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» 2006年06月16日 00時00分 公開

どこまでも美しく進化した新たなクリスタルの物語――「ファイナルファンタジーXIII」「ファブラ ノヴァ クリスタリス FFXIII」(その1)(1/2 ページ)

先日北米で電撃的に発表された「ファイナルファンタジーXIII」を取り巻く作品群「ファブラ ノヴァ クリスタリス FFXIII」は、全世界に十分すぎるインパクトを与えた。果たしてその発表会ではどんな映像が流されたのか。改めて検証してみた。

[ITmedia]

それは唐突に発表された

 ファイナルファンタジー最新作「ファイナルファンタジーXIII」(FFXIII)は単体ではなく、複数の作品群で構成される。その総称を「FABULA NOVA CRYSTALLIS FINAL FANTASY XIII」(ファブラ ノヴァ クリスタリス FFXIII)――ラテン語で“新しいクリスタルの物語”を意味する。

 北米時間の5月8日、世界最大のゲームイベント「Electronic Entertainment Expo 2006」(E3 2006)に先駆けて行われたスクウェア・エニックスのプレスイベントにおいて、プレイステーション3用ソフトとして「ファイナルファンタジー XIII」と「ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII」、ケータイ用コンテンツとして「ファイナルファンタジー アギトXIII」の3作品が発表されたのは記憶に新しい。この3つの作品はそれぞれが独立しており、主人公をはじめとした登場人物もストーリーもゲームシステムすらも異なっているという。

FFXIIIプロデューサーの北瀬佳範氏

 まずは今回の「ファブラ ノヴァ クリスタリス FFXIII」の根幹となる「ファイナルファンタジーXIII」を写真で紹介しよう。今作プロデューサーの北瀬佳範氏は、「今回お見せしたのはスタートラインに過ぎない。FFの名を冠す以上、“対応ハードの持つ性能を極限まで使い切る”ことを命題に、さらなるクオリティアップへの挑戦を続けていきたい」とコメントしている。昨年のE3 2005でプレイステーション3用のテックデモが公開されている。「FINAL FANTASY VII TECHNICAL DEMO FOR PS3」と題したこのデモ映像を作ったのが、彼らFFXIIIを開発していたスタッフたちだった。彼らはその時、PS2用の「FFXIII」を製作していたのだが、それを捨てPS3の開発に切り替えることになる。発表会ではムービーで紹介されたFFXIIIの圧倒的クオリティーの一端を感じ取っていただければ幸いだ。

主人公は女性――クリスタルが導く新たな物語「ファイナルファンタジーXIII」

 本作は、シリーズの中でももっとも文明が進んだ未来、魔法とテクノロジーが融合し進化した誰も見たことのない未来世界を舞台に、そこで生きる人間たちの物語が描かれるという。「FFVI」のティナ、「FFX-2」のユウナに続く、シリーズ3人目の女性主人公が、近未来を思わせる街中を颯爽と宙に舞い銃を放つ。ちなみに画像は実機からのもの。このクオリティーでゲームをプレイすることができるわけだ。


爆発起こる多層構造の近未来の都市。発表会では、縦横無尽に走る列車を追って、この有機体を思わせる飛行物体が迫る様が上映された
雲間に漂う浮遊都市か? 高度に発達した世界にひとりの女性がダイブしていく
彼女が目指す場所が高速道路のような場所。浮遊する車が猛スピードで行き交っている

息つく暇のない戦闘シーンが圧巻。画面左下にはコマンド選択スロットがあり、「ATTACK」、「V STRIKE」、「AERIAL」、「SHOOT」、「BLIZZRAD」、「DEFEND」、「THUNDER」などの文字が見てとれる。各コマンドにはそれを行うための必要コストらしき数字も確認。画面下にあるステータスバーと思わしきところには「HP」のほかに「ATB COST」とあり、これを消費して技を繰り出すのではないかと予想できる。さらにその上にあるコマンドが一列に表示される5つスロットには、選択したコマンドが並んでいる。“ATTACK ONE TARGET AND PROPEL THEM INTO THE AIR”(敵1体を空中に打ち上げる)という表示から、距離や戦況、コマンドの組み合わせによってさまざまな攻撃が繰り出せるのではないだろうか? ちなみにステータスバーのところには「LIGHTNING」とある。これが彼女の名前なのかは明かされていない

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