ナムコやコナミなど国内大手パブリッシャーがタイトルを多数発表Xbox Summit 2005詳細リポート その2(5/5 ページ)

» 2005年07月26日 02時59分 公開
[平澤寿康,ITmedia]
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「首都高バトル」シリーズの新作や「天外魔境ZIRIA」なども登場

 実際に登壇して発表されたタイトルは以上だが、それ以外にも様々なパブリッシャーのクリエイターがビデオで登場し、Xbox 360向けタイトルの投入について語った。最後にその内容を紹介しておこう。

 フロムソフトウェアは、「エム〜エンチャント・アーム〜」というRPGの制作を発表。こちらは、これまでのフロムソフトウェアのリアルタイムアクションといった要素は少なく、ストーリーをしっかりと追っていくような、王道RPGに仕上げていくように取り組んでいるそうだ。

画像 フロムソフトウェアの竹内将典氏は、新作RPGの「エム 〜エンチャント・アーム〜」が紹介された
画像 主人公と思われるキャラクターの映像。クオリティはかなり高そうだ
画像 内容は、オーソドックスなRPGだが、フロムソフトウェアならではの仕掛けも用意するそうだ
画像 ネットワークプレイに対応するのかといった詳細は不明。基本的にはシナリオクリアタイプのようなのでオフラインRPGになるものと思われる

 エレクトロニック・アーツも、日本市場向けとして3タイトルを発表。中でもサッカーゲームの「FIFA Road to the World Cup」は、人気サッカーゲームの新作で、これまで以上にリアルなディテールやモーションが実現されたタイトルになるそうだ。

画像 エレクトロニック・アーツのスタン・チャウ氏は、EAお得意のスポーツゲームを中心に紹介
画像 EAの人気サッカーゲームの最新作「FIFA Road to the World Cup」。これまでのFIFAシリーズを大きく上回るリアルさが特徴
画像 プレーヤーの競り合いなど、まさに実写映像を見ているかのようなリアルさが実現されている

 元気からは、「首都高バトル」シリーズの新作が投入される。今まで処理速度の問題で実現できなかった表現が簡単にできてしまうので、非常にクオリティの高いレースゲームとして投入されることになりそうだ。また、ネットワークも視野に入れて開発しているそうなので、これまでの首都高バトルシリーズとは異なる楽しみも増えそうだ。

画像 元気の浜垣博志氏は、同社の看板タイトルである「首都高バトル」シリーズの最新作がXbox 360向けとして登場することが発表された
画像 Xbox 360の圧倒的なパワーをベースに、細部に至るまでリアルな描写を実現している
画像 首都高や風景の再現はもちろんのこと、アスファルトにあいた穴までも再現できるほどだそうだ

 ハドソンは、広井王子氏のデビュー作である「天外魔境ZIRIA」のリメイク版となる「天外魔境ZIRIA -遙かなるジパング-」をXbox 360向けとして投入する。広井氏自身非常に思い入れの強いタイトルだそうで、当時やりたくても出来なかったことを盛り込んで制作されるそうだ。

画像 ハドソンからは、広井王子氏のデビュー作である「天外魔境ZIRIA」がXbox 360向けとして登場することが発表された
画像 PCエンジン CD-ROM2版の天外魔境ZIRIAをベースとしてリメイクされる。キャラクターデザインは辻野寅次郎氏、音楽担当は坂本龍一氏と、こちらもオリジナル同様だ
画像 Xbox 360版では、PCエンジン版で出来なかったことを盛り込んで、大幅なスケールアップを実現
画像 アニメーションシーンもふんだんに盛り込まれることになるようだ

 ちなみに、広井氏はXbox 360のことを「ちょっとなめてましたね」と語った。「通常の次世代機だろう、と思っていたが、化け物エンジンが乗っかっていた」と感じているそうで、描画能力がすごいが、開発費をそれほどかけずに描画能力を引き出せるという点も非常に驚いているといったコメントも聞かれた。

画像 会場で発表された、国内でXbox 360参入を表明しているパブリッシャーの一覧。現時点では全37メーカーで、42を超えるタイトルの開発が進んでいるそうだ。具体的なタイトル名は今後続々発表されていくことになるだろう
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