夏の巡業ツアーは秋葉原からスタート──「熱血江湖オンライン」

7月7日からオープンβサービスが始まったばかりのMMORPG「熱血江湖オンライン」。その翌日、7月8日には「日本横断!エムゲーム夏の陣!!!」が、東京都秋葉原のネットカフェ「和 Style.Cafe AKIBA店」にて行われた。

» 2006年07月10日 16時28分 公開
[麻生ちはや,ITmedia]
画像 銀座線 末広町の駅から近い「和 Style.Cafe AKIBA店」は土足厳禁の珍しい店舗。「この橋を渡ると幸せになるんです」と冗談を言われましたが、筆者は何度も渡っています

 今回のイベントは、基本的に「熱血江湖オンライン」をプレイしたことがない、あるいはネットゲーム自体が初めてという初心者が対象で、街中の移動やNPCとの会話、モンスターとの戦闘を通じて熱血江湖オンラインをもっと知ってもらおう、というのが目的だ。

画像 畳張りの個室でクエストをこなしている、プレーヤーと指導スタッフ2人の後姿は、ちょっと窮屈そう

 イベント内容は「クエスト1」〜「クエスト3」まで3段階が用意されており、特定のNPCに話しかけると「キーワード」がもらえる。このキーワードを全部で5つ集めながら、「等級(レベル)」を最終的に3まで上げていくというもので、クエスト1のみスタッフがつきっきりで指導してくれるのだ。途中、モンスターを倒してアイテムを集めなければいけないクエストもあるが、スタッフによるとMMORPGが初めてという人でも、だいたい30分程度で全クエストを終了できていたようだ。

画像 この日は一番にイベントに参加したプレーヤー。クローズドβから実はプレイ経験があるとのことで、なんなくクエストを進めていた

 イベント一番乗りの一般プレーヤーに質問をしてみたところ「エムゲームがこれまでサービスしてきたタイトルと『熱血江湖』はちょっと違う感じがします。スキルを組み合わせたコンボも楽しいし月額課金だったら、正式サービスが始まっても続けたい」とのことだ。ちなみにオープンβの時点で満足度に点数をつけるとしたら? との質問には「70点」と意外なハイスコアが。MMORPG歴も聞いてみたところ、過去の大作は一通り体験している様子。ベテランMMOプレーヤーからも「熱血江湖オンライン」はおおむね好評なようだ。

 また、この日は熱血江湖オンラインのマスコット、「ゲームジョッキー」の3人もイベントには参加。それぞれキャラクター名はシークレットだが、「医者」「剣士」「槍手」を育成しており、こっそり一般プレーヤーにまじってプレイしている。当日も3人は畳の個室でのんびり、自分達のキャラクターを育成していたため、ちょっとだけお邪魔してお話をうかがってきた。

画像 ゲームジョッキー:麻未(あさみ)さん
プレオープンの初日からずっと支援職の「医者」を育てているという、麻未さんのキャラクターは現在レベル18。MMORPG歴は、「ラグナロクオンライン」を1カ月だけ勉強のためにプレイしたという、ほとんど初心者で、やっぱり支援職の「アコライト」をプレイしているんだとか。悩みは熱血江湖オンラインとの両立が難しそうなことらしい
画像 ゲームジョッキー:まりかさん
熱血江湖オンラインが人生初のMMORPGというまりかさんは、本当のオンラインゲーム初心者。この日のイベントでは最もユーザーに近い存在だったかもしれない。育てているのはレベル19の「剣士」。実は弟さんが熱心な「エミル・クロニクル・オンライン」のプレーヤーで、熱血江湖オンラインのゲームジョッキーになるにあたってのアドバイスは「夜の時間帯の方が人がいるよ」だったとか……
画像 ゲームジョッキー:みうさん
初期の攻撃力が一番高い「槍手」をレベル17まで育てている、みうさん。槍手を選んだ理由は、服装と見た目が一番かっこよかったからだと言う。みうさんも、MMORPGを本格的にプレイするのは初めてで、やはり慣れる為にラグナロクオンラインをプレイしているそうだ

 イベントを終えたプレーヤーには、ゲームジョッキー3人娘とのじゃんけん大会も。3人勝ち抜けばオリジナルTシャツに加えて、1GBのUSBメモリがプレゼントされていた。なお、この「日本横断!エムゲーム夏の陣!!!」だが、この後も7月15日〜8月15日まで“巡業”と銘打って各地を周る予定。詳しい日程やイベントが行われる店舗については、公式サイトの告知ページを確認してほしい。

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