ディースリー・パブリッシャー「新選組・恋華の宴」――歌で殺陣で寸劇で大盛り上がり
7月10日、東京・九段会館にてディースリー・パブリッシャーから発売されているプレイステーション2用ソフト「幕末恋華・新選組」のイベントが催された。
ディースリー・パブリッシャーは、幕末動乱期の京都を舞台にした恋愛アドベンチャー「幕末恋華・新選組」の出演者によるイベント「新選組・恋華の宴」を、7月10日東京・九段会館にて行った。
「幕末恋華・新選組」初のイベントは、「昼の部」と「夜の部」の2回に分けられ、「昼の部」では近藤勇役の森田成一氏、山南敬助役の小西克幸氏、永倉新八役の森久保祥太郎氏、藤堂平助役の松野太紀氏、斉藤一役の三木眞一郎氏の5人が出演。「夜の部」では三木氏に代わり、才谷梅太郎役の櫻井孝宏氏が登場した。それでは、記者が取材した「夜の部」をリポートしよう。
会場が暗転すると、新選組の浅葱色の衣裳を身にまとった森田氏と森久保氏と小西氏の3人が客席後方から登場し、縦横無尽に駆け回り、練習を積んだという殺陣を披露すると会場からは拍手と歓声が上がる。「幕末恋華・新選組」のテーマソングに合わせ、ぶっつけ本番でもぴたりと合ったという3人の絶妙なアクションで、オープニングを飾る。
かっこいいオープニングのあとは、登場した3人による「寸劇 〜華の入隊試験〜」。新選組に新たに入隊する候補者たちを試験するという設定なのだが、局長近藤役の森田氏の“自由すぎる演技”に翻弄され、話はすぐに脱線。入隊試験が、いつの間にやら人気投票をすることに変更になってしまう。ゲーム中にもある決めセリフで対決するということで、会場からの拍手の大きさで優劣をつけることになったのだが、3人とも甲乙つけがたく、独断で森田氏の勝利となった。
続いて森田氏によるスペシャルライブに。本邦初公開となる「いとしさの中に」を熱唱した。このスペシャルソングは、今のところは発売される予定がなく、このイベントに来たラッキーな方のみが聞くことができたバラードとのこと。
その後は、やはり会場になだれ込んで登場した才谷役の櫻井氏と、藤堂役の松野氏を加えての「朗読劇 〜新選組史上最大の危機!?〜」を上演。江戸にツネという奥さんがいるというのに、近藤が京都で浮気を繰り返しており、それに対して苦情や非難が寄せられているのでなんとかみんなで浮気をやめさせようと苦慮するといった内容で、笑いあり、涙(?)ありの楽しい朗読となった。
衣裳を普段着に着替えた5人がそろって朗読劇を披露。それぞれのキャラに合わせて、時にはアドリブもかましつつ、進行していく
松野氏が司会を務める某番組を模した「新選組 恋華の胸騒ぎ」では、「私が他のメンバーより優れている点」「それって別にカッコ良くないぞと言いたい瞬間」などのテーマに沿って、プライベートを赤裸々に答えていく。
「私が他のメンバーより優れている点」では、森田氏が「ケガが多い(外傷)」とケガ自慢をはじめると、メンバーが次々と痛〜いケガの話に展開。「それって別にカッコ良くないぞと言いたい瞬間」では、森久保氏がバイクで日焼けしてしまい、メークで誤魔化しているけどサングラスのせいでパンダみたいになっていることを暴露。肌もボロボロで、森久保氏が歩くたびに剥けた皮が落ちてくる、と全員に突っ込まれていた。ちなみに落ちた皮にサインをしてプレゼントするなんてことも話していたが、実現はしなかったようだ。
「大抽選会」の後に行われたのは、「幕末恋華・新選組」からちょっと離れて、ディースリー・パブリッシャーの最新作「うるるんクエスト 恋遊記」の紹介に。松野氏の司会の元、「うるるん」で主題歌も歌う森久保氏がゲームの説明をし、オープニング曲「霧の向こうで」と、エンディング曲「目覚めたら」を熱唱した。ちなみに「うるるんクエスト 恋遊記」は発売日を延期していたが、このたび7月28日に発売されることが発表された。森久保氏の歌も聞くことができる!
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