インタビュー
» 2006年03月16日 15時21分 公開

「.hack//Roots」収録開始につきアフレコ現場訪問(2/2 ページ)

[加藤亘,ITmedia]
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演じたキャラクターについて

櫻井 自分はゲームの収録を終えてアニメ後の展開を知っているだけに、どう言っていいか迷うところですが、アニメでは「The World」というゲームの初心者で、現実世界とリンクした奥手な性格です。人を信用してなく、突き放しているのですが、逆に子供っぽい印象を受けています。彼が成長する物語なのかと捉えていますね。

東地 僕もゲーム版を収録済みなので、オーヴァンというキャラがどうなるかを分かっているのですが、アニメでも相変わらず謎が多い。ハセヲに興味を持つことで仲間になっていくのですが、これからアニメがどういう展開になっていくかはわからないので楽しみにしています。ゲームの参考書的役割にもなれればと思います。

名塚 志乃はすごくおっとりしていてマイペースな子で、自分で好んでオーヴァンのそばに寄り添っている感じ。元々あった黄昏の旅団を再結成するため、メンバー集めに動いているためか、人見知りせず誰とでもなじんでいく性格のようです。きっと、今後オーヴァンの謎が解けていくに従って、志乃のことも分かっていくのではないかと思っています。

豊口 タビーは猫耳なんですが、見た目どおりキャラクター立ってます。ゲームには出て来ないキャラクターです。前回の「SIGN」にも出演しているので、それとかぶらないよう気をつけています。タビーは志乃のことが好きな17歳の女の子だそうで、スタッフから太鼓判ももらっているので安心しました。幼稚なところがあるらしいですが、私的には天真爛漫をテーマに頑張りたいと思っています。

置鮎 アニメから参加の匂坂役で関わることになり、始めて設定を見て全然分からなかったんです。これからいろいろ判明していくとは思いますが、自分も一緒に理解していければいいかなと、ゲームを知っている2人(櫻井さん、東地さん)を頼りにしていきたいと思います。

1話を演じ、映像を見た感想は?

ハセヲたちが所属する黄昏の旅団と対立するギルド「TaN」のエンダー。エンダーは斬刀士(ブレイド)でTaNの幹部。プレーヤーキラーもいとわない武闘派で、オーヴァンが嫌いらしい。何かとハセヲ達に突っかかる

櫻井 すごく淡々とした中で、流してしまいそうなんですが残酷なことが起きていたりと、1話目から地味を装ってハードな展開かと思います。ハセヲに関して言えば、自分が思っていた以上にヘナチョコキャラでした。今後どうなるのか興味を持ちましたね。映像に関してはゲームと現実の境目がわからなくなる不思議な感じがしました。

東地 主観ではありますが、絵がキレイでキャラクターデザインが可愛いと思いました。ハセヲとオーヴァンとの出会いの導入が描かれているのですが、その先を知りたくなるような展開でしたね。

名塚 ゲームを全然やらないのですが、わかったようなセリフが多く、自分の中でそれを解消しながらやっているのが大変です。キャラは偉そうなのに、自分は不安がいっぱいのまま進んでいったなといった感じです。個人的には「SIGN」の時と似ている雰囲気がしてうれしかったです。細かいところも動いていたり、背景もキレイなのでそこも楽しみにしています。

豊口 収録でやっとオーヴァンの声が聞けて、改めてキャラクターがそろったんだなと感慨深かったですね。あとタビーが可愛かったです。意外と暗い色を使っているのに、それがいい雰囲気になって、世界観にプラスに働いているのかなぁといった印象です。

置鮎 はじめて自分のキャラを見たのが雑誌なんですが、その時はまさかこれだと思ってなくて。設定などを教えてもらい、収録に臨んでやっと、このキャラ案外やりやすいかも、とリラックスできました。

演じるのに何か意識したことは? 印象に残ったことは?

