スポーツそのものの「Wii Sports」、そして「REMOTE POINTER DEMO」E3 2006「Wii27番勝負」(その6)(2/2 ページ)

» 2006年05月12日 09時43分 公開
[仗桐安,ITmedia]
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おそらく製品化はされないであろう3つのゲーム

 Wiiリモコンでの操作をわかりやすく体験できるように開発されたであろうシンプルなゲームがプレイアブルエリアに設置されていた。そのいずれもがWiiの魅力を端的に伝えるに効果的な内容だった。

★REMOTE POINTER DEMO TABLE TENNIS

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要するに卓球である。プレーヤーは一切ボタンを押す必要がなく、来た球を打てそうな位置にラケットが来るようにWiiリモコンを動かせばいい。現実の卓球同様、思い切り振りかぶれば、威力のある球が打てるようになっていた。実際にやってみたが、意外と難しい。うまい人は40ラリーくらいしていたが、筆者は12ラリー止まりだった

★REMOTE POINTER DEMO OBSTACLE COURSE

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強制的に横スクロールするステージで、自キャラを上下左右に動かすのみのゲーム。なるべく多くコインを集めて、なるべく障害物に当たらずに、なるべく早くゴールした方が勝ちだ。昔懐かしい電流イライラ棒的な繊細な操作が要求される。上記の卓球は1人用だったが、こちらは2人用。内容が単純なだけに負けると悔しかった。そう、筆者は負けたのだ。見知らぬ外国人にゴールギリギリまでコイン数で勝っていたのだが、最後に逆転負け。ええ。悔しかったですとも。

REMOTE POINTER DEMO SHOOTING

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おそらく3つのゲームの中で最も熱いゲーム。いわゆる「射的」なのだが、レベルが1から5まであり、レベル1、2は普通の的、レベル3はフリスビー、レベル4は動きの読めないUFO、レベル5は突然草むらから飛び出すダックが標的だ。そう! 任天堂でダックで射的といえば「ダックハント」。ここに来てデモンストレーション用とはいえダックハントが復活したことに少し感動した。そしてここでも外国人男性に逆転負けをくらった。レベル3くらいまでは勝っていたのだが、レベル4、レベル5で圧勝され逆転負け。ええ。もちろん悔しかったですよ。相手とは白熱した試合を称えて握手しましたけども。

 それぞれに趣きがあり、Wiiの魅力を伝えられるゲームではあるが、飽くまでもデモンストレーション用だ。個人的にはSHOOTINGを「NEW DUCK HUNT」として本格的に作っていただきたいと思うのだが、いかがだろうか。

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