ディースリー・パブリッシャーが感謝をこめて「SIMPLEシリーズ Awards 2006」を開催(1/2 ページ)

ディースリー・パブリッシャーが2005年度に発売した「SIMPLE シリーズ」の中から、ユーザーからの支持の高いタイトルに対して表彰する「SIMPLEシリーズ Awards 2006」が、2月21日に開催された。

» 2006年02月22日 06時51分 公開
[加藤亘,ITmedia]
会場には「SIMPLE シリーズ」に携わった関係者が多数来場した

 ディースリー・パブリッシャーは2月21日、家庭用ゲームソフト「SIMPLE2000 シリーズ」ならびに携帯電話向アプリサービス「SIMPLE100 シリーズ」を代表する「SIMPLE シリーズ」において、2005年度に高い評価を得たタイトルを賞する「SIMPLEシリーズ Awards 2006」を開催した。

 冒頭、ディースリー・パブリッシャー代表取締役社長・伊藤裕二氏は、今回初となる昨年の実績に則して賞を贈るという試みが、これから恒例となることを祈ると挨拶。1998年10月にシリーズを立ち上げてから7年、昨年末段階で約280タイトル、販売本数は国内で1380万本、海外で500万本を世に送りだしたことを例に挙げ、改めて購入したユーザーと開発に携わったスタッフへと感謝を述べた。

ディースリー・パブリッシャー代表取締役社長・伊藤裕二氏。携帯アプリで展開している「SIMPLE100シリーズ」が好調で、月額の有料課金会員が70万人を突破したことに触れ、その勢いをアピールした
メディアワークス電撃PlayStation編集部編集長・倉西誠一氏が乾杯の音頭をとる。SIMPLEシリーズの歴史の長さとそのユニークなタイトルの変遷を興味深く観察していると挨拶。実験的野心の見られる進化をさらに期待していると締めた
今回の受賞式の趣旨についてディースリー・パブリッシャー常務執行役員ソフトウェア事業部部長・岡島信幸氏が説明

 今回の「SIMPLEシリーズ Awards 2006」は、2005年の1月〜12月までに出荷された「SIMPLE2000シリーズ」、「SIMPLE2000シリーズ Ultimate」、「SIMPLE2000本格思考シリーズ」、「SIMPLE2960ともだちシリーズ」、「「SIMPLE DS シリーズ」、「SIMPLE2500シリーズ Portable!!」280タイトルを対象に、2005年度にユーザーに愛されたタイトルを累計出荷本数に則して賞するもの。家庭用ゲーム機タイトルを賞する「コンシューマー部門」と、携帯電話用ゲームを賞する「モバイル部門」が設定されている。

 コンシューマ部門では、昨年累計5万本以上出荷したタイトルに贈られる「BRONZE PRIZE」、10万本以上出荷したタイトルを賞する「SILVER PRIZE」、15万本以上の出荷タイトルへ贈られる「GOLD PRIZE」、そして20万本以上出荷したタイトルを賞する「PLATINUM PRIZE」の4つのフェーズが用意されている。また、SIMPLE100シリーズを代表する携帯電話を介したアプリの配信に関しては、月々のダウンロード数とユーザー認証率がもっとも高いタイトルに対して「Mobile GRANDPRIX」が贈られる。

 各賞の発表の前にはお祝いメッセージとしてお笑いコンビの「ますだおかだ」の増田英彦さん、「エレキコミック」の今立進さん、「バカリズム」の升野英知さんからのビデオメッセージが会場に流され盛り上げる。

増田さんは、ラジオ番組でディースリー・パブリッシャーにお世話になっていると、現在「THE 話そう韓国語(ハングル)の旅」をプレイしているとのこと。分かりやすいのが魅力と語る。また、今立さんと升野さんは「驚かせてくれるゲームが多い」とあえてクソゲーと表現。突き抜けてしまった、中途半端じゃないゲームを今後も期待しているとエールを贈った。

 受賞タイトルは以下のとおり。プレゼンターにはディースリー・パブリッシャー代表取締役社長の伊藤裕二氏が務めた。

コンシューマ部門

「PLATINUM PRIZE」

SIMPLE2000シリーズ Vol.1「THE テーブルゲーム 〜麻雀・囲碁・将棋・カード・花札・リバーシ・五目ならべ〜」

開発:悠紀エンタープライズ
累計出荷本数:34万7千本
記念すべきVol.1となった2001年5月発売のタイトルが表彰。当時を振り返りつつ、悠紀エンタープライズ開発部の細渕一飛氏と根津和浩氏が目録と盾を受け取った
(C)2001 Yuki enterprise
(C)2001 D3 PUBLISHER


SIMPLE2000シリーズ Vol.2「THE パーティゲーム」

開発:ヒューネックス
累計出荷本数:23万6千本
2001年11月に発売以来、現在も根強い人気を誇る本作からは、開発を担当したヒューネックスの代表取締役社長・有泉富三彦氏と開発部第二開発グループマネージャー・脇本博道氏が登壇。プレゼンターの伊藤氏からは来年もこの場で賞を与えることができるよう期待していると感想。有泉氏はそれを受け今後の開発に自信をのぞかせた
(C)2001 HuneX
2001 D3 PUBLISHER


       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/24/news092.jpg 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
  2. /nl/articles/2412/24/news037.jpg 毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
  3. /nl/articles/2412/23/news157.jpg 【編み物】黄色の毛糸で5つの四角いパターンを編み、つなげると…… 鮮やかな大作の完成に驚き
  4. /nl/articles/2412/24/news089.jpg 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」【大谷翔平激動の2024年 愛犬もすっかり“大スター”に】
  5. /nl/articles/2412/23/news078.jpg そば屋の看板のはずが…… 雪で“別の店”みたいになってしまった光景が北海道の豪雪のすさまじさを物語る
  6. /nl/articles/2412/19/news140.jpg 甥っ子に貸したらボロボロの廃車で返ってきたリトルカブ バイク好きの本気修理と“思い”に「なんか涙出ちゃう」「思わず全部観てしまった」
  7. /nl/articles/2412/22/news047.jpg 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  8. /nl/articles/2412/24/news042.jpg 絵師が4年間イラストを描き続けたら…… 劇的な成長に思わず感動 「努力の賜物」「素晴らしい」
  9. /nl/articles/2412/23/news002.jpg 【今日の難読漢字】「勿忘草」←何と読む?
  10. /nl/articles/2412/24/news010.jpg 酔った彼女に花束を渡してみたら…… まさかの行動が660万表示「躍動感エグいwww」「ずっと待ってたんだよ、きっと」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  3. 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  4. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に【大谷翔平激動の2024年 「お菓子」にも注目集まる】
  5. 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  6. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  7. 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
  8. 「昔モテた」と言い張るパパ→信じていない娘だったが…… 当時の“驚きの姿”が2900万再生「おおっ!」「マジかよ」【海外】
  9. トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
  10. “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」