インタビュー
» 2006年05月11日 15時34分 公開

「Halo3」、日本での発売も2007年に――Microsoft Game Studiosタイトルは全世界同時発売を狙うE3 2006「マイクロソフトブース」

現在、米国・ロサンゼルスにて開催中のE3 2006において、Xbox 360のファーストパーティであるMicrosoft Game Studios、そのジェネラルマネージャーを務めるシェーン・キム氏に話を伺う機会を得た。

[遠藤学,ITmedia]
photo シェーン・キム氏

 現在、米国・ロサンゼルスにて開催中のE3 2006において、Xbox 360のファーストパーティであるMicrosoft Game Studios、そのジェネラルマネージャーを務めるシェーン・キム氏に話を伺う機会を得た。

 先ごろ行われたプレスブリーフィングでは、今後、Microsoft Game Studiosから発売されるXbox 360タイトルラインアップとして11タイトルが発表されていたが、そのうち日本での発売が決定しているのは、「Gears of War」と「あつまれ!ピニャータ」、「ブルードラゴン」の3本のみと、決して多いとは言えない状況だ。

 ただ、これに関してシェーン・キム氏は、「私たちの目標としては、全世界同時での発売を考えている」と力強くコメントしてくれた。日本語タイトル表記が「ライオットアクト」に決定しているものの、日本での発売は決定していない「Crackdown」といったタイトルもあるため、同氏の言葉に偽りはないものと考えられるが、残り8タイトルの日本での発売が早いうちに発表されることを期待したいところだ。

 ちなみに、世界同時の発売を考えているとの発言から、2007年に発売予定の「Halo3」について、具体的な発売日に関する突っ込みを入れてみたところ、「(2007年発売予定なので)1月から12月には発売されますよ」と笑顔で返された。

 Xbox Live アーケードについての話も飛び出した。今のところMicrosoft Game Studiosからのタイトル投入は予定されていないXbox Live アーケードではあるが、あくまでそれも構想の範囲には入っているという。ただ、サードパーティはもちろん、独立系のディベロッパーからも多数のタイトルが投入される予定ということもあり、「Microsoft Game Studiosがすぐに開発しなければならないとは考えていない」との考えが示された。

 このほか、2006年4月に日本で開催されたXbox 360メディアブリーフィングでは、トライエースとコンビを組み、新しいRPGの開発に着手することが明らかにされたが、今後、日本の新しい開発会社と組むことは決定しているのかについては、「今のところ発表できるものはない」とした。

photo シェーン・キム氏も多大なる期待を寄せる「ブルードラゴン」は、日本Xbox 360市場への一刻も早い投入が望まれているタイトルのひとつだ

 タイトルに関しての話が一段落したところで、Xbox 360の日本市場での状況について話は移る。シェーン・キム氏は、厳しさが続く日本でのXbox 360について、「強力な競合他社がいる日本は私たちにとって、非常に挑戦しがいのある市場となっている」と語る。続けて、「日本向けのコンテンツを発表することで成功に近づくとは思うが、それが十分でないことは理解している。ただ、坂口博信氏(ミストウォーカー開発)の『ブルードラゴン』があるように、日本向けのタイトルは大切に考えている。また、日本のサードパーティのサポートも徐々に得られるようになってきている」と、今後の見通しは明るいものである、との見解を示した。

 また、先日のプレスブリーフィングにおいて、マイクロソフト会長兼チーフソフトウェアアーキテクトのビル・ゲイツ氏より、Live Anywhere(現在Xbox 360で利用できるXbox Liveのさまざまなサービスを、Xbox 360だけでなく、プラットフォームの垣根を越えて利用できるようにするという構想)に関する発表が行われたが、Microsoft Game Studiosとして、こんなゲームを作ってみたいという考えはあるのか聞くと、「まず始めに言っておきたいのは、Live Anywhereは長期のビジョンということ。その最初の段階として、Windows Vistaを使った『Shadowrun』がクロスプラットフォームで発売される。ブリーフィングでは『Forza』(※Forzaチームが作ったデモではあるが、あくまでこんなことができるという一例を示すためのものであったため、正式なタイトルはない)を使い、ケータイ、PCとの連動をお見せしたが、あれが私たちが提供するものの良い例となる」とコメントした。

photo

 なお、Shadowrun以外で、Live Anywhereに基づいて作られているタイトルがあるのかについて、シェーン・キム氏は「まずはShadowrunを提供し、成功させることを考えている」としながらも、「Microsoft Game Studiosとしてはもちろんだが、サードパーティもかなり乗り気になってくれているので、話は進んでいる。もう少しすれば発表できるだろう」と意味深な発言を残し、インタビュー会場を後にした。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/06/news020.jpg 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. /nl/articles/2311/06/news041.jpg 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. /nl/articles/2311/05/news045.jpg カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  4. /nl/articles/2308/06/news018.jpg 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  5. /nl/articles/2311/06/news047.jpg 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  6. /nl/articles/2311/06/news117.jpg 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  7. /nl/articles/2311/06/news068.jpg 村重杏奈の“最強遺伝子”な弟、7歳バースデーお祝いに黄色い声 姉とうり二つな姿に「幼さが抜けて更にイケメン」「可愛いしカッコイイ」
  8. /nl/articles/2311/04/news008.jpg 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. /nl/articles/2311/04/news016.jpg 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. /nl/articles/2311/05/news052.jpg 「ここはあんたが座る席じゃないよ」 末期すい臓がんの叶井俊太郎、優先席に座るも高齢者から非難 妻・倉田真由美が明かす
先週の総合アクセスTOP10
  1. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  3. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!
  4. 「BreakingDown」出場の元プロボクサー、5人から一方的に暴行される 顔面数針縫うも「私は1発も攻撃してません」
  5. 「頭が大きい」「普通ではない」 パリス・ヒルトン、9カ月長男の受診勧めるコメントにぴしゃり「世の中には病んでる人がいるみたい」
  6. 「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止
  7. 3児の母・杏、異次元スタイルのパンツスーツ姿が衝撃的 目を疑う脚の長さに「身長の半分股下」「えっ! 本当!? っと思っちゃうくらい」
  8. 志穂美悦子、68歳バースデーに鍛えられた筋肉バキバキの肉体美披露 「いろいろやりたいことがある」「まだ見ぬ自分へ」
  9. 柴犬と父のやりとりに「20分これ見て爆笑してます」「気持ちよすぎるいい返事」 お笑いコンビを超える関係性が100万再生
  10. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!