コナミ、PSP版「イース -ナピシュテムの匣-」を今冬発売――東京ゲームショウ2005に出展
長らくお待たせしていたPSP版「イース -ナピシュテムの匣-」が再始動。東京ゲームショウ2005では手に取って遊ぶことができる!
コナミはPSP版「イース -ナピシュテムの匣(はこ)-」を今冬予定で発売すると発表。2005年9月16日〜18日に千葉県・幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2005」に出展することを明らかにした。
本来ならば今年の1月に発売されるはずだったが、直前で発売が延期となったいきさつのある本作は、元々PC版で人気を博した同名タイトルの移植版となる。同じく今年3月にプレイステーション 2で発売されたものがPC版にはないオリジナル要素を多数追加していたのに対し、PSP版の本作はPC版をできる限り忠実に再現したものになるとのこと。それでも携帯機のPSPだからこそのアレンジは加えられているのだとか。
「イース」は、1987年に日本ファルコムから発売されたアクションRPGで、「イース -ナピシュテムの匣-」はシリーズ6作目にあたる。遥か西「海の果て」を舞台にした本作では、シリーズをやる続けたファンには懐かしいキャラクターが再登場したり、これまで語られることの無かった謎の解明などアドルの冒険を通し、新たな「イース」を色鮮やかに描いている。
本作を語る上で、従来の「イース」シリーズともっとも大きな違いを上げるとすると、見た目もわかりやすくグラフィックが2Dから3Dになったことだろう。フィールドを駆けめぐる本作の魅力を最大限に引き出すために、フィールドの奥行くや景色がより深みのあるものとして蘇っている。
そしてなんと言っても、3D化によって高さの概念が導入されたことだ。アドルはジャンプ動作を行えるようになり、攻撃ボタンを押すことで剣を振り、敵と戦えるようになっている。特に難しい操作は必要とせず、移動キーと攻撃、ジャンプボタンの組み合わせで、アドルは多彩な技を披露する。敵の弱点さえ見つけられれば、アクションが苦手と嘆く方々でも簡単にボスだって倒すことができる。
ストーリー
成り行きでトレス=マリス号に乗り込んでしまったアドルとドギは、海賊たちと共にアトラス洋の難所を目指していた。西方へ向かう船をことごとく呑み込む「カナンの大渦」、その先にあるという「秘宝」を求めて。しかしそれを目前にしたところでロムン艦隊の砲撃に遭ってしまう。逃れるには大渦に突入するしかなかった……船が激しくきしみ、船長の娘テラが海に投げ出されそうになったその時。アドルは自分の身と引き換えに彼女を船へと引き上げたのだった。そして大渦に呑み込まれたアドルがたどり着いた場所は……。
イース-ナピシュテムの匣(はこ) | |
対応機種 | プレイステーションPSP) |
メーカー | コナミ |
ジャンル | アクションロールプレイング |
発売日 | 今冬発売予定 |
価格 | 5040円(税込) |
(C)2003 Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.
※画面は開発中の画像です。
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