ニュース
» 2006年03月24日 17時59分 公開

「A列車で行こう」シリーズ最新作はPSPで登場。「リサと一緒に大陸横断 〜A列車で行こう〜」

アートディンクのシミュレーションゲーム「A列車で行こう」シリーズの最新作が、アイディアファクトリーからPSP用ソフト「リサと一緒に大陸横断 〜A列車で行こう〜」として登場。これまでのシリーズとはさまざまな点で異なる、その魅力をお伝えする。

[ITmedia]
photo

 これまでもさまざまな機種で発売されてきたアートディンクのシミュレーションゲーム「A列車で行こう」シリーズの最新作が、アイディアファクトリーからPSP用ソフト「リサと一緒に大陸横断 〜A列車で行こう〜」として登場する。今回はストーリーと登場キャラクター、従来のシリーズとは異なるゲームシステムについて明らかになっているので、ひとつづつ紹介していこう。


photo

 突然にやってきた父の悲報。

 アトランティック鉄道の社長だった父は、僕や母をかえりみず事業に打ち込んでいた。その見返りが莫大な遺産と「鉄道王」という名前であった。父の葬儀の最中、一人の女性が僕の前に現れたことから、僕の進む道が180度変わってしまった。

 彼女は優しい声で僕にこう告げた。
「大陸横断鉄道の事業を継ぎ、お父様の夢を叶えてほしいの」と。

 素人である僕にそんな事業など出来るはずはないといって断るが、彼女は自分がアドバイスするといって、なかば強引に父の会社を引き継がせた。後戻りなど出来るわけもなく、僕はこの事業を開始した…。


photophoto リサ・マクラグレン(写真左)
アトランティック鉄道社長秘書。プレーヤーの父親ヴァンデンバーグ先代社長の夢である大陸横断鉄道建設を実現させるため、先代社長の息子である主人公に、その事業を引き継がせた。経営の素人である主人公に、鉄道事業の進め方などをアドバイスしてくれる。
カール・バフロフスキー(写真右)
アトランティック鉄道の鉄道技師。鉄道事業の現場状況を報告してくれる。ライバル会社のパシフィック鉄道に闘志を燃やしている美少年技師。

photophoto パトリック・リーツマン(写真左)
アトランティック鉄道に出資している銀行家。先代社長の古くからの友人でもあり、もしもの時には資金援助をしてくれる、頼もしいビジネスパートナー。
アンダーソン(写真右)
アトランティック鉄道のライバル会社、パシフィック鉄道の社長。この機に乗じてアトランティック鉄道を出し抜こうと画策している。

 以上が本作の簡単なストーリーと登場キャラクターとなる。カワイイキャラクターが登場、アドバイスしてくれるというのは、従来の「A列車で行こう」シリーズにはなかった部分だが、それ以上に異なるのが、都市開発シミュレータ型ではなくマップクリア型のゲームシステムを採用されていることにある。

 本作の最終目標は“大陸横断鉄道を建設すること”になるが、それに至る道がマップごとに区切られており、各マップには“人口の増加”などのクリア目標が設定されている。これらを達成しながらゲームを進めていくのである。

 プレーヤーが行える主な行動には「路線の敷設」、「駅の建設」、「列車の運行」、「建設資材の運搬」がある。「路線の敷設」と「駅の建設」は、マップ上に線路を敷き駅を建てるといったように連動する要素で、最初からある町や施設の間を線路でつないでいき、駅を建てて列車を走らせると、時間の経過とともに駅周辺に建物が建ち、街が発展していく仕組みとなっている。また、線路を敷いて発展させた街などは、3D画面で町並みを確認することも可能だという。

 「列車の運行」は、重なるように線路を敷くと自動的に設置される分岐ポイントを、列車がどう通過するのか設定するというもの。効率的な列車運行ができればクリア目標に一気に近づくことができそうだ。最後の4つ目「建設資材の運搬」は、線路を敷いたり駅などを建設するために必要な資材を運搬させるというもの。最終目標は“大陸横断鉄道を建設すること”にあるので、どんどん利用したい気もするが、人が使うことができない駅に意味はない。貨物列車と客車の運行バランスをとることが重要となるだろう。

photophotophoto
photophotophoto
photophotophoto 「リサと一緒に大陸横断 〜A列車で行こう〜」スクリーンショット

リサと一緒に大陸横断 〜A列車で行こう〜
対応機種PSP
メーカーアイディアファクトリー
ジャンルシミュレーション
発売日2006年6月予定
価格5040円(税込)
(C)1999,2006 ARTDINK.All Rights Reserved.(C)2006 IDEA FACTORY


