ゲームポット「CABAL ONLINE」プレスカンファレンス開催――本日からβテスター募集開始(1/2 ページ)

ゲームポットは8月21日、東京渋谷でWindows用スタイリッシュアクションMMORPG「CABAL ONLINE(カバルオンライン)」のプレス向け発表会を開催し、ゲーム内容を紹介。今後のスケジュールなどを公開した。

» 2006年08月21日 20時52分 公開
[加藤亘,ITmedia]

「カバルオンライン」はどんなゲームなのか?

プレスカンファレンスは“ダンジョンとクエスト”をテーマに行われた。会場入口からそんな雰囲気

 今年1月10日に発表会をして以来、沈黙を守っていたゲームポットのWindows用スタイリッシュアクションMMORPG「CABAL ONLINE」(以下、カバルオンライン)のプレスカンファレンスが東京・渋谷の「Club asia P」で行われた。本作のゲーム内容紹介はもちろんのこと、本日よりクローズドβテスターを2000人募集、9月1日に実施すると発表した。なお、基本プレイ料無料のアイテム課金制となる。

 カンファレンスではゲームポット代表取締役社長 植田修平氏や「カバルオンライン」プロデューサー伊東貴光氏、プロモーション担当マネージャー倉元大輔氏が登壇。ゲームポットとしては4タイトル目のサービスインとなる本作は、これまで「スカッとゴルフ パンヤ」のゲームポットというイメージを打ち崩すようなタイトルになると植田氏は、全力を注いでいる旨を挨拶。すべての面で最高のサービスを提供できるようにしていくと誓う。

ゲームポット代表取締役社長の植田修平氏は、本作を発表したことで、今後まったく違ったイメージを持つだろうと語る
本作プロデューサーの伊東貴光氏と恥ずかしがり屋のGMによりデモプレイも行われた。なにげにキャラクターのアイテムが「GM」と書かれた立て看板だったりする
自らをスタイリッシュプロモーション担当マネージャーと語る倉元大輔氏は、高らかに本作のβテスター募集を宣言

 「カバルオンライン」は韓国ではβテスト1カ月で会員登録者数120万人、同時接続8万人を記録しており、新たに開発された高速グラフィックスエンジンにより低スペックPCでも楽しめるスタイリッシュバトルアクションMMORPGである。

 現代文明が崩壊したはるか未来が舞台となる。プレーヤーは6つの戦闘技術「ウォーリア」、「ブレーダー」、「ウィザード」、「フォースアーチャー」、「フォースシールダー」、「フォースブレーダー」の中から1つを選択し、それぞれの特性を活かした戦闘を行い、ダンジョンやクエストをクリアしていく。それぞれ“バトルモード”と呼ばれる戦闘体型へと変身することができ、一定時間強力な攻撃を放つことが可能。攻撃はスキルを組み合わせることでコンボ攻撃もできる。タイミングをはかるとモーションキャンセルが入り、通常よりも遙かに速い攻撃を繰り出せるという。スキルは一度使うとクールタイム中は使用不可能になる。

 フィールドでは、タイムアタックダンジョンやインスタンスダンジョン、パーティダンジョンなど多様なダンジョンモードがあり、さまざまなスキルやアイテムを駆使することになる。クエストは制限時間があり、時間内でのクリアを目指す。ちなみに死亡すると、復活地点に強制的に戻される。そこはアクティブモンスターが居ても襲って来ない地点なので一安心といったところだ。ただし、ディスペナルティが表示されており、このアイコンがあるうちはさまざまなペナルティ(基本的にはHPやMPの減少が主)を受けることになる。

 また、“GPSシステム”では自分の居場所をマップに表示されるだけではなく、モンスターの居場所を突き止めることができたり、モンスターの強さを表した戦闘地域を5段階で色分けして表示することもできる。マップ間の移動もGPSを使用することで簡単に瞬時に移動可能となっている。こうした親切設計はクエストウィンドウでも見て取れる。プレイ時間の空白をこれを見ることで今なにすべきかを確認することができるという。


 特に本作で一押しなのがコンボ攻撃だろう。レベル10からコンボスキルを獲得できるのだが、ゲージをタイミングよくさらにスキルを組み合わせることで連続コンボを可能としている。しかし、けっこう難しく前述したとおり、腕の差が確実に出る。

 実際、プレスカンファレンスではその腕の差を経験してもらうために、出席者の中から3名を壇上に上げ体験会を実施。3名とも1ケタの記録しか出せなかった。デモンストレーションもしてくれていたGM・スターブリンガー氏が参考までにと実演してくれることになったのだが、50回以上コンボをつなげられるという彼でも、発表会では11止まりという難しさ。初心者では1回もできないとのこと。経験値の差が出るとはいえ、一番使いやすくコンボを出しやすいと言われるウォーリアだったのに、シビアすぎるといった印象だ。

 コンボは当たり判定があるときに出さねばならず、さらにタイミングをはかるゲージの位置が上部にあり、画面下のクールタイムしているスキルアイコンとは画面的に離れているので、確認するにも使いづらそうだった。ただし、このタイミングゲージは位置変更ができ、使いやすいようにすることが可能とのこと。


国家戦で使用予定の新マップ。こちらは調整次第実装される

 今後はアップデートで多くのマップが追加実装されていく。交易の中心地で最北端の火山島「ポートルクス」や、崩壊した文明がわずかに残る「ポートルイーナ」、村がなく敵が強力な死者の大地「アンデットグランド」、荒廃した地に静かに眠る湖「レイクインダスト」などが公開された。また今後実装する予定の国家戦で使用する「フォーダトゥーンルーイン」も初公開。こちらはPvPが行え、フィールド上にいるアクティブモンスターを味方にも敵にもできるそうだ。


 プレスカンファレンスでは韓国では実装済みの“乗り物”も紹介された。基本移動はGPSシステムで行う本作のため、特に韓国では乗り物以外の使用はされていない。しかし、今後は乗り物を使用したイベントなどが企画されているようだ。

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