フィロという呪療士(ハーヴェスト)を演じるのは滝口順平さん。置鮎さんも滝口さんとのからみを楽しみにしていたというが、それはアニメを見てもらうとわかるとのこと。フィロはマクアヌの運河縁に座っている不思議な存在で、礼儀を重んじ、来る人の話し相手になる

櫻井 収録前から監督からハセヲについては、現実世界で疎外感を抱いている子が、ゲームの中に居場所を求めたらヒドイ目にあったという残酷な話を聞いていたのですが、ちゃんと救いの手は差し伸べられている。弱い彼が成長していく姿をちゃんと表現できればいいなと思っています。

東地 オーヴァンは抑揚のないキャラクターで、落ち着いています。今後変化が出てくると思うんですが、喜怒哀楽を自然につなげられればとこれからのことを考えています。低いトーンでの仕事がはじめてなので、ガラが悪くならないように気をつけてますね。


志乃と匂坂

名塚 以前登場した昴に似ている要素も持っているキャラクターなので、それに似ないように気をつけています。でも昴よりは他人と近い位置で接するので、優しく包み込むように演じていきたいです。今後いろいろ判明していくこともあるので、それを踏まえて成長させていきたいですね。匂坂に対する接し方が友人みたいで、そこがリラックスしてしゃべれるかな。

豊口 キャラクターは猫耳ですが、性格は犬っぽいんです。今回は頼りない感じで、でもそれがすがっているだけではなく表現していきたいかな。これからも成長していくと思いますし。志乃ににこやかに答えているシーンが好きですね。

置鮎 表情豊かに演じられたらいいですね。現実世界を意識させる“間”であったり“セリフ”であったりとシーンが多々あるんですが、そういう基本情報が多くあるほど楽しめるのかなと思いました。


 4年前から続く長いシリーズに参加できたことを光栄に思うと櫻井さんが語るように、2幕目となる大叙事詩がいよいよはじまろうとしている。今回インタビューに答えていただいた5人の方それぞれが楽しみにしているように、アニメで、そしてゲームやコミックで、新しい「.hack」を目の当たりにする皆さんにも、メディアミックス展開を楽しんでもらいたいと言う。前作を知らない方でももちろん問題はない。

「.hack//G.U. Vol.1 再誕」
2006年5月18日発売予定
7140円(税込)

 プレイステーション 2用ソフト「.hack//G.U. Vol.1 再誕」は、5月18日発売予定。Vol.2とVol.3はそれぞれ9月と12月に発売を予定している。また、ラジオが4月9日から放送開始、専門誌も隔月で好評発売中となっている。6月にはカードゲームも発売と、そのほかにも今年1年はなにかと「.hack」の話題が尽きないことだろう。

「.hack//Roots」

  • テレビ東京 4月5日より 毎週水曜 深夜1時30分〜放送
  • テレビ大阪 4月5日より 毎週水曜 深夜2時5分〜放送
  • テレビ愛知 4月6日より 毎週木曜 深夜2時28分〜放送
  • テレビ北海道 4月11日より 毎週火曜 深夜2時〜放送
  • TVQ九州 4月11日より 毎週火曜 深夜2時23分〜放送
  • テレビせとうち 4月12日より 毎週水曜 深夜1時28分〜放送
【キャスト】ハセヲ:櫻井 孝宏、オーヴァン:東地 宏樹、志乃:名塚 佳織、匂坂:置鮎龍太郎、タビー:豊口めぐみ、直毘:山崎たくみ、エンダー:小林 沙苗、俵屋:三宅 健太、フィロ:滝口順平
【スタッフ】監督:真下耕一(「.hack//SIGN」「ツバサ・クロニクル」)、シリーズ構成・脚本:川崎美羽(「絶対少年」「エアマスター」)、キャラクター監修:貞本義行(「新世紀エヴァンゲリオン」)、キャラクターデザイン:大澤 聡(「.hack//SIGN」)、美術監督:海野よしみ、音楽:ALI PROJECT、オープニングアーティスト:FictionJunction YUUKA、エンディングアーティスト:ALI PROJECT、音楽製作:ビクターエンタテインメント、協力:サイバーコネクトツー、アニメーション制作: Bee Train(「.hack//SIGN」「ノワール」)、製作:バンダイビジュアル、テレビ東京

(C)2006 .hack Conglomerate


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