任天堂が僕たちにくれた、せまくて広い最高の遊び場:「おいでよ どうぶつの森」レビュー(4/5 ページ)
いざ、おでかけ! 近くにも遠くにも行けるようになりました
前作までもほかのプレーヤーの村におでかけすることはできたが、それはあくまでもメモリーカードなどを持ち寄よることでの交流しかできないことだった。しかし本作は違う。本作の最も画期的なところは、ニンテンドーWi-Fiコネクションによる、遠くの村へのおでかけである。
カンタンあんしん無料の3つのセールスポイントを前面に押し出し、満を持して提供を開始したニンテンドーWi-Fiコネクション。その対応ソフト第1弾が本作だ。無線LAN環境を整える必要があるが、今やブロードバンドの普及率はかなりのものだし、家に無線LANのアクセスポイントがなくても、ニンテンドーWi-FiUSBコネクタを使えばサービスを受けることができる。家にインターネット環境がなくてもFREESPOT提供エリアや家電量販店、総合スーパーや、玩具店などにあるニンテンドーWi-Fiステーションでもつなげることができるので、選択肢はかなり広い。
実際に接続して4人で遊んでみたのだが「これが今ネットワークにつながっているのか」と疑問を抱くくらいに操作は快適。オンラインゲームといえば、ともすればタイムラグが発生したりしそうなものだが、ラグまったくなしでノンストレスだった。
前述したように、基本的には軽快な動作で、気軽にニンテンドーWi-Fiコネクションを楽しむことができる。お互いにコードを知ってる人でなければ村に入って来れない、というクローズドな設定は、セキュリティ面の安心さもあるし、誰だか分からない人が入ってきて対応に困るという気苦労もない。
先日、友人夫妻と3人で遊んでいるときに、その奥さんのほうの友人が遊びにきたときはびっくりした。もちろん筆者は面識がない方だ。現在広島に住んでいるとのこと。「今広島在住の全く知らない人と同じ村で遊んでいる」と思ったら、ネットワークゲームではそんなことは当たり前なのに、何だか妙に感動したのだった。
つながること自体の感動もあったが、4人で遊ぶとその楽しさたるや半端ではない。タイマーというアイテムを使って「5分以内に何匹魚を釣れるか」「釣った魚を売ったらいくらになったか」を競ったり、ただ単に「よーいどん」で役場から自宅まで走るだけという“かけっこ”や、虫あみを使った“鬼ごっこ”や“かくれんぼ”、まったりとチャットなど、その行為自体は取るに足らないものでも、インターネットを経由して、遠くの人とつながっていることが楽しさを何倍にもしていた。本作は「コミュニケーション」というジャンルを銘打っているが、まさにその通りだと思わされた一面であった。
本作の通信はWi-Fiだけではない。もちろんニンテンドーDSを持ち寄っての通常のワイヤレス通信によるおでかけも可能だ。近所に本作を持っている友人がいるという幸せな人はそちらで積極的に遊んでみるのもいいだろう。
さらに本作はすれちがい通信機能も搭載している。メッセージボトルを海か川に流した状態でゲームを終了し、その後タイトル画面からすれちがい通信を選択すると、みしらぬネコが登場。すれちがい通信モードに入る。この機能もさっそく試してみた。結果としては、新宿や有楽町など山手線エリアを移動していると割と高確率ですれ違えた。ボトルにさくらんぼをつけてくれた人もいたりして(これが前述したさくらんぼだ)、そうすると筆者もボトルに何かアイテムをつけるようになり、メッセージにブログのURLを載せてみたり色々と工夫をするようになった。どこの誰だか分からない人とすれ違うわけだが、メッセージをちゃんと書くことで確かに相手とつながってるという感覚を持つことができる。数日間のあいだにかなりの頻度ですれ違えたという結果から「nintendogs」から始まったすれちがい通信が、ここに来て定着して来ているなという印象を持った。今後ますますすれちがい通信の需要も供給も高まっていくのではないだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
-
「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
-
“膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた