飛び交う機体と弾幕の彼方に、戦士たちの熱きドラマが見える:「プロジェクト シルフィード」レビュー(1/2 ページ)
スクウェア・エニックスから発売された「プロジェクト シルフィード」は、27世紀の宇宙空間を舞台に繰り広げられるシネマティック・シューティング。戦闘機「デルタセイバー」に乗り込み、敵味方入り乱れる銀河を駆け巡る、緻密にして爽快なSF大作だ。
「シルフィード」の系譜を継ぐ、新作シューティング
「ファイナルファンタジーXI」でXbox 360に参入したスクウェア・エニックスの、参入第2作目にあたるのが、この「プロジェクト シルフィード」だ。「ファイナルファンタジー」シリーズや「ドラゴンクエスト」シリーズの例を出すまでもなくRPGメーカーという印象の強いスクウェア・エニックスだが、本作のジャンルは意外にも3Dシューティング。実際に筆者は、本作の情報が公開されはじめた頃に画面写真を見て「あぁ、スクウェア・エニックスが新しいSF世界のRPGを出すんだなあ」とよくよく情報も見ずにしばらく勘違いをしていたくらいだ。しかしふたを開けてみれば、極めて硬派でまっとうで、しかも“熱い”シューティングゲームだということが分かって驚かされた。
「シルフィード」という単語にピンと来た人なら、あるいはもっと早い段階で本作がシューティングゲームであると察していたかもしれない。本作のルーツをたどっていくと、1986年にPCで発売された「シルフィード」というゲームにいきあたる。ゲームアーツから発売された、当時としては画期的な毎秒15枚のポリゴン表示を実現したシューティングゲームだ。「シルフィード」はその後1993年にメガドライブ(メガCD)で発売され、2000年にはプレイステーション 2の「シルフィード −ザ・ロストプラネット−」がカプコンから発売されている。いずれも3Dポリゴンによる美麗な描写が売りの本格派シューティングゲームだった。
「シルフィード」発売から実に20年経過した今年、スクウェア・エニックスから本作が登場した。開発には「シルフィード」を手がけたゲームアーツが参加しているうえに、メガCD版とプレイステーション 2版に携わったセタ 映像コンテンツ事業本部も参加しているので、本作が「シルフィード」の遺伝子を持った作品だというのは想像に難くないだろう。ただし、内容としては過去の「シルフィード」を回顧するようなものではなく、Xbox 360の性能を存分に活かした全くの新作として作られている。
まさにシネマティック! 王道な設定と魅力的なキャラクターたち
本作の舞台設定は、はるか未来の27世紀。人類が銀河を征服し、地球統合政府のもとに植民地惑星が点在する世界だ。地球統合政府に対して激しい抵抗を続けているのがアダン自由同盟。植民地星系独立、地球統合政府打倒を掲げたアダン自由同盟が地球統合政府に宣戦布告をするところから物語は始まる。
主人公のカタナ・ファラウェイは地球統合軍の少尉。カタナが一人前のパイロットとして成長していく、というのが本作の物語の大きな軸だ。幼なじみのエレン、かつては仲間だったが今は敵となってしまったマーグラスなど、SFアニメファンのツボを突いた王道のキャラ設定に、個性豊かな脇役が彩りを添える。主人公カタナをはじめ、さまざまな人たちの思惑が交差していく見ごたえたっぷりのドラマを楽しむことができるだろう。カタナ、エレン、マーグラスたちの熱いドラマの行く末は、ぜひ自分の目で確かめてほしい。

カタナとは士官学校時代の同期生。名門の出で幹部候補として将来を有望視されていたが、自由に空を飛ぶ航空機を見てパイロットを志願した

植民地惑星アケロン出身の天才パイロット。かつてはカタナ、エレンと行動をともにしていたこともあったが、「アケロンの悪夢」により故郷と家族を失ったマーグラスは地球統合政府への復讐を誓う
Xbox360の描画能力もあいまって、また、要所要所の音楽もかなりテンションが高くドラマチックなので、気分が盛り上がること間違いなし。また、なにげにフルボイスだというのもポイントが高い。実力ある声優陣によるキャラの声が世界観や物語への没入感を高めてくれるはずだ。ムービーは多いが、決してムービー偏重のゲームにあらず、しっかりと硬派で骨太なシューティングを楽しめたうえでプレイとストーリーが邪魔しあってない、ほどよいバランスで仕上げられているという印象を持った。
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