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2005/12/12 17:43 更新


3万円でゲームが快適に遊べるPCは組めるのか? 貧乏買い大作戦 (5/5)


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最終的に、もう少しお金を貯めて、グラフィックスカード増設が正解か

 色々試してみた結果、市販されている一般的なアドベンチャー系ソフトやHP上で遊べるゲーム、ここ最近に登場した3Dをヘビーに使うオンラインゲーム以外であれば、問題なくプレイできることが確認できた。そのあたりのタイトルであれば、グラフィックスカードへの負担がそれほど大きくないために、3万円程度で作るPCでも必要十分のマシンと言えるだろう。

 逆に、3Dをフルに使うようなFPSやRPGをプレイするとなると、途端に荷が重くなる。このあたり、購入者がどのようなゲームをプレイするのかで、マシンに要求されるスペックも変わってくるはず。

 特に最新の海外製FPSなどは、最高のパフォーマンスを求めようとすると現存する一番新しいグラフィックスカード(7〜8万円!)を要求してくるものもあるため、一般的に売られているメーカー製PCでも快適に遊ぶのは厳しい。もちろん、画質のクオリティを落とせば別だが。そのようなタイトルをプレイしないという割り切りがあれば、POORPCは安くて快適なマシンと言える。

 最終的には、ちょっとお金を貯めてグラフィックスカードを増設すれば、3Dゲームも一部を除けば快適にプレイできる。とはいえ今回の買い物を振り返ってみると、友人からHDDを譲り受けるなどして、もう少し予算を上手く使えればグラフィックスカード代が出た……と思うと、今さらながら後悔してしまう(というか、グラフィックスカードを譲り受ければよかったのか?)。

 記事を読んだ人は、この例を参考に、安くて快適な自作PC制作にトライして欲しい。PC組み立ては、既存品を買うことでは味わえない面白さがあるし、メーカー製PCとは違う自由度も楽しめる。もっとも、低予算である程度のスペックを持ったPCが欲しいだけというのであれば、ショップブランドものを買うのがベストだ。自作するよりもいくらかは安く、それでいて高性能なものをゲットできる。自分で作りたいという人には、ちょっとおもしろくない選択肢になってしまうが。また、ここで予算内でやりくりして買ったパーツも、あくまでも一例。パーツも入れ替わりが激しいため、紹介したものが売られていない可能性があるので、同じものを買おうとしている人は事前にチェックしていくことを勧める。

 最後に、役目を終えたPOORPCは、インストールしたゲーム類を削除して、宅急便で依頼人の元へと配送した。はずだったのだが、後日電話がかかってきて、HDD内にゴミが大量に残っているとの報告を受けてしまった。どうやら、正しくアンインストールできていないソフトがいくつもあったらしく、スタートメニューの中身が汚いとの苦情が。早いうちに、HDDの中身をきれいにしにいかなければ……。

型番値段
ケース 5480円
光学ドライブGWA-4164B4704円
HDDIC35L080AVVA07-04280円
メモリD2PC266CL25-5124180円
CPUCeleron1.7GHz4482円
マザーボードU8668D5280円
合計 28406円

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[篠崎薫,ITmedia]

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