マリオがクッパにさらわれた……助けにいくのはピーチ姫!?――「スーパープリンセスピーチ」

任天堂は、ニンテンドーDS用ソフトとして「スーパープリンセスピーチ」を、2005年10月20日に発売予定であると発表した。タイトルからも分かる通り、本作はピーチ姫を主人公にした横スクロールアクションゲームとなっている。

» 2005年09月05日 16時49分 公開
[ITmedia]

 任天堂は、ニンテンドーDS用ソフトとして「スーパープリンセスピーチ」を、2005年10月20日に発売予定であると発表した。価格は4800円(税込)。タイトルからも分かる通り、本作はピーチ姫を主人公にした横スクロールアクションゲームとなっている。

 なぜピーチ姫が主人公なのか、マリオは? という疑問を持つ人もいるだろう。事の発端はクッパ。マリオに仕返しを企むクッパは、「喜怒哀楽」をおかしくさせるという不思議な力を持つ「キド・アイラックの杖」を入手し、その魔法でマリオたちを捕まえてしまう。卑怯なクッパに怒ったピーチ姫が、マリオたちを救うため、相棒のカッサーとともに冒険の旅へと出発する、となったわけだ。

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photo 捕まるマリオ、ルイージ、そしてキノピオ。残ったのはピーチしかいないと言えばそうなるが……

 現在公開されている情報としては、火山やビーチ、お化け屋敷の中などさまざまなシチュエーションのエリアが8つ(ステージは48つ、さらには隠しステージも……)用意されており、各エリア内に囚われている3人のキノピオを救い出す、といった点が挙がる。

 また、感情を変化させる「喜怒哀楽」システムが採用されているのも大きな特徴だ。これは、ピーチが笑ったり(竜巻を起こして舞い上がる)、泣いたり(大泣きして水をかける)、怒ったり(炎になって燃やす)と、多彩なアクションを行うことができるというもので、ゲーム内に散りばめられた謎を解く、敵を倒す、といった際には、タッチパネルでピーチの感情をいかにコントロールするかが鍵になるとのこと。

photo 通常攻撃は相棒のカッサーを使って行う。しかし、それでは倒せない敵も……
photo そんな時に役に立つのが「喜怒哀楽」システムだ。画面はピーチが炎に包まれる「怒」。ご覧の通り、敵を退散させることができた
photo ピーチが大量の涙を流す「哀」を使えば、植物が育つなど、その利用方法は実にさまざま

 「マリオカート」などはともかく、純粋なアクションゲームでは守られてばかりいたピーチ姫が、今度はマリオを助ける立場になる。この設定だけでも驚きではあるが、ほかのソフトではまず見ることができないであろうピーチ姫の大胆アクションに期待してもらいたい。

スーパープリンセスピーチ
対応機種ニンテンドーDS
メーカー任天堂
ジャンルアクション
発売日2005年10月20日予定
価格4800円(税込)
(C) 2005 Nintendo


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