みんな! オラにクリスタルをわけてくれ! 〜戦地で暴れる召喚モンスター体験ファンタジーアース体験入国奮闘記:渡る世界は敵や味方やモンスターばかり(その5)(3/3 ページ)

» 2006年04月19日 00時15分 公開
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さっきの敵は今の友

4月某日

 戦争をこなし、どうにかレベル22。前回でも述べたことだが、レベルが上がってくるとモンスターを倒して得られる経験値ではレベルアップが困難になる。モンスター狩りは飽くまでも金稼ぎとドロップアイテム目当てになる。経験値をためてレベルを上げたければ、やはり戦地に生きるのがベスト。というわけで今日も中央のエスセティア大陸は各国が火花を散らしている。

写真だと分かりにくいかもしれないが、右に表記されている☆のついたところが参戦コストを表している

 さて。連載第2回で戦争難民を味わったkirianだったが、ここに来てまた難民になるケースが増えてきた。というのも戦争参加を繰り返した結果、kirianの戦争コストが☆☆☆になってしまったのだ。コストは☆(低い)から☆☆☆☆☆(高い)まであり、両軍のバランスを見てコストの高い兵士は参戦しにくくなるシステムがとられている。コストは戦争に勝利していくことで増えるが敗北すれば減ることもある。戦争に勝ち続けた優れた兵士が参戦しにくいため極端にどちらかが不利になることがないというなかなか秀逸なシステムだと思う。

 そして全体を見渡すと圧倒的に多いのがこの☆☆☆という中間に位置する人々だ。いざ参戦しようとすると☆2以下は参戦可能、という状態だったりすることが多く、しばらく様子を見ていると☆☆のキャラが参戦したのだろう、バランス上参戦不可になり、おあずけをくらう、というケースが多々あった。また時間帯によっては戦争自体があまり行われていないことがあり、ポカーンと待ってしまうことも少なくなかった。

 しかし経験値を稼ぐために戦争に参加したい、という兵士たちはたくさんいる。kirianだって戦争をしたいお年頃だ。そんなときには他国同士の戦争に参加してみるといい。ネツァワル王国に仕える兵士ではあるが、敵国対敵国の戦争とあらば、自国に危害があるわけではない。「どちらが勝とうといずれはこのネツァワルが征服するのだよ。ふふふ」などとほくそ笑みつつ、ここはひとまず敵国に加担する、というケースが増えてきた。

他国の戦争でも容赦はしません! もちろん容赦をしない敵兵に倒されたりもしますが……そのときはごめんなさい

 というわけで、ここんところは「おまえは誰に呼ばれた傭兵なんだ」という勢いで他国の戦争にも遠慮なく参加しているkirianだ。さっきまで戦っていたエルソードがホルデインにやられているとあらば「ったくしょうがねえなあ。俺が加勢に来てやったぜ」と敵か味方かわからないキャラを演じる脳内テンションで参加。とはいえ表向きは「よろしくがおー」などと言い放ち「援軍ありがとですー」みたいなリアクションがあって、なごやかだったりする。他国の戦争とはいえ、もちろん手は抜かない。勝てばリングがもらえるわけだし、何よりも参加するからには勝ちたいものだ。周りを見ると他国の軍なのに

なぜか異様にネツァワル兵士がいたりする。うちの国の兵士は血の気が多いのかもしれない。

長かったようで、短かったようで……

4月某日

オークとの遭遇。攻撃力・体力は高いが動作は単純なので、油断しなければ倒せるくらいのモンスターだ

 ひたすら戦争。そしてレベル23。武器も防具も確実に強くなってきた。だが、まだまだレベルを上げなくてはならない。武器、防具、スキル、全てにおいてより強いものを手に入れたい。そのためにはやはりレベルアップが必須だ。

 ネツァワル王国の兵士として数々の戦地に赴いたkirian。ひたすらクモを狩っていたひよっこな自分が昨日のように思い起こされる。それが今ではモンスターレベル3の土地でオークと何とか渡り合えるところまで成長した。


レベル23のkirian近影。上着は現状維持だが胴と脚がえらくかわいらしくなってしまった。弓はなにげにスティールボウを卒業してベネディクトに変更。善意の人にいただいたヘイロウが装備できるのはレベル24からだ。残念

 そして次回、感動の最終回! である。最終回の課題は「バージョンアップを堪能せよ!」というもの。そう。4月14日におそらく本作初である大幅なバージョンアップが実装された。変更点は多岐に渡り、そのどれもが本作をより面白く遊びやすくするためのナイスなものらしい。これはどんなものだか体験しておかなくては、ということで、そのあたりをがっちりリポートさせていただこうと思う。へたれスカウトkirianの奮闘記も残すところあと1回。悔いの残らぬようはりきって遊んでいこうと思っているので、どうかよろしく。

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提供:スクウェア・エニックス
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年4月30日