ニュース
» 2006年03月22日 17時39分 公開

「学び」をゲームに──「シリアスゲーム」市場開拓へスクエニと学研が提携

学習を目的としたゲーム「シリアスゲーム」でスクエニと学研が提携した。企業や学校、官公庁などの受注に応じてゲームを開発。新市場を開拓する。

[岡田有花,ITmedia]

 スクウェア・エニックスと学習研究社は3月22日、教育・研修用のゲーム「シリアスゲーム」の開発・販売で提携したと発表した。共同で新会社を5月に設立し、企業や学校、官公庁などの受注に応じてコンテンツを開発・販売する。

 スクエニの和田洋一社長は「シリアスゲームの市場は大きく、1つの産業になる可能性を持っている」と期待を語った。

画像 スクエニの和田洋一社長(左)と学研の遠藤洋一郎社長

 新会社「SGラボ」の資本金は1000万円で、スクエニが60%、学研が残りを出資する。まずは営業に特化し、企業などを回ってシリアスゲームの受注を獲得。スクエニと学研の開発陣が協力して開発を進める。目的に応じて最適なハードを選び、開発していく方針だ。

 シリアスゲームは、何かを学習したり習得するという目的ありきのゲームで、米国などでは一般化しているジャンルだ(関連記事参照)。一般的なエンターテインメントゲームの反対語として位置づけられており、経営シミュレーションや環境学習用ゲーム、資格取得用ゲームなど、カバー範囲は多岐にわたる。

画像 「生態系を学びながら恐竜を育てるゲームなどが開発できる」(和田社長)

 和田社長は、企業の研修や小中学校の学習内容、通信教育、生涯学習など、学習にかかわるすべてのコンテンツがシリアスゲームの対象ととらえる。「みなさんが想像している以上に市場は大きい」とし、1兆円以上の潜在市場があると語る。

 ゲームが一般化してから20年以上経ち、幅広い世代でゲームへの抵抗がなくなってきていることも市場拡大を見込む根拠の1つ。これまで冊子やCDコンテンツだった教材を、ゲーム化・オンライン化すればニーズは高いと読む。

 「脳を鍛える大人のDSトレーニング」など学習関連のゲームが流行しているが、シリアスゲームはこれとは異なるという。「脳を鍛える〜は、よくできたエンタメゲーム。脳年齢を出すことは、ゲームのステージクリアのモチベーションになるが、それによって実際に脳年齢が20歳になる、ということではないだろう」(和田社長)

 学研の遠藤洋一郎社長は「当社独自でもネット対応を進めてきたが、ゲーム開発にはノウハウが必要」と提携の狙いを語った。

 「シリアスゲーム分野で新会社を作って本格参入するのは、おそらく世界初」(和田社長)――新会社は初年度10億円の売り上げを目指す。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/06/news020.jpg 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. /nl/articles/2311/06/news041.jpg 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. /nl/articles/2311/05/news045.jpg カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  4. /nl/articles/2308/06/news018.jpg 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  5. /nl/articles/2311/06/news047.jpg 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  6. /nl/articles/2311/06/news117.jpg 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  7. /nl/articles/2311/06/news068.jpg 村重杏奈の“最強遺伝子”な弟、7歳バースデーお祝いに黄色い声 姉とうり二つな姿に「幼さが抜けて更にイケメン」「可愛いしカッコイイ」
  8. /nl/articles/2311/04/news008.jpg 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. /nl/articles/2311/04/news016.jpg 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. /nl/articles/2311/05/news052.jpg 「ここはあんたが座る席じゃないよ」 末期すい臓がんの叶井俊太郎、優先席に座るも高齢者から非難 妻・倉田真由美が明かす
先週の総合アクセスTOP10
  1. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  3. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!
  4. 「BreakingDown」出場の元プロボクサー、5人から一方的に暴行される 顔面数針縫うも「私は1発も攻撃してません」
  5. 「頭が大きい」「普通ではない」 パリス・ヒルトン、9カ月長男の受診勧めるコメントにぴしゃり「世の中には病んでる人がいるみたい」
  6. 「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止
  7. 3児の母・杏、異次元スタイルのパンツスーツ姿が衝撃的 目を疑う脚の長さに「身長の半分股下」「えっ! 本当!? っと思っちゃうくらい」
  8. 志穂美悦子、68歳バースデーに鍛えられた筋肉バキバキの肉体美披露 「いろいろやりたいことがある」「まだ見ぬ自分へ」
  9. 柴犬と父のやりとりに「20分これ見て爆笑してます」「気持ちよすぎるいい返事」 お笑いコンビを超える関係性が100万再生
  10. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!