パッドでプレイしたっていいじゃない――「ポップンミュージック11」を遊ぶ(1/2 ページ)
専用コントローラでのプレイが推奨される本作だが、パッドだけで遊び続けている人が多いのも、また事実。その1人である筆者が、最新作をパッドで100%クリア記念で、パッドプレイヤーの視点に立ったレビューをお届けする。
音ゲーの歴史は「パラッパラッパー」から始まった
今では立派に1ジャンルとして確立している音ゲーだが、その歴史は比較的浅いのを知っているだろうか? 音ゲーの元祖は、1996年12月にSCEから発売された「パラッパラッパー」(以下パラッパ)なのは間違いない。
それまで、音に合わせてボタンを操作するというゲームは見られなかっただけに、パラッパの登場は当時のゲーマーに衝撃を与えた。何せ、自分の意志でキャラを操作するのではなく、リズムに合わせて指示されたボタンを押すという、これまでにまったくなかった操作体系が採用されていたからだ。発売すぐに爆発的なヒットとはならなかったが、口コミなどでその人気に火がつき、やがては誰もが遊べるゲームと認知され、最終的にはミリオンセラーとなる。
少なくとも、パラッパがなければ、今の音ゲーはあり得なかったと言えるだろう。その後、パラッパをベースとしたゲームが数多く出現するものの、二番煎じが人気を保つことはなかった。
そんな中で現れたのが、コナミが現在では“ビーマニ”シリーズと呼ぶ、一連の音ゲーだ。特に、最初にブレイクを引き起こしたビートマニアは、それまでの音ゲーとは一線を画す内容で、全国各地のゲームセンターで大ブレイクとなった。一部のメーカーは、模倣品とも呼べるものをリリースするものの、やはり本家にかなうことはなく消えていったのを覚えている人もいるだろう。ビートマニアで大成功を収めたコナミは数々の音ゲーをリリースし続け、そのほとんどが現在までシリーズ化され現役稼働している。
中でも、コンシューマ機に移植されてロングヒットを続けているのが、ビートマニアシリーズとポップンミュージックシリーズだろう。そんなポップンミュージックシリーズは、誰もが知っている曲などを収録して間口を広げ、キャラクターの魅力も相まって今でも人気が衰えることはない。その最新作となる「ポップンミュージック11」が、いよいよ発売になる。
数多くのモードがあるので、何度でも遊べる
とはいえ、今では音ゲーと聞くと「ああ、あの手のゲームは難しくて……」と敬遠する人が増えたのは事実。それは、これまでに発売された音ゲーのほとんどが、他の作品と差別化すべく難しい操作体系を導入していたことに起因するのではないかと、勝手に推測している。
そんな中にあって、ポップンミュージックの操作方法は、極めてシンプルだ。ボタンが9つのみで、他の操作は一切ない。本当の意味で、タイミングを合わせてボタンを叩くだけというリズムゲームとして作られている。これならば、不安になる要素はなにもないはず。しかし、いきなり9つものボタンを操作するのは、正直厳しい。そこで、あらかじめ解決策が用意してある。
プレイ開始時に、9ボタンまたは5ボタンを選択できるようになっているのだ。5ボタンであれば、パッドなら十時キーの←(左の緑)↑(左の青)→(中央赤)+□(中央赤)△(右の青)○(右の緑)しか使わないので、すぐにプレイできるはず。ちなみに中央赤は、方向キーの右と□ボタン、両方が対応している。
不安が払拭できたところで、改めてゲームの内容を見ていこう。基本は、画面上から降りてくるポップ君が判定ラインとピッタリ重なった瞬間に、対応したボタンを押すだけ。ジャストタイミングならばGREAT判定だが、若干ずれるとGOODになり、さらに外れるとBADとなる。GOOD以上の判定でグルーヴゲージが上昇し、曲が終わった時点でGOODゾーンに入っていればステージクリアとなる。
メインの“アーケード”には、複数のモードが用意されている。ノーマルモードなら、1ステージ目のクリア可否に関わらず、最低でも2ステージがプレイできるようになっている。ステージ2をクリアすれば、ステージ3が遊べる仕組みだ。
他にも、ミスをするとゲージが減るが4曲までプレイできるエキスパートモードや、2人で対戦できるバトルモード。クリアすればイラストがゲットできるチャレンジモードに、質問に答えていくとプレイヤーにピッタリの曲を自動で選んでくれるオススメモードが用意されている。
“フリー”では、好きな曲を何度もプレイできるだけでなく、後述するマイレージも一緒にたまる。トレーニングでは、特定曲の一部だけを繰り返し練習することもできるので、苦手部分の攻略に役立つだろう。スタディランドは、ポップンシリーズを始めてプレイする人のための、いわばチュートリアル。ゲームの基礎から解説してくれる。
プレイヤーは最初にモードを選択し、アーケードなら更なるメニューを選ぶことになる。その後、いくつの数のボタンでプレイするかを選択すると、曲一覧が表示されるのだ。ここからプレイしたい曲を選ぶと、いよいよプレイ開始となる。あとはリズムに合わせて、ポップ君に対応したボタンを押すだけ。
今回のシークレットは、世界旅行で集める!
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当時、ユーザーの度肝を抜いたタイトル。あまりの斬新さに、最初はおもしろさが理解できなかったほど
現在はIIDX9thstyleが発売されているが、筆者には難しすぎて、まったくついていけない……
前作からたったの8カ月で新作が登場。発売はもう少し後だと思っていただけに、嬉しい誤算
どれを選んでも、必ずボタン選択画面が表示される。ボタンが5つだけなら、難しい曲も余裕でクリアできるかも
最後に1ゲージでもGOODゾーンに残っていればクリア。あきらめずに頑張ろう
ステージ2をクリアすれば、ステージ3もプレイできる。アーケード(ゲームセンター)版と同じ仕様だ
演奏中はグルーヴゲージが一切回復しないエキスパートモード。でも、4曲プレイできるのが嬉しい
3ボタンで演奏するバトルモード。友達と熱い戦いを繰り広げろ!
さまざまな条件をつけてプレイできるチャレンジモード。クリアすれば、イラストがゲットできる
曲選択に迷ったら、オススメモードをチョイス。今の気分に合った曲を選んでくれる