やっぱり最後はアムロで締めよう――「ガンダム バトルオペレーションインサイト」東京ゲームショウ2006(2/2 ページ)

» 2006年09月25日 00時31分 公開
[今藤弘一,ITmedia]
前のページへ 1|2       

「バストライナー」、「ドダイ改」に乗って空中戦も――「ガンダムバトルロワイヤル」

画像

 続いて、10月5日に発売が決定しているPSPソフト「ガンダムバトルロワイヤル」が紹介された。これはすでに発売されている「ガンダムバトルタクティクス」と同じく、3Dアクションシューティングゲーム。ただし「ガンダムバトルロワイヤル」では「バストライナー」、「ドダイ改」といったサブフライトシステムに搭乗して空中戦が体験できるほか、「ダミーバルーン」を投げて相手をかく乱したり、「サイコミュ」システムによる攻撃も可能。70種類以上のモビルアーマーやモビルスーツに加え、アムロやカミーユ・ビダンなどのエースパイロットももちろん登場する。さらに自分専用のチューンアップもできる。

 また、通信プレイにも対応しており、最大4人までの同時プレイが可能で、力を合わせて拠点を制圧したり目標を破壊する「協力ミッション」や、通信対戦もできるようになっている。

画像画像画像

 ここで来場者から挑戦者を募り、古谷さんとの通信対戦が行われた。古谷さんはもちろんガンダム。そのほか百式、ザクII FZ、ハイザックといった構成での戦闘となった。体験版でプレイしてきたという古谷さんだが、百式に撃破される場面も。また挑戦者の3人も古谷さんと戦えることを楽しんでいるのか、取り囲んでねらい撃ちにされてしまうシーンもあったり。結果はやはり新型が強いのか、わずかな差で百式が1位となった。「完全にモビルスーツの性能のおかげですね(笑)」と古谷さん。参加者にはガンプラなどの記念品が贈られた。

画像画像画像

ハンマーのみで戦っちゃいます――「SDガンダムREVOLUTION(仮)」

画像

 そして紹介されたのが、Wiiのローンチタイトルである「SDガンダムREVOLUTION(仮)」。今回は残念ながら出展されていないが、SDのキャラがハンマーを片手に戦うゲームだ。Wiiならではの特性?を生かし、Wiiリモコンを動かすことでハンマーを振り回せるようになっている(関連記事参照)。

 「なんでハンマーだけなの?」という古谷さんの問いに堀内氏は「ビームライフルとかビームサーベルなんて軟弱な武器は使わない」と強調(?)。ただしハンマーだけといっても、ゲームにかける気合いは十分。ガンダムなどのデザインを手がける大河原邦夫氏にデザインを依頼して新たに描き起こしてもらった、10種類以上のさまざまな特性を持つハンマーが用意されるようだ。

 なおゲームとしては、モビルスーツの乗り換えやハンマーの変更だけでなく、マップは自動生成されるとのことで、Wiiのライフスタイルに合わせた楽しいゲームになりそうだ。

韓国ではサービス開始予定。早く日本でもプレイしたい――SDガンダム・カプセルファイター

画像

 最後に紹介されたのが、韓国ではすでにサービス開始が決まっているPC向けネットワーク対戦ゲーム「SDガンダム・カプセルファイター」。担当するプロデューサーの佐藤剛司氏が登場して紹介した。

 「SDガンダム・カプセルファイター」はバンダイナムコゲームスブースでも参考展示されており、チーム戦による対戦プレイを体験できた。なお、最大12人までの対戦が可能だ。

 筆者が事前に佐藤氏に話を聞いたところ、モビルスーツは18機用意されていて、SDよろしく“ガシャポン”で機体を購入するアイテム課金のゲーム。ただしガシャポンなのでどの機体が出てくるのかは分からない。もちろん、機体による性能差は付けられているが、レベルアップすることによりそれをカバーしたり、あるいはジム4機を持っているならガンダムに交換できるといったシステムも考えられているそうだ。韓国では年内のサービス開始が予定されており、「機動戦士ガンダムSEED」までの機体が登場する。

 なお、キャラクターをデザインしたのは「SDガンダムGジェネレーション」シリーズなどを担当したトムクリエイト。これに加えて韓国のメーカーが入ることで合作になっているそうだ。このほか、「マグナカルタ」などを担当した韓国のソフトマックスと一緒にゲームを開発した。

画像画像画像 バンダイナムコゲームスブースでの展示

 ただし日本でのサービスは未定。それならなぜ今回プレゼンテーションするの? と堀内氏が佐藤氏に突っ込むと、「日本でもサービスしたいので、それを“上の人”にアピールするため(笑)」とか。筆者はプレイする機会がなかったが、SDキャラがグルグルと動き回って対戦する様子は、端から見ていてもおもしろそうだった。早く日本でもサービスが開始されたらと思う。

 イベントステージの終わりに堀内氏は「今後発売するガンダムのゲームは、新しいコンセプトで作っている。たくさんあるので全部買ってほしいとも思うが、自分にあったガンダムのゲームを選んでほしい」と語り、古谷さんは「次世代機のゲームはリアルですね。一体感というか、実際に戦っている気分を味わえる。ぜひ連邦軍を選んで、自分でも“アムロ、行きまーす”とセリフをしゃべって気分を出してプレイしてみてください。わたしも次世代機は全部購入して遊んでみたい。オンラインゲームもプレイしたいですが、そのときにはわたしを守って盾になってください(笑)」と語った。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/14/news189.jpg 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. /nl/articles/2411/14/news187.jpg 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. /nl/articles/2411/14/news167.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  6. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  7. /nl/articles/2411/15/news009.jpg 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. /nl/articles/2411/15/news058.jpg 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  9. /nl/articles/2411/14/news023.jpg “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  10. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた