「ギャロップレーサー」が基本無料で楽しめる――オンラインゲームプラットフォーム「LieVo」誕生(1/2 ページ)
本日開催の「テクモ プレスカンファレンス 2006 SUMMER」にて、テクモとSeedCが資本・業務提携を行い、両社共同で展開する次世代オンラインゲームプラットフォーム「LieVo」や、「コロボットアドベンチャー」など秋の新作が発表された。
本日、テクモの次世代オンラインゲーム事業、および秋の新作を発表する「テクモ プレスカンファレンス 2006 SUMMER」が、秋葉原コンベンションホールにて行われた。
まずはテクモ代表取締役社長である安田善巳氏が、テクモが次世代オンラインゲーム事業へ参入する意図について、「2年前に『バスタード オンライン』を立ち上げて以降、オンラインゲーム市場の発展はめざましく、優秀はクリエイターも育ってきている。そのような中にあって、これからテクモとして何ができるのか? それを自問自答した結果、ユニークな開発集団であるテクモのクリエイターたちを生かして、積極的に取り組んでいくことを決めた」と説明。
続けて安田氏は、テクモの次世代オンラインゲーム事業のコンセプトは“グローバル&オープンアーキテクチャ”だとコメントし、「クリエイター同士が交流を深めることで新しいゲームを作り、多くの人にそれを提供していきたい。高い志を持つクリエイターには、さまざまなチャンスやサポートを行っていく。一方で、われわれ自身が新しい機軸のゲーム開発に取り組むことで、企業としての明確なビジョンをしっかりと示していきたい」と、新たな事業に対する意気込みを語ってくれた。
では、新たな次世代オンラインゲーム事業とは一体何なのか? 安田氏はその答えとして、ポータルサイト「ブロードゲーム」を運営するSeedCと資本・業務提携を行い、両社共同で展開する次世代オンラインゲームプラットフォーム「LieVo」を発表する。カンファレンスには、SeedC代表取締役社長である崔正浩氏も来場し、今回の提携に関して「テクモと一緒にさらなるオンラインゲームの可能性を広げていきたい」とあいさつを行った。
「LieVo」について少し触れていくと、日本発の国境を越えたグローバル展開を行うプラットフォームであるとともに、多くのクリエイターとパートナーが活用できるオープンプラットフォームだと発表された。ユーザーには“もっと楽しもう!”をコンセプトに基本ゲーム&サービスを無料で提供。クリエイターやパートナーへは、世界に向けた価値あるグローバルプラットフォームや、クロスボーダーソリューションの提供により、ビジネスフィールドを広げる提案をしていくのだという。
タイトルラインアップとしては、テクモのコンソール資産を生かした新機軸タイトルや、「ミックスマスター」や「カーディナルサーガ」など、SeedCが運営する定番ゲームに加え、世界中の優秀なタイトルを集結。また、欲しい情報をキャラクターがタイムリーに知らせてくれる「キャラクターRSS」、好きなゲームの音楽やE-BOOKなどの「ダウンロード販売」、ゲーム内マネーを使ったオークションやアイテムトレードが可能な「Superモール」などのエンタメ情報検索サービスや、「攻略情報Wiki」や「パーソナルSNS」、「ギルドマップサービス」など、ユーザーがアクティブに楽しめるコミュニティなどの提供を行うとした。
これらのサービスは、2006年10月10日にオープンを予定している、基本無料のタイトルを取りそろえたオンラインゲームサイト「LieVo.jp」にて受けることが可能で、2007年12月までにアジア・オセアニア・北米など12カ国、2009年12月までにヨーロッパ・南米など17カ国にて展開するという。なお、SeedCの「ブロードゲーム」ユーザーの会員地位は、そのまま「LieVo.jp」に引き継がれるとのこと。
また、カンファンレスでは「LieVo.jp」にて提供する、基本無料で遊ぶことができるタイトルとして、「WarRock」と「ギャロップレーサー オンライン」(以下、「GRO」)が公開された。
「WarRock」は、全世界380万人の会員を誇るPC向け本格オンラインミリタリーアクション。FPS形式の戦闘スタイルで、少人数による対人戦から、多人数による戦車・戦闘機・戦艦などの多彩な大型兵器を使った大規模戦闘まで、バリエーション豊かな戦場を体験することができる。
ゲーム内容の説明を行ったテクモのマルチコンテンツ事業部プロデューサーである河野順太郎氏は、「オンラインFPSと言ったほうが分かりやすいのですが、(FPSは)難易度が高く、敷居が高いというイメージがあるのか、いまいち反応が良くありません。ただ、『WarRock』は明らかにプレイの感覚がやわらかいんです。リアルとエンタメの中間と言えばいいんでしょうか。これまでにないFPSですから、ジャンルの代表作を目指して頑張ります」と、ジャンルにFPSを使わなかった理由も含め、本作の魅力について語ってくれた。
「GRO」は、テクモの人気シリーズ「ギャロップレーサー」(以下、「GR」)の最新作であるPC向けオンライン3Dジョッキーレースゲーム。熱いリアルタイムレースがしっかりと再現されているのは当然として、みんなが集まる「ギャロップレーサースクウェア」(ビジュアルロビー)では、数々のアバターを使った、さまざまなコミュニケーションを楽しむことができるという。
ちなみに、1996年に誕生した「GR」シリーズは、本年で10周年を迎える。「GRO」は10周年記念タイトルとも言えるわけだが、このほかにもう1本、記念タイトルとしてプレイステーション 2用ソフト「ギャロップレーサー インブリード」(以下、「GRI」)が発表されている。「GRI」は、2006年の最新データを反映した「GR7」と「GR8」を楽しむことができるというもので、特別価格5040円(税込)で発売する。
登壇したテクモの執行役員であり、ハイシナジープロダクション エクゼクティブプロデューサーである原尾宏次氏は、「今回は野球やサッカーゲームと同じように、最新データを反映させたものになります。なぜ2本入っているのかというと、異なる雰囲気を持った『GR7』と『GR8』、どちらを入れるかでスタッフが割れまして……それほど時間もありませんでしたので、10周年ですし、両方入れることにしました」と語った。
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