「ウイイレ9」対戦企画!+D Gamesサッカー部が叩きつけた挑戦状!!(2/2 ページ)

» 2005年11月04日 19時30分 公開
[大戸島さんじゅうご,ITmedia]
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まったくの五分に持ち込み臨んだ次の試合も……!?

 第3試合は渡辺氏とダウ石川の対戦。ここまでにまったくの五分に持ち込んでいるで、どちらもこの試合には何としてでも勝ち、最終戦を迎えるにあたってアドバンテージを取りたいところ。そんな試合の主導権を握ったのは渡辺イタリア。前半4分に放ったミドルシュートは惜しくもポストを叩き得点にはならず。しかし、その後も中盤でことごとくボールを奪い、そのままチャンスを導き出す。そして前半19分、この一方的な展開からイタリアが先制点を挙げる。

ペナルティエリア近くでパジラルディーノがそのままボールをキープし、ボールをうまくコントロールしてシュートコースを作りだしてのゴール。コントロールシュートでGKの届かないコースをついた技ありの1発

 失点して追い込まれた石川スペイン。なんとか全体を立て直し相手ペナルティエリアに侵入するも、シュートまで持ち込めずイタリアの堅守を前にして攻めあぐねてしまう。イタリアは堅守を武器に、試合を支配することに成功している展開。だが、1本FKがそのゴールをこじあける。後半5分、スペインがFKで同点に追いつく。

 渡辺イタリアは3トップにしてつき離しにかかるが、石川スペインもペースをつかみ、こちらも3トップにして攻撃力を強化する。お互いのゴール前で激しい攻防が展開するも、あと1歩が足りない状況。時間だけがどんどん過ぎ去り、結局そのまま試合はドローで終了。石川にしてみれば、最終戦に大戸島の試合を残しているためにも、何としてでも勝っておきたかったところだろう。

第3試合
渡辺(イタリア) 1−1 ダウ石川(スペイン)
1分(±0点)       1勝1分(+2点)
後半開始早々の5分、ゴール左寄り20メートルからのFKをシャビがキレイに決める。このゴールでですべてにおいて五分に持ち込むことに成功する

この最終戦の結果ですべてが決まる!

 最終戦を前にして、ここまでの対戦成績は1勝1敗1分の得失点差0でまったくの五分。この試合の結果で、今回の対戦企画の勝敗が決まるという大プレッシャーがかかる一戦となった。はい、ここにプレッシャーに弱い人間が1人、私大戸島と申します。よりによって、こんな状況で試合をしなくてはならなくなった。だが、ここから数々が奇蹟が展開される。

 前半5分、ゴール前の厳しいチェックをかいくぐり、先制点を挙げたのはなんと大戸島イングランド。開始早々のまさかのこのゴールに、渡辺氏はともかくなぜか大戸島が焦る。打ったら入った、そんな感じのゴールだったが次第にテンションが高くなっていく。

ゴール前でボールを持ったルーニー。2人に挟まれても抜け出してキープ力の高さを見せつけシュート。ボールはポストに当たるが、運良く内側へと跳ね返りゴールを認められる。試合時はたまたま抜け出せたように見えたルーニーのプレイは、あとでビデオ確認をしてみると、ボールを受けたときに身体の向きを変えてちゃんとブロックしたのがよかったようだ

 余裕ができるとプレイが雑になるのが悪いクセ。まだ1点しか差がないのにもかかわらず、大戸島イングランドはイージーミスをくり返してしまう。また、適当なパスをことごとくカットされて、そのまま攻め込まれピンチを招いている。これらの攻撃はなんとか幸運にも防ぎきれたが、このままのプレイでは同点に追いつかれるのも時間の問題。集中力が持たない後半での失点率がべらぼうに高い大戸島だけに、前半で同点にされるのは命取りである。

 気を引き締め直した大戸島イングランドは、ボールを慎重に回し始め、徐々に相手のペナルティエリアへと近づいていく。エリア内で何度かパス交換をしたあと、ボールを持った選手がサイドに開き、そこからマイナス方向に出たパスがアシストとなり貴重な追加点を奪うことに成功。まだ前半23分。誰もが、この予想しなかった展開に、後半で2点差をひっくり返されるオチを期待してしまっていたほどだ。

エリア内でパスを受けたジョー・コールが、いったんドリブルでサイド寄りに開く。そこからマイナス方向の空いたスペースにパスを出すと、そこにはジェラードが走り込んでいた。ボールをいったん足下で落ち着かせてから右足を振り抜く

 リードを広げたイングランド。このいい調子のまま後半を迎える。しかし、もしかしたら勝てるかもしれないという気持ちと、点を取るべく次々と決定的な場面を作りだすイタリアを相手にし、嫌な汗をかき、さらには手がしびれはじめる。のども乾く。しかも、後半29分に1点返されたことでその緊張はピークに達する。でも、これが対人戦でしか得られない緊張感であり、「ウイイレ」が最も楽しい瞬間でもある。結局、渡辺イタリアの反撃はこの1点に留まり、大戸島イングランドの勝利で最終戦を終えた。

第4試合
渡辺(イタリア) 1−2 大戸島(イングランド)

1敗1分(−1点)      1勝1敗(−1点)

モンテッラからのパスが、ゴール前でDFの裏へと走り込んでいたジラルディーノのもとへ。これをダイレクトに押し込み反撃ののろしを上げる。ペナルティエリア手前でいったんスピードダウンをし、ジラルディーノが走り込んでからの展開でスピードアップ。イングランドの選手たちが追いつけていない
対戦している途中で手足がしびれはじめる大戸島。勝敗に大きな意味を持つ試合だっただけに、極度の緊張に身体が耐えきれなかったようだ。こんな緊張感を味わえるのも対戦ならでは

+D Gamesサッカー部、幸先のいいスタートを切る!

 道場破り企画第1回目は、対戦成績2勝1敗1分で見事+D Gamesサッカー部が勝利を飾り幸先のいいスタートが切れた。これからも、対戦相手がいる限り、不定期ながらこの企画は続けていきたいと思う。なので、我こそはと思う媒体関係者の方、著名人の方々などがいらっしゃったらぜひ+D Gamesサッカー部までご連絡を!

 なお、今回の対戦の模様はハイパープレイステーション2最新12月号(10月29日発売/630円)にも掲載! 対戦で使用したそれぞれのプレーヤーのフォーメーション図が掲載されているので、ぜひ雑誌を購入してフォーメーション作りの参考にしてほしい! ハイパープレイステーション2ともども、これからも我々+D Gamesサッカー部をよろしく!

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