泉水氏「コアシステムはWiiよりも安い」とアピール――新作タイトルの発売日も続々と決定Xbox 360 メディアブリーフィング(2/3 ページ)

» 2006年09月20日 22時00分 公開
[ITmedia]

「パックマン」初の世界大会を開催

photo ピーター・ムーア氏

 「do!Choice」の紹介を終えたところで、泉水氏に代わり、マイクロソフト バイスプレジデントのピーター・ムーア氏が登場。ムーア氏からはXbox Liveで手軽にオンラインを体験できることを意味する「do!Live」についての説明が行われた。

 2007年中旬までに600万人のXbox Live会員を獲得したいとの見通しを語るムーア氏。2006年5月の時点ではユーザーの約50%、現在は60%を越えるユーザーがXbox Liveに接続しているのだという。また、体験版やデモなどをダウンロードできるXbox Live マーケットプレイスは、Xbox Live会員の80%以上が利用経験があり、ダウンロード件数は5000万件を突破していると発表。


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 東京ゲームショウ2006の期間中には、「Bring It Home」と題したキャンペーンを行い、体験版として「天誅 千乱」、「ソニック ザ ヘッジホッグ」、「フュージョンフレンジャー2」など、映像として「デッド オア アライブ エクストリーム2」、「カルドセプト サーガ」、「プロジェクト シルフィード」などを配信することが明らかにされた。

 Xbox Live マーケットプレイスを語るうえで、誰でも手軽に遊べるカジュアルゲームをダウンロード販売しているXbox Live アーケードも忘れてはならない。現在、Xbox Live アーケードで最も人気があるコンテンツは、バンダイナムコゲームスの「パックマン」だ。ここでムーア氏は、50万件におよぶダウンロードを記録する「パックマン」に敬意を表し、「何かできないかをずっと考えていた」とコメントする。

 そのひとつの答えとして世界大会「パックマン ワールドチャンピオンシップ」を、2007年初頭にニューヨークで開催することを発表。パックマン ワールドチャンピオンシップは、全世界からトップ10プレーヤーが一同に集結し、世界一のパックマンプレーヤーを決めるというもの。Xbox Live アーケードの「パックマン」をプレイ可能であれば、誰でも参加することができる。

 ここでは特別ゲストとして、「パックマン」の生みの親である、バンダイナムコゲームスの新規事業室コンダクターの岩谷徹氏も登場。岩谷氏は「見た目は『パックマン』そのものだが、Xbox Liveにつなぐことで、世界中のプレーヤーと楽しむことができるのが魅力。誕生から25年以上が経ったが、世界大会は初の試みで、非常に有意義でうれしく思っている。何か新しい企画も考えたい」と、その喜びを語ってくれた。

photophoto 40代〜50代には懐かしのタイトルとして、10代〜20代にはクラシックなゲームとして人気があるという「パックマン」。その世界大会がついに開かれることとなった
photo 岩谷徹氏

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