帰省ラッシュも凌ぐ勢い?ネオロマ夏の風物詩「遙か祭」
8月12日、13日、パシフィコ横浜では「ネオロマンス・フェスタ 〜遙か祭2006〜」が行われ、悪天候にもかかわらず会場にはたくさんの女性ファンが押し寄せた。帰省ラッシュの最中、ネオロマンスの聖地ではさらなるラッシュが巻き起こっていた。
ネオロマンスとは、コーエーが発売している女性向け恋愛ゲーム「アンジェリーク」、「遙かなる時空の中で」、「金色のコルダ」、「ネオ アンジェリーク」各シリーズの総称で、ゲーム以外にも書籍、CDと幅広く展開し、8月19日には「劇場版 遙かなる時空の中で 舞一夜」が公開となっている。
今回は、遙かなる時空の中での単独イベント。両日昼の部では舞一夜のプレミア試写会も開催され、特別ゲストとしてsona(ユン・ソナ)さんも舞台挨拶に訪れた。
オープニングではひとりずつスポットライトが当てられ、黄色い声と大きな拍手の中、出演者が紹介されていく。三木眞一郎さん、関智一さん、高橋直純さん、宮田幸季さん、中原茂さん、井上和彦さん、保志総一朗さん、石田彰さん、櫻井孝宏さんといったお馴染みの男性キャストのほか、ヒロインの元宮あかね、高倉梨花、春日望美役の川上とも子さんが出演。遙か祭は、ドラマ中心に構成されたイベントとなっており、主要キャラクターの声を生で聞くことができる上、本格的なお芝居を鑑賞するという贅沢なものである。
観客はオリジナルストーリーを見逃さないように、舞台を真剣な様子で見つめていた。また、キャストもたくさんのファンの前での演技を楽しんでいるかのように、アドリブを交えつつ生き生きと演じており、その姿は非常に印象深かった。
3部構成となっているドラマの合間には、出演者によるトークコーナーが設けられている。「あなたが八葉(ヒロインの「神子(みこ)」を守る8人の男性)ならどちらの能力がほしい」というテーマで、男性キャストが「神子の体を守る剣の能力」と「神子の心を励ますトークの能力」に分かれ、選んだ理由を語って議論を交わしていく。最終的に選んだ人数が多い方が勝ちとなるため、勧誘作戦が必要となる。関さんが言葉巧みに自分が選んだチームに誘う姿など、キャストの素顔、また出演者同士の仲の良さを垣間見ることができた。
後半にはもちろん、キャラクターソングライブが行われた。この瞬間一斉に観客は総立ちになる。特に高橋さんと宮田さんがライブの最後に登場し、デュエットで「青空の約束」を披露すると、会場の盛り上がりは最高潮となる。彼らはアイドル顔負けの振り付けをすると、絶妙なコンビネーションを発揮。ファンを骨抜きにしていた。
アンコールでは、八葉のボーカル曲「遼遠の旅路を行け」を大合唱し、2006年の遙か祭は幕を閉じた。これまで3回ほどネオロマンスのイベントを取材してきたが、遙か祭は、これまでのものとはまた違った魅力がある。通常のライブイベントとは一味違った、大人のネオロマンスイベントといったところだろうか。観客全員が、舞台上で繰り広げられる物語に集中している感じがひしひしと伝わってきた。
エンディングの挨拶で中原さんが「遙か祭が夏の風物詩になってほしい」と語ったように、来年の夏も遙か祭が聖地に帰ってくることを期待したい。
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