スターをめぐる熱い戦い！　最大8人でレッツパーティ：「マリオパーティ7」レビュー（3/6 ページ）

» 2005年12月05日 18時00分公開

[仗桐安，ITmedia]

2人でやるか8人でやるか、それが問題だ。デュエルツアーと8人ツアー

　「デュエルツアー」はパーティツアーと同じマップを使って遊ぶ1対1のバトルである。マップごとに勝利条件が決められている点と、ターン終了時のミニゲームがないのが特徴だ。ミニゲームがない上に2人プレイなのでさくさくと進む。

　コンピュータとの対戦では、少ないターンで勝利すればクリアランキングにターン数が登録されるので、対コンピュータ戦も熱くなれること請け合いだ。個人的にはかなり好きなモード。相手を変えてマップを変えてやり続けても勝利条件などの変化があるしサクサク進むのでけっこうハマってしまった。軽くちょっとだけ遊びたいときにいいだろう。

けっとうマスに止まれば一騎打ち。コインとスターを奪ってしまおう

　8にんツアーはその名の通り、8人プレイを前提としたモード。8人も集まらないよ！　という方も多く存在するだろうが、ご心配なく。残り7人はちゃんとコンピュータがやってくれるからだ。しかしできれば2人以上で臨むことをおすすめする。なぜかというと本作の8人プレイは1つのコントローラを2人で持って遊べるからだ。

　コントローラの左を持った人は主にLトリガーとコントロールスティック、右を持った人はRトリガーとCスティックをそれぞれ駆使することで、単純ながら熱いミニゲームを8人で楽しめる。自分以外がライバルのときは孤軍奮闘すればいいが、自分と同じコントローラを持った人と協力しながら進めなくてはならないミニゲームも多数収録されている。

　そんな折1人でプレイすると必然的にコンピュータと組まなくてはならない。パートナーのコンピュータはそこそこのプレイをしてくれるが飽くまでもそこそこ。たまにミスるし、たまにうまいプレイを見せる。そんなパートナーを見るにつけ、何だか理不尽な気持ちになってしまうこともあるのだ。そんなわけで筆者としては8人プレイもできれば2人以上でのプレイを推奨したい。もちろん1人とコンピュータ7人でも面白さは保障するが、やはり人数は多ければ多いほうがいい。

総勢8人によるパーティゲームはメンツさえそろえば盛り上がること必至だ

　「8にんツアー」はパーティツアーのようなマップがない。その代わりと言ってはなんだが、「8にんアイスバトル」というモードが用意されている。中央の氷のステージに先に着いたプレーヤー（もしくはチーム）が勝ちという単純なルールながら、やってみるとけっこう燃える。“あと少しで勝てるのにぃ”という局面で逆転されてしまうケースやその逆のケースもあり、シンプルながらよくできているのだ。