PS3が可能にする“次世代ゲームの裏側”に迫る――「RESISTANCE〜人類没落の日〜」Insomniac Games現地取材(その1)(1/4 ページ)
PS3のローンチタイトルの中で、特に北米市場におけるキラータイトルとしてユーザーから大きな注目を浴びている「RESISTANCE(レジスタンス)〜人類没落の日〜」。今回はシングルプレイでのストーリーと、マルチプレイモードについて聞いてみた。
北米ではRPGやスポーツを凌ぐ一大ジャンルとして親しまれているファーストパーソンシューティング(一人称視点シューティング:略称FPS)は、海外では良作も多く激戦区のジャンルとして知られている。人気のFPSタイトルをPS3陣営がローンチにそろえるのはマーケティング戦略上重要なことではあるが、それ以上に目の肥えた海外FPSユーザーに対し「PS3ならではのクオリティを見せる」というミッションは、ある意味非常に重いと言えるだろう。
プレイステーション 3(以下、PS3)での完全新規タイトルとなる「RESISTANCE〜人類没落の日〜」(以下、レジスタンス)の制作・開発を手掛けてきたInsomniac Games(インソムニアック・ゲームズ、以下インソムニアック)は、こうしたプレッシャーのなか非常に良い仕事を行った――と思う。ミリタリー系FPSが主流の中、本作は次世代機としての分かりやすいリアル路線にあえて走らず「新しいFPSのスタイル」をきちんと提示してきたからだ。今回はカリフォルニアにある本社にお伺いして開発現場の声を直接聞くことができた。はたして「レジスタンス」とはどんなゲーム(FPS)に仕上がっているのか、そのリポートをお届けしたい。



まずはおさらい〜SFと史実が融合したFPS「レジスタンス」
すでに本誌でも何度か紹介されている通り、「レジスタンス」はPS3のプラットフォームで開発が進められた完全新規タイトルの“次世代FPS”だ(関連記事参照)。1951年という時代背景からミリタリー系FPSを想像する人も多いと思うが、本編の世界はロシアから大量に発生した謎のクリーチャー「キメラ」の侵攻によって人類は絶滅の危機に瀕しており、絶望的な状況からの反撃を描いている。
シングルプレイではSFをベースにしたストーリー主導型のFPSとして、主人公であるネイサン・ヘイル、そして敵であるキメラの謎に迫る緊張感のあるシナリオが展開される。FPSゲーマーが重視するマルチプレイも、最大40人同時接続による大規模オンライン戦闘が楽しめ、最近のトレンドにのっとった豊富なゲームモード、武器が多数用意された。特に強化されているのはオンライン部分の要素で、今回はネットワークレディなPS3らしいフィーチャーが満載されている(これに関しては後述する)。
もう1つの1951年の英国を舞台にした非常にリアルなグラフィック、大量に出現するおびただしい敵の数……本作は次世代機ならではのスケールとボリュームをそなえているが、同時にライバルのプラットフォームも近年は質の高いFPSが充実しつつあるのも事実。そうしたなかで「レジスタンス」と(初期タイトルとしての)PS3が打ち出す魅力、そしてセールスポイントとは何か。インソムニアックの広報であるライアン・シュナイダー氏は「PS3の初期タイトルにはいろいろな課題があったが、我々は(第一世代となる)ローンチから2、3世代のゲームのような完成度の高い作品を仕上げることを目標にした」と語り、本作を形作るため“没入感”、“真実味”、“恐怖感”、“楽しさ”という4つのキーポイントを掲げたという。
PS3だからこそ挑戦し甲斐のある“リアリティ”の追求
1つめのキーポイントである“没入感”は、世界全体のリアリティだ。「世界観については、プレーヤーがゲームの世界に没頭し、体験できることを考えた。作り手の魂が入っていなければ、完成度の高いゲームとは言えない。またキャラクターをはじめとした設定はすでにゲーム内でも用意しているが、今回はストーリーの細部に至るまでプレーヤーの没入観を高めるため、米国版公式サイトでは本作の時代背景に至るタイムライン(架空の歴史)を用意している」(ライアン氏)とのこと。
2つめの“真実味”は「現実とゲームの境界を埋める」ための仕掛けで、史実をベースにしたストーリー構成、現実の市街を舞台に圧倒的な映像・音響演出を凝らしたという。3つめの“恐怖感”は、ゲームを進めるうちにミステリーのような恐怖感を味わえるようなストーリー、そして“人間が本能的に持つ恐怖”に着目した敵クリーチャーのグラフィック。最後の“楽しさ”はやはり「ゲームは遊んでナンボ」という最も基本的な話に立ち返り、過去に手掛けた作品のあった楽しさに加え、それまでなかった新しい楽しさを詰め込みゲームプレイの手応え・満足感を重視したとのことだった。楽しさの追求は従来のインソムニアックらしい考え方だが、それ以外はまさにPS3の表現力だからこそ可能になった新しいチャレンジと言えるだろう。



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