる上で、普段の演技と大きく変わるものではありません。時に優しく、時に厳しく、ノウェの父親、人生の先輩として“吼え”させていただきました。ぜひゲームをやって、父親と息子のドラマをご覧ください。息子は父親を超えられるのか……」とコメントを紹介。

レグナ
ノウェを育ててきた保護者。ノウェと共に封印騎士団陣地で居住している。ノウェ以外の人間に打ち解けることもなく、ドラゴン族らしい誇り高き態度を崩さない。ノウェに対して父性を感じさせる言動が多い。時に口うるさくもある。ドラゴン族特有の知識や含蓄を持ちつつも、たびたび粗野な面が顔を出す。飄々と人間を傍観している節があり、優しさと冷たさを同時に感じさせる要因となっている

スタッフを紹介

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