美少女ゲームと美少女フィギュア。この食い合わせは悪くない:「ディアピアニッシモ」レビュー(2/2 ページ)
独断と偏見で選んだキャラクター名シーン
さて、美少女ゲームのメインといえば、やはり魅力あふれるかわいい女の子であろう。本作にも、それはもう魅力的なキャラクターがあふれている。そんな本作の登場人物を、筆者独断の萌え度を交えつつ紹介していく。
●暮里菜葱
萌え度:★★★★☆
少々引っ込み思案だが頑固な一面を持つ、声優志望の女の子。にもかかわらず極度の音痴だったりする。彼女の見どころは、興奮すると関西弁が出てしまうところ。普段はおとなしいナギが、関西弁でまくし立てる様は、かなりの萌えポイントだ。
●鳴海澄香
萌え度:★★★★★
とある理由で下の名前を呼ばせてくれない美人。だが、中身はひねくれている。生前は病弱だったそうだが今は常に強気。周りにトゲトゲしているせいで、ひとりになることもしばしばだ。そういった瞬間を見ると、つい守ってあげたくなる。しかし、中身がひねくれているから素直にならない。その一連のしぐさといったらもう! 思わずゲーム画面を見ながら、ニヤニヤしてしまうほどの、彼女のツンデレっぷりが見どころだ。
●花山田先生
萌え度:★★★★★
学園の教師で、学園長を敬愛している大人の女性。年上キャラは年齢の話に敏感、というのは美少女ゲームをやる上での共通認識であろう。彼女の見どころは学園長との掛け合いだ。学園長は女性なのだが、2人を取り巻く空気が徐々に妖しい雰囲気になっていき、何とも言えない妄想を抱いてしまう。
●ぴあのたん
萌え度:★★★☆☆
音の妖精である彼女の魅力は、コロコロと変わる表情と、愛くるしい仕草だ。シュウの体操着入れの袋にすっぽり入ったぴあのたんは、なんだか“男物のダボダボYシャツを着る女の子”を連想させる。また、その小さなナリで、シュウに対し「オンナ」を語る、そのギャップが萌え萌えだ!(なのだが、筆者のストライクゾーンからは外れているため、やや萌え度は低い)
第1弾は様子見だった?
ミュージックパートは難しいながらも面白く、キャラクターの誰もが魅力的。この手のタイプとしては文句のないデキである本作だが、あえて気になる点を挙げるとすれば、シナリオの短さとなる。ルート分岐がなく、ヒロインのストーリーも1本道なのだ。これは時間のない人にとっては手軽で遊びやすいだろう。だが、ヒロイン以外のキャラクターも魅力的なため、個々に起きるイベントや専用シナリオ、専用エンディングなどがあれば、なお良かったと感じてしまう。
ボイスがないのも残念な点だ。過去シリーズ「エンジェリックコンサート」や「シンフォニック=レイン」では有名な声優が使われていたのに、本作だけボイスがないのはやはり寂しい。ただこれに関しては、本作のキモであるフィギュア型USBメモリの容量に関係していると考えられる。ボリュームを増やせばソフトの容量が増えるため、より大容量のUSBメモリを搭載する必要があるからだ。そうなるとどうしても定価が高くなってしまう。メーカーとしても断腸の思いだったのだろう。どこを増やし、なにを減らすか。このバランス調整が「Music Angel Collection」の今後の課題となりそうだ。
Dear Pianissimo | |
---|---|
対応OS | WindowsMe/2000/XP |
ジャンル | ショートノベル+ミュージックアクション フィギュア |
発売日 | 2006年8月11日 |
価格(税込) | 6800円 |
関連記事
- 工画堂スタジオ「Dear Pianissimo」の発売日が決定。新規イベントCGも公開に
- フィギュアの中にゲームがある――工画堂スタジオ新作「Dear Pianissimo」
工画堂スタジオから、体長約13cmのPVCフィギュアの中に、USBメモリを内蔵し、そのメモリー内にオリジナルミュージックアクションゲームが収録されているPC用ソフト「Dear Pianissimo」が登場する。発売予定日は2006年7月、価格は未定。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
-
「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
-
“膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた