主人公はヒロインの“盾”となれ!?「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」戦闘システムが明らかに(1/2 ページ)

バンプレストとガストが共同開発している、プレイステーション 2用ソフト「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」。2回目の紹介となる今回は、戦闘システムの詳細と、新キャラクター3人を公開する。

» 2005年10月19日 21時58分 公開
[ITmedia]

 バンプレストとガストが共同開発している、プレイステーション 2用ソフト「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」。前回の記事では、志方あきこさんが歌う本作の主題歌「謳う丘」お披露目ライブの様子とともに、主人公やヒロインキャラクター、「ムスメ調合」システムなど、ゲーム内容の簡単な紹介を行ったが、今回、新たに戦闘システムの詳細が明らかになっているので紹介していく。

 本作の舞台は、1本の塔と1つの小さな浮遊大陸しかない世界「ソル・シエール」。この世界には森や遺跡、そして塔といったフィールドが存在し、敵やモンスターが出現する。そのエンカウント方法はと言うと、視覚的なヒント「エンカウントバー」と呼ばれるものが用意されており、敵が出そうなのかそうでないのかが分かるようになっている。

photo 「ソル・シエール」イメージイラスト

 例えばフィールドマップの場合、エンカウントバーが青から赤く変わるほどに、敵の出現率は高くなる、といった感じだ。また、フィールドマップによって敵の出現数が決まっているため、敵を倒していくとバーは減っていく。すべての敵を倒せば全滅状態となり、敵は出現しなくなるとのことだ。なお、タウンマップやワールドマップにおいて、敵のエンカウントは発生しない。

photo (写真左)2Dで描かれたフィールドマップ。モンスターなどの敵が出現する危険性があるため、右下のエンカウントバーには常に注意を払っていよう、(写真右)タウンマップ

 次にエンカウント後、つまり戦闘について説明を行っていこう。本作の戦闘では、レーヴァテイルが後衛、そのほかのパーティメンバーは前衛となる。前衛は後衛を助け、時には自分の身を犠牲にすることも必要だ。それはなぜか? 前回の記事でもお伝えしているが、レーヴァテイルは「詩」を力(魔法)に変えて戦うから、というのがその理由となる。

 つまり、後衛のレーヴァテイルはひたすら詩魔法を唱え、前衛に護ってもらいながら唱えた魔法で一気に敵を殲滅するのが役目となるわけだ。ちなみに詩魔法は詠唱時間が長い(ターン数が長い)ものほど威力が高いものになる。詩魔法の強さは最大で4段階まで用意されているとのこと。

photo (写真左)第1段階の詩魔法、(写真右)第4段階の詩魔法。同じ魔法でも、見た目でこれだけの違いがある

 では、前衛が倒れなければ、レーヴァテイルの詩魔法で、さくさくと敵を倒して進めることができるのか? と言えば、そういうわけでもない。というのも、敵の中には前衛を通り越してレーヴァテイルを直接攻撃してくるものがいるからだ。

 しかも、レーヴァテイルは一度でも攻撃を受けてしまうと、それまで唱えていた詩魔法を消滅させてしまう。また、レーヴァテイルはとてもはかない存在のため、1度の攻撃で大ダメージを負うのはもちろん、そのまま倒れてしまうことも珍しくないとのこと。

photo レーヴァテイルが攻撃されてしまった! こうなると倒れないことを祈るしかない……

 ただし、こちらに関しても救済措置は用意されている。敵がレーヴァテイルを直接攻撃するには1ターンのタメが必要なため、敵がタメ状態に入ったらすぐに前衛でレーヴァテイルを守る、といっったことができるのだ。

 中には、1人で守りきれない攻撃もあるが、そんな時は人数を増やすことが対応できるとのこと。なお、レーヴァテイルを守るために必要な人数は、戦闘画面に赤いマーカーで表示されるので、見逃さないように注意が必要だ。

photo レーヴァテイルであるオリカの体に3つのマーカーが表示されている。この場合は3人で守らなければならない

前衛の役割は“レーヴァテイルの盾”となることだけじゃない

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