「ニンテンドーDS Lite」の実機にさわってみた

今日3月2日から発売された「ニンテンドーDS Lite」。量販店から購入した実機を元に、「ニンテンドーDS」との違いについて見ていきたい。

» 2006年03月02日 12時25分 公開
[今藤弘一,ITmedia]

 本日3月2日から発売が開始された「ニンテンドーDS Lite」。残念ながら供給量が少なく、手に入れられなかった人も多いのではないだろうか。発売開始の状況などは関連記事を参照していただくとして、ここでは量販店で手に入れたニンテンドーDS Liteを元に、ニンテンドーDSとの違いについて見ていきたい。なお、外観についてはすでにモックアップを元に紹介しているので、そちらも参考にしていただきたい。

 ニンテンドーDS Liteで気になるのは、やはり液晶の明るさ。4段階での輝度調節が可能であり、ニンテンドーDSよりも明るく表示できるという。まずは以下の写真を参照していただきたい。

画像 一番暗い状態の第1段階
画像 第2段階

画像 第3段階
画像 最高輝度

 ニンテンドーDS Liteでの輝度を段階的に変化させ、それを比較したのが上の写真だ。第1段階の明るさにあわせて最高輝度で撮影すると画面が飛んでしまったので、シャッタースピードと絞りをきつく設定したため、最高輝度でも画面が暗く感じるかもしれない。しかし逆をいえば、それほど最高輝度での表示は明るい、ということだ。

 ただこれでは、ニンテンドーDSよりもどの程度明るくなっているのかは分からないので、最高輝度にしたニンテンドーDS LiteとニンテンドーDSを比べたのが下の写真だ。

画像 最高輝度にしたニンテンドーDS LiteとニンテンドーDS
画像 第1段階に設定したニンテンドーDS LiteとニンテンドーDS
画像 第2段階に設定したニンテンドーDS LiteとニンテンドーDS

 現在のニンテンドーDSの明るさは、ニンテンドーDS Liteの第1段階より若干明るく、第2段階よりも暗いような印象を受ける。いずれにしてもこれを見て分かるように、ニンテンドーDSよりもかなり明るい表示が可能となっている。

※追記:任天堂に確認したところ、スペック上では第2段階の輝度が、ニンテンドーDSと同じ明るさ、とのことだった。

 さて、モックアップの時に分からなかった点がもう1つある。仕様ではゲームボーイアドバンスソフトを差したときに「本体から約1センチはみ出る」となっているのだが、どの程度のはみ出しになるのか、ニンテンドーDSと比較をしてみたのが下の写真だ。

画像 並べた状態
画像 立てた状態

 写真だとデフォルメして見えてしまうのだが、ゲームボーイアドバンスソフトを入れた状態のニンテンドーDS LiteはニンテンドーDSと同じくらいの幅を持つと考えてよい。持ち歩くときにはちょっと気になるかもしれない。

 なお、「ニンテンドーDS Lite専用GBAカートリッジカバー」はちょうどよいサイズに調整されており、抜きやすく、抜け落ちにくいようになっている。付属品の写真とあわせて紹介しておこう。

画像 ニンテンドーDS Lite専用GBAカートリッジカバーを外したところ。
画像 付属品の専用ACアダプタ、ストラップ、予備の専用タッチペン

 最後にボリューム部の感想だが、モックで見たようにボリュームスライド領域が9ミリから12ミリに広がっていたことで、音量の微調整がしやすくなっているように感じた。ヘッドフォンで聴いて試したが、特に音量小から中くらいにかけての調整がやりやすい。電車の中など、騒音がきつい場合にはヘッドフォンをしていても音量を上げてプレイしたくなるが、外で遊ぶときには大音量のままでは気になるものだ。わたしはこういうときには小〜中領域を使いたくなるほうなので、調整しやすくなったのはうれしい。


 ここまでニンテンドーDS Liteを見てきたが、いかがだっただろうか。来週3月11日に、残るカラーのアイスブルーとエナメルネイビーが発売になる。また大変な思いをして手に入れなければならないとは思うが、今後は一日も早く、製品が市場へ潤沢に流れていくようになることを期待したい。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. /nl/articles/2412/15/news011.jpg 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. /nl/articles/2412/16/news107.jpg 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. /nl/articles/2412/15/news035.jpg 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  6. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. /nl/articles/2312/15/news032.jpg 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. /nl/articles/2412/15/news028.jpg 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. /nl/articles/2412/16/news023.jpg 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」