「テイルズウィーバー」ユーザーカンファレンス2006で発表された今後の展開と展望(2/2 ページ)

» 2006年08月28日 15時51分 公開
[加藤亘,ITmedia]
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エピソード2のあらすじ

 それぞれ違う場所で我に返った主人公たち。自分がなぜその場所にいるのかわからない。慟哭の塔で起きたこと……。それ以後の記憶はなく、どれくらいの時が流れたのか、何があったのかさえもわからない。近くの街へ辿りつくが、人々が自分の事を忘れているという事実に直面する。それまでに共有したあらゆる「事件」に対する記憶はそのまま残っているのに、自分に関することだけが、皆の記憶から消えてしまった。

 そして、どうすればいいのかわからない主人公たちに、もう一度奇妙なことが起きる……。


「イサック・デュカステル」
レンム出身で愛妻家の武術家。35歳。妻と娘をこよなく愛し、旅先でも手紙をかかさないし、娘へのプレゼントを買い集めるが、送っているかは不明。女性上位主義にシベリンさえうんざりするほど
「クロエ・ダ・フォンティナ」
貴族の令嬢で、自らがテイルズウィーバーであることを知る人物。17歳。彼女が嫁ぐ先がどこなのかが政治的に注目を集めている。ルックスもよいため噂は絶えないようだ

「ランジエ・ローゼンクランツ」
正直で不義を嫌い、人間愛の持ち主。社会の発展を願う17歳。カリスマ性もあるため、時にはリーダーシップを発揮することもある。ただし、気安く近づいたり、むやみに接しづらい印象を与える
「アナイス(アナベル)・デル・カリル」
二重人格。アナベルの時は髪をアップにしリボンで結わえるいたずらっ子で快活。アナイスになると髪を下ろし、陰険で静かになる自称16歳。たまに自分も元々誰だったのか忘れている節がある
「ヨシュア・ファン・アルニム」
アノマラドで5本の指に入る大貴族の出だが、政治的野心はなく、よく言えば淡泊、悪く言えば怠け者の18歳。しかし、知識欲はあり奇行を好む。生まれついての降霊気質で、幽霊と会話することができる

 なお、新キャラクターのヨシュアを例に、降霊の力を借りた“強化”スキルについても触れられた。ヨシュアは“身体強化(強化系)”、“物質強化(変化系)”、“精神強化(放出系)”の3つに分類されており、武器アイテムとして「ワンド」や「オーブ」、「スモールソード」、盾(部位)アイテムとしては「マジックブック」、「水晶玉」が想定されている。ヨシュアはアニメーションもかわいく、停止時には背後から幽霊が出現するなど趣向がこらされている。

ユーザーカンファレンスでは事前に選ばれた代表者8人による勝ち抜き戦クイズ大会「テイルズマスター選手権」が開催された。準優勝者の「カナン」さんには“真・明王之炎”が、優勝者の「暁」さんには“真・プラチナウィング”のほか、キャラクターデザイナー直筆サイン入り色紙と特製クリスタルトロフィーが贈られた
イスピンリュック以外アイテムを順次追加予定ということや、各キャラのスキル追加がエピソード2実装後に追加していきたいことなど質疑応答で明かされる。開発の苦労話やアフロ以外の髪型がサイズの問題で難しいことなども答えてくれた
抽選会ではオリジナルの“パズル”や“Tシャツ”のほか、先日発売されたばかりの“オリジナルサウンドトラック”、かわいい“ゼリッピのぬいぐるみ”、原作となる「ルーンの子供達」、そしてイェフネンとルシアンのキャラクターデザイナー直筆サイン入り色紙がプレゼントされていた

 1000人近い応募者の中から選ばれたラッキーなファンのために抽選会も開催。2年前のネットカフェでのイベントに比べて格段にその層を広げているのが実感できたユーザーカンファレンスといえるだろう。登壇者も緊張していたようで、なかなか多くの情報が伝えきれなかったと残念がる一幕も。今後のチャプター13パート2の実装、そしていち早いエピソード2の開始を約束し、イベントは幕となった。

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