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» 2005年08月19日 16時20分 公開

“絶対に負けられない戦いが、そこにはある”「EVO2005」終了――結果は……?EVO2005 チャレンジ!:(1/2 ページ)

去る8月12日〜14日の3日間、アメリカ格闘ゲームトーナメント「EVOLUTION2005」がラスベガスで開催。「ストリートファイターIII 3rd Strike」、「鉄拳5」など、数々の格闘ゲームのトッププレイヤーが集ったイベントに乗り込んだわけだが……。

[松井悠,ITmedia]

「ホリ」さんにオリジナルスティックを作って頂きました!

 リアルアーケードPRO.などのコントロールデバイスでおなじみのホリさんに前回の記事でお願いした「ストッキング松井オリジナルモデル」のジョイスティックが渡航直前にできあがった。

 お願いした要素の「天板のデザイン」と「スティック&ボタンのメンテナンス」はばっちり反映され、外側のカラーはリアルアーケードシリーズにはない深紅。見た目も非常に目立つため「EVOLUTION2005」(以下、EVOLUTION)会場でも非常に好評で「それはどこで売っているんだ?」と聞かれることもしばしばだった。使い心地はベースが「鉄拳5スティック」なだけに、アーケードでゲームをしている自分にはばっちり。なにかと時間のない中、無理を通して頂いたホリの大神氏、土屋氏、本当にありがとうございました。

ボタン、レバーのメンテナンスをしやすいよう、天板を手で開けられるネジ式にして頂いた
天板を開くと、中には配線が通っている。これをつなぎ変えることで、様々なゲームに対応できる

真夏のラスベガスでゲーム三昧!

 8月10日早朝、夏真っ盛りのラスベガスに出発した筆者たち一行。荷物のX線チェック時にモニターにくっきりと映し出されるジョイスティックやプレイステーション 2を空港職員さんに怪訝そうな顔で見られながらも、無事に現地入りを果たした。その後、ホテルで練習を開始するか……と思ったらプレイステーションが起動しないというトラブルが発生してしまった。

 仕方がない、と向かった先はラスベガス最大のゲームセンター「GAME WORKS」。カジノの街という印象が強いラスベガスだが、それでもゲームセンターはいくつかある。このお店はプレイカードを購入するスタイルで、1日のフリープレイが35ドル、1クレジットが50セントから3ドルと、日本のゲームセンターとそう変わらない価格設定だ。

 早速「鉄拳5」をプレイしてみると、スティックやボタンは日本の純正筐体と大差ないし、日本のカードとは互換性がないもののキャラクターカードも利用できる。アメリカの対戦スタイルは日本のゲームセンターで多く見かける1台1プレイヤーの“対戦台”ではなく、1台の筐体に2人横並びでプレイする。いきなりガタイのいいお兄さんが隣に来て少しびびり気味の筆者。

 数回対戦した後にお兄さんから、「おまえらEVOLUTIONに来たのか?」と聞かれたので拙い英語でいろいろと話をすると、常連らしきプレイヤーが5人ほど集まってきた。彼らはゲームセンターで遊ぶことは少なく、ほとんど誰かの家に集まって家庭用ゲーム機でプレイすることが多い、という。数時間遊んだ後、会場での再会を約束して彼らとお別れし、ゲームショップで北米版プレイステーション 2と鉄拳5を購入、ホテルでの練習を開始した。

パーツは日本の筐体と変わらないものの、パネル部分の高さや、ボタンの位置などが若干日本と異なっている。メンテナンスは……日本の方がいいかも

リゾートホテルにゲーマーが集結!「EVOLUTION2005」開幕。

 ラスベガスのメインストリートからタクシーに揺られること30分、EVOLUTIONの会場となる「GREEN VALLEY RANCH」に到着した。会場付近はラスベガスの再開発地域になっており、現在巨大なホテルが次々と建築されている。やや飽和気味なラスベガスの中央部に変わって、新たな観光エリアとして今後注目されている場所だ。ここに、アメリカ、日本、韓国、イギリスなど、世界各国のゲーマーが自らの腕前を披露すべく集結したわけだ。

雲ひとつない晴天に恵まれた「EVOLUTION2005」初日。さっそくホテルの中に入ると……
イベントホール前はこの人だかり。さまざまな国から訪れたのゲーマーが自分のコントローラーを抱えて開場をいまかいまかと待ちわびている

 イベントの初日は各ゲームの予選プールが開催された。EVOLUTIONの予選は、4〜5名で1つのプール(グループ)を作って総当たりリーグ戦を行う。2〜3本先取の試合を行い、先に2試合先取すれば勝利となる。そして上位2名のうち、1位ががセミファイナルの「ウィナーズブラケット」(勝者トーナメント)に、2位が「ルーザーズブラケット」(敗者トーナメント)に進出する、というもの。そして、ウィナーズブラケットに進出したプレイヤーは、そこで敗北してもルーザーズブラケットに移動し、敗者復活戦での勝利を目指すことができる。

 このルールは多くのPCゲーム大会で採用されている「ダブルイリミネーション方式」で、普段負けないような相手に大会でぽろっと負ける……俗に言う「事故」を減らし、強いプレイヤーが勝てるようなルールとして編み出されたもの。普段の実力と近い形で試合を行うことができるメリットがある一方、試合数が通常のトーナメントの倍近くになるため、試合にかかる時間がかなり長くなってしまう。日本では会場となるゲームセンターの通常営業時間中に大会を開催することが多いため、このルールでの大会を行うのはなかなか難しいかもしれない。

会場に持ち込まれたコントローラーのひとつ。このテーブルのように見えるものすべてがコントローラーで、スティックを日本型のマルレバーと、海外型のナスレバーに取り替えられるようになっている
イベントホールの各所で同時に進行する予選の数々。時折悲鳴とも歓声ともつかない声が会場にこだまする

それで、大口をたたいたストッキング松井はどこまでいけたのか?

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