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2006年02月15日 19時58分 更新

2006年内にニンテンドーDSを1000万台に――任天堂岩田社長 (2/5)

 このほかにも「だれでもアソビ大全」では51万本、「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」は発売3週間で57万本(しかも92万本の累計受注)と、Touch! Generations関係のソフトは、ゲーム初心者でも熟練者でも、全く同じスタートラインから楽しめる環境を提供した、と岩田氏は自信を見せる。

 「Touch! Generationsのソフトは、これまではゲームの定義に全く含まれていなかったが、いまでは立派にゲームの仲間入りをした。そして、人気のあるキャラクターが出ているとか、実績のあるソフトの続編でなければ売れないという既成概念を打ち破った」(岩田氏)

 これ以外でも、「さわるメイドインワリオ」は98万本、欧米ではミリオンセラーとなった「スーパーマリオ64DS」も93万本、「JUMP SUPER STARS」は54万本を突破したとのこと。

 「ハードの普及だけでなく、発売1年あまりで7本ものミリオンセラーを登場させることができた。その中の4本は従来型のゲームではない。ゲーム業界始まって以来の、これまでにない現象が起きている」(岩田氏)

 岩田氏はまた、ゲーム売り場の変化についても言及。クリスマス直前の店頭試遊台が女の子で占められていたり、もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング発売後には、これまでゲーム売り場で見かけなかったような年齢層が訪れているそうだ。

 そして、1月から開催された「第23回次世代ワールドホビーフェア」では、おいでよ どうぶつの森のプレゼントが好評であったり、ニンテンドーDSでプレイしながらゲーム試遊台を待つ姿が見られた、と岩田氏。任天堂が新宿コマ劇場に設置した、脳を鍛える大人のDSトレーニング試遊台には、“しゃがんでプレイ”する年配の方がいたとか。「しかしこのソフトを発売する前に試遊台を持ち込んでも、幅広い年齢層の方が試遊してくれなかっただろう。試遊台の前で座ってプレイする姿は、生み出したわたしたちも想像も付かなかった」(岩田氏)

画像 次世代ワールドホビーフェアの任天堂ブース(同社資料より)。筆者も訪れたが、確かに人が多かった
画像 同じく次世代ワールドホビーフェアで、試遊台を待つ人たち。ニンテンドーDSでプレイしながら待ち時間をつぶしている
画像 新宿コマ劇場に設置されている試遊台。しゃがんでプレイする姿が印象的だ

画像 ニンテンドーWi−Fiステーションでは、試遊ソフトのネットワーク配信が可能なだけでなく、ソフトごとの試遊回数などのデータを集計できる。これまでに114万回の試遊が行われており、一番プレイされたソフトはマリオカートDS

 そして、2005年末より開始した「ニンテンドーWi-Fiコネクション」については、接続されたニンテンドーDSの数が全世界で90万台以上になったとのこと。累計でのWi-Fi接続回数は全世界で2200万回以上だそうだ。

 「接続における難しさを排除して物理的なハードルを下げ、ともだちとだけつながることで精神的なハードルを下げ、“かんたん”“あんしん”“無料”というコンセプトにしたのがニンテンドーWi−Fiコネクション。その結果サービス開始3カ月でこれらを達成できた。インターネットを使ったサービスとしては、非常に速い普及ペースだが、究極の目標は、対応ソフトを購入したユーザーが少なくとも1度はWi−Fi接続を楽しむこと。今後も普及を目指していきたい」(岩田氏)

 今後は、店頭で展開している「ニンテンドーWi−Fiステーション」も、現状の800店舗から、目標の1000店舗展開を春までには完了するとのことだ。

[今藤弘一,ITmedia]

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