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/1605/20/news111.jpg 絶対にプラスチックのカップで「焼きプリン」を作るという執念 森永「焼きプリン」の製法特許がすごいと話題
  2. /nl/articles/2312/09/news033.jpg 13年外につながれボロボロのおばあちゃんワンコを保護 人間を信じ始める姿に涙「今まで苦労した分以上の幸せな余生を送れますように」
  3. /nl/articles/2312/10/news011.jpg 犬同伴OKのビュッフェに柴犬と行ったら…… 全く別の楽しみ方をしてしまう姿に「かわいいいいい」「気持ちよさそう」
  4. /nl/articles/2312/10/news019.jpg 入院で2週間不在だったママを待ち続けた猫、再会の瞬間…… 涙を誘う喜びあふれる“お返事”に「深い絆に涙が」「嬉しさがひしひしと」
  5. /nl/articles/2312/10/news018.jpg 同居猫のおしりを嗅いで「テメェ屁こいたなぁ!!!!!??(怒)」と理不尽ギレする猫の姿に抱腹絶倒「夜中に爆笑させないで」「名作」
  6. /nl/articles/2312/10/news061.jpg 遠藤憲一、保護犬を家族に迎える 「保護時には栄養失調と足に怪我を」悲しい過去も、ウキウキお散歩ショットにほっこり
  7. /nl/articles/2312/08/news013.jpg 愛猫が息を引き取る直前「ありがとう、楽しかったよ」と声を掛けたら…… 家族みんなが久々に集った夜の奇跡に涙
  8. /nl/articles/2312/09/news081.jpg 短編ホラーゲーム「8番出口」で“開発者も知らない異変”が発生し笑いと恐怖 「マジでホラー」「本物の『怪異』だ」
  9. /nl/articles/2312/10/news033.jpg 捨てられて真っ黒だった元野良猫が、家猫になった今では…… 真っ白で幸せいっぱいの暮らしに「ほんときれいな美猫さんに」「胸が熱くなる」
  10. /nl/articles/2312/08/news180.jpg ミス東大の水着グラビアデビューに「東大まで行って」と失望の声 本人&現役グラドルも加わるネット論争に
先週の総合アクセスTOP10
  1. オール巨人、30年モノな“伝説の1台”に自負「ここまでキレイな車はない」 国産愛車の雄姿に称賛の声「気品がある」「凄くエレガント」
  2. 「明らかに写真と違う」 東京クリスマスマーケットのフードメニューが物議…… 購入者は落胆「悲しかった」
  3. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  4. 田中みな実、“共演した姉”の存在に反響「居るとは聞いていたけど」「激似やなぁ」 すらっとしたたたずまいに「品のあるお方」
  5. 藤本美貴、“全然かわいくない値段”のテスラにグレードアップ スマホ一つでの注文に「震えちゃ〜う!」
  6. マックで「プレーンなバーガーください」と頼んだら……? 出てきた“予想外の一品”に驚き「知らなかった」
  7. 伊藤沙莉、“激痩せ報道”の真相暴露→広瀬アリスの株が上がってしまう 「辱めったらない」告白に「アリスちゃん、ええ人や〜」
  8. 「あなたは日本人?」突然送られてきた不審なLINE、“まさかの撃退方法”に反響 「センス良い」「返しが秀逸」
  9. “鬼ダイエット”で激やせの「Perfume」あ〜ちゃん、念願の姿に「着れる日が来るなんて」と大喜び
  10. 900万再生のワンコに「電車で笑ってしまった」「つられてめちゃくちゃ笑っちゃうw」 “突然魔王になった犬”に腹を抱える人続出
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
  2. 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
  3. 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
  4. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
  7. “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
  10. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」