連載
» 2006年05月31日 15時26分 公開

総合芸術としての「超兄貴」ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(1/3 ページ)

「超兄貴」(1992年・メサイヤ)は熱い。変な方向に熱い。私も原稿執筆中、あまりの熱さにアテられて、39度の熱出してダウーン。薬の副作用でまだ眠いけど、そんな状態で原稿書いたらどうなるかってところを見せてやるぜ!(←変な方向に熱い)

[ゲイムマン,ITmedia]

マッチョで巨大なすごいヤツ

 「イースI・II」や「天外魔境」、「ヴァリスII」の成功により、PCエンジンCDロムロムでは、アニメ調のビジュアルシーンを挿入したゲームが花ざかりとなった。

 CD-ROMの大容量を使えば、大きなグラフィックをアニメーションさせることが可能だし、音楽CDと同じ生音が使えるから、声優さんの声が高音質で流せる。表示できる色の数や処理速度に限界があるので、実写映像を表示させるにはやや難があるが、アニメ調ならだいじょうぶだ。

 かくして、PCエンジンではアニメを意識したゲームが席巻するようになった。「コズミックファンタジー」、「うる星やつら STAY WITH YOU」、「銀河お嬢様伝説ユナ」……。

 そんな1992年、ヤツは突然現れた!

画像 「もうダメだ!」

 スーパーCDロムロム用シューティングゲーム、「超兄貴」である。

 その頃のシューティングゲームでは、ボスキャラの大きさを競う傾向があった。巨大なボスキャラを動かすことで、開発スタッフの技術力の高さを示せる。「超兄貴」にも巨大なボスキャラが多数登場するが、ただ大きいだけではなく、その造形で大きなインパクトを残した。

 正確にいえば、まったく“突然”現れたというわけではない。メサイヤが「超兄貴」の少し前にメガドライブで出した「ジノーグ」というゲームでも、巨大かつ異色なボスキャラが話題となった。

 だが「超兄貴」の逝きっぷりは、それをはるかにしのぐものだった。

 とにかく全編にわたって、筋肉野郎が狂喜乱舞なのだ!

画像

 マッチョマッチョで日が暮れて、マッチョマッチョで夜が明けるのだ!

画像
画像 東京モノレールが頭上を通る。竹芝桟橋や日の出埠頭も近い

 あまりのマッチョ攻勢にやられて、思わず家を飛び出して、気が着いたら浜マッチョにいたよ。

画像 おなじみの建物が多くて楽しい

 浜マッチョの世界貿易センタービル40階は、展望スペースになっている。汐留のビル群やレインボーブリッジ、六本木ヒルズ、そしてすぐそばに東京タワー。

 やっぱりマッチョは最高だ!

 というわけで次のページからは、浜マッチョの街をさらに探検しようと思……


画像 「超兄貴〜究極無敵銀河最強男」のオープニング画面より
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