がっこうってむねキュン?――よく学び、よく遊び、よくコトバを覚えましょう:「-どこでもいっしょ-レッツ学校!」レビュー(2/3 ページ)
もちろんそれらの授業の過程においてでてきた単語は、その後のポケピの会話にも反映されていく。とんちんかんな使い方をするときもあれば、絶妙に的を射た使い方をすることもあって、びっくりしたり思わず笑ってしまったりの連続だ。このあたりは初代「どこでもいっしょ」から連綿と続くコトバ遊びとしての面白さだと言える。
また、特定のスケジュールで発生するイベントも見逃せない。6月は体育祭、8月は夏休み、10月は写生会など、季節ごとのイベントが目白押しで、それぞれ独特のミニゲーム的な遊びが用意されている。雑学知識を試されたり、ボタンを正しく押す反射神経を試されたりと、その内容はさまざま。どれも単純ながら負けると悔しいものばかりなので、思わずむきになってしまうかもしれない。
なお、PSPタイトルの中では比較的ロードが早い点を評価したい。多少長いときもあるが、基本的にはあまりロードのストレスを感じることなくサクサクとプレイできるはずだ。
学生の真骨頂は部活にあり――購買部でコス買って、しりとりバトル!
学校生活といえば授業のみではない。学生たちの楽しみは放課後にもある。本作においてもそれは例外でなく、放課後には楽しい部活動が待っている。最初はしりとり部と漢字部しか選択できないが、授業をこなしていくうちに部の数が増えていく。魚部、スパーリング部、ダンス部、暗号解読部など部活動の内容はさまざま。名前だけ聞いても「何をどうプレイするの?」と疑問に思うかもしれないが、これはぜひ実際にプレイして確かめてもらいたい。それぞれの部活動は授業で得た知識やプレーヤーが持っている常識力、記憶力などを駆使して遊ぶミニゲーム集だ。ポケピたちは特定の部に所属しているわけではなく、毎放課後ごとにどの部活動をやってもいい、という設定なので、自由に部活動を選択して切磋琢磨しよう。
部活動でよい成績をおさめると☆がもらえることがある。これは授業中やイベント中も同様で、ミニゲームに勝利することで多いときは1度に6つの☆をもらえたりすることもある。プレイをしていけば自然と貯まっていく☆は、購買部でコスプレを買う際に使うことができる。ゴルフ、トリ、原始人など色々な格好をポケピに着させられるコスプレは、ただのコレクションアイテムではない。しりとりで敵と戦うときに効力を発揮してくれる大事な装備品なのである。
放課後になると時折学校の外から「クロ校しりとり部」や「スポーツしりとり部」という、いわゆる「敵」チームがやってくる。彼らは3人組でやってくるので、こちらも5人のポケピから3人を選抜して戦うことになる。そのときに例えばトロにトリのコスプレを着させるとぼうぎょが+1になるうえに、「生きモノこうげきをはじき返す」という効果が得られる(そして何といってもコスプレをしているポケピたちはかわいいのである)。これは「生きモノ」ジャンルにカテゴライズされるコトバを相手が繰り出したときに、その攻撃を無効化できるもの。このほかにもコスプレごとに着れるポケピや能力、ぼうぎょ+○の値が違うので、相手にあわせてよくよくコスプレとメンバーを考えなくてはならない。
しりとりと言えば単純ではあるが、たくさんのコトバを覚えていないと途中で大ダメージをくらってしまうこともあるし、なかなかどうして熱いバトルが展開する。もっとコトバを覚えさせなくては!というモチベーションにもつながる本作のメイン要素である。
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