インタビュー
» 2006年11月07日 10時00分 公開

日本の「ネオスチーム」はユーザーと作るネオスチームインタビュー(1/2 ページ)

魔法と機械が共存している、独特の世界観が魅力のMMORPG「ネオスチーム」。10月19日の正式サービス開始から早くも1カ月近くが経ち、ゲーム内容や開発チームの意識はどのように変わったのだろうか。プロダクトマネージャーのキム・ギュマン氏と、GMリーダーの樋川雄一氏に、本作の現状と今後の展望について聞いてみた。

[聞き手:磯野正学,ITmedia]

 魔法と機械が共存する世界にて、自国をより大きくすることが目的のMMORPG「ネオスチーム」。世界を冒険するほか、アイテムの生産や、敵国のプレーヤーとの戦い(PvP)も楽しめる。

 本作を手がけたのは韓国のHanbit Softで、日本ではハンビットユビキタスエンターテインメントがサービスを運営中。「グラナド・エスパダ」など、数々のネットワークゲームを運営している実績があるため、期待度も高い。果たして「ネオスチーム」はどのような方向性で運営されていくのか、話を聞いてみた。

画像 カスタマーサポートチーム プロダクトマネージャー キム・ギュマン氏(右)と、カスタマーサポートチーム GMリーダー 樋川雄一氏(左)

日本独自のアップデートを続々計画中!?

──正式サービスが始まって1カ月が経過しましたが、現在の感想と手ごたえを聞かせてください。

キム・ギュマン氏(以下、敬称略) やり込むプレーヤーが多く、思った以上に攻略されるのが早かったです。そのため、韓国で行われたアップデートを、早急に日本でも実装させなくてはいけないな、というプレッシャーを感じています(笑)。また、プレーヤーのみなさんから、たくさんの意見をいただけたので、手ごたえを感じています。中には、チャットシステムが使いにくいなど、改善案を頂いたりもしましたが、これらは早急に改善しています。我々は、この「報告に対するレスポンスの早さ」をアピールしていきたいと思っています。

――正式サービスが始まってからのプレーヤー人数の動きはどうでしたか?

キム 着実に増えていますね。他のゲームでは、正式サービスが始まるとプレーヤー人数が急激に少なくなることがよくあると思うのですが、そういうことはまったくなかったです。1回プレイしただけで、「ネオスチーム」のよさを理解できることが、理由ではないでしょうか。プレイ時間帯を見ると、意外にも社会人のかたが多いようです。

――日本、中国、韓国で、サービスが行われていますが、ユーザーの要望に違いはありますか?

キム ユーザーが求めるものは、おおむね3カ国一緒ですね。私もびっくりしました。ただ、細かい要望は国ごとで微妙に違っていて、例えば日本では、ディフェンダーが戦士よりも強いなど、ゲームバランスについての要望が多いです。この点はすでに内部でも検討しているので、よりよいバランスが取れるように変更していきたいと思っています。あとは、キャラクターの個性に関する要望が多いことも、日本のプレーヤーの特徴ですね。

画像

樋川雄一氏(以下、敬称略) キャラクターの外見に個性を出したい、という要望がGMに対しても多いです。GMでは直接解決できないため、これらの意見を私がまとめ上げ、おもしろそうなアイテムを企画して、開発チームに提案しています。

――GMへの意見で一番大変なことは何ですか?

樋川 NPCのセリフなどの日本語ローカライズが不十分であるとの指摘ですね。そのときは、寝る間を惜しんでGMチーム総出で修正しています。

――GMが参加するイベントが多いと思うのですが、どのくらいのペースで行っているのですか?

樋川 今のところ少なくとも、2週間に1回は参加しています。ほかのゲームと比べると多いかもしれないですね。

――今後は、どのようなイベントを考えていますか?

樋川 12月が近いので、巨大なサンタクロースのモンスターを出現させようと考えています。倒すと特殊なアイテムを落とすので、たくさん倒してほしいですね。。

――サンタクロースを倒すんですか(笑)

樋川 そうです(笑)。倒してアイテムを奪ってください。クリスマスプレゼントです(笑)。

――先ほどローカライズの話がありましたが、「ネオスチーム」のローカライズ作業は大変なのでしょうか?

画像

キム 基本的にローカライズ作業は私が担当しているのですが、大変ですね。「ネオスチーム」は、クエストをたくさん用意しており、ストーリー性も高いので、それだけセリフは他のゲームに比べて多いのではないでしょうか。ローカライズが不十分だと言うことは、その楽しみを損なっている可能性があります。毎週火曜の定期メンテナンスに合わせてGMたちと地道に修正していますが、ローカライズ専門のスタッフを増員したので、ローカライズ体勢は急速によくなると思います。また、今後は日本語だけでなく、演出の面も強化して、クエストやストーリーを盛り上げていきます。

――開発チームが韓国にあることで、やりにくさはありませんか?

キム プレーヤーの皆さんから「上手くいかないんじゃないか」と心配されますが、そんなことはないですね。私は開発チームとやり取りし、日本のスタッフは樋川がまとめています。私と樋川の2人で意思の疎通をガッツリと行っているので、問題はありませんね。

――これから予定されているアップデートについて、教えてください。

樋川 第2次クローズドβテストの参加特典として、日本独自にデザインされた「ぱっくんそーど」「オーディーン」「シルフィード」というメモリアルアイテムを配布したのですが、こちらがとても好評でした。この「日本独自のアイテム」は、第2弾、第3弾も実装を予定しております。

キム 予定日は、近々発表できると思います。日本版「ネオスチーム」のイラストを手がけている李 KPA (すもも けい ぴー えい)さんに、すでにデザインを描いてもらっています。

――ちなみに、何種類ほど追加される予定なんでしょう?

キム くわしい数は決まっていませんが、できるだけ多く入れたいとは思っています。たとえば、2週間に1個追加するぐらい、コンスタントに行いたいと思っています。

――どのようなアイテムが追加されるのですか?

キム 先ほどのメモリアルアイテムは剣と鈍器だったので、これらをメインで使わない魔法使いや技術者のプレーヤーから「なんで銃がないの?」といった要望を多くもらいました。そこで今回は、魔法使いや技術者に向けた武器などを追加したいと思っています。武器だけでなく、防具に関しても計画しているので、期待していてください。

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