知ったかぶりはもうしなくていい! 新たな鍛脳ゲームで“常識力”を養おう:「大人の常識力トレーニングDS」レビュー(1/2 ページ)
“常識”ってホントにトレーニングで身につくの? と疑問に感じているアナタ。そんな疑問を解決すべく「監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない大人の常識力トレーニングDS」を遊んでみました。常識力のない人間は、果たしてこのソフトでどこまで常識力を養えるのか!?
今ここに、4人の(非常識)勇者が立ち上がった!!
「常識を学びたいけれども、どこで覚えればいいのやら」とお嘆きの社会人に、うってつけのソフト「監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない大人の常識力トレーニングDS」が登場した。
本作は、食事のマナーや冠婚葬祭でのしきたりなど、社会人なら知っておきたい一般常識を、手軽に学べるゲーム。これらの常識はクイズ形式で出題されるため、楽しみながら常識を学んでいけることが特徴だ。
では、本作でいったい常識がどれほど身につくのであろうか? その結果を検証すべく、4人のライターが立ち上がった! まずは4人の中で、誰が一番常識がないか白黒ハッキリさせる。その中で一番社会人に向いていないライターが、本作で10日間トレーニングし、どれほど常識力がアップしたかを調査するのが、今回のレビューの趣旨だ。なんだかバツゲームみたいで、この時点で全員常識がないようにも思えるのだが、それはひとまず置いておこう。
誰が一番非常識かを調べるのは、本作の「みんなで常識力」モードを使うことにした。いわゆる対戦形式で常識力クイズに答えていくというもので、手軽に遊べて盛り上がるため、飲み会の席などで使えば盛り上がること間違いナシ、のモードなのだ。
夏目漱石とネルドリップ
というワケで、さっそく勝負開始。最初に出題された問題は、“「學問ノスゝメ」を書いた人物の名前を漢字4文字で、1文字ずつ書きなさい”というもの。本作では、このような形式の問題は、実際に1人ずつ、漢字1文字をタッチペンで書いていく仕組みだ。
答えはご存じの通り“福沢諭吉”だが、なぜか筆者の頭には、“夏目漱石”という文字が浮かび上がってきた。他の3人は正しい答えがわかっているようで、「楽勝、楽勝!」「これで良かったっけかなあ」なんて軽口を叩きながら、スラスラとタッチペンで文字を書いていく。
筆者はジャンケンで負けたため、4番目に解答することとなった。てっきり、夏目漱石の“石”の部分を書くものだと予想していたのだが、渡されたDSには、“漱”以外の部分が書かれていた! 実はこの文字を書く問題は、必ずしも頭から順に解答する必要はない。必然的に、最後は難しい漢字が残ってしまうのだ。“これは孔明の罠だ!”と心の中で叫びつつ、うろ覚えで“漱”を書いてみるものの、当然のごとく不正解。いや、仮に書けていても、間違いだったことには変わりはないんですが……。
ちなみに、問題を答える順番は、前の問題を間違えた人からとなる。今回で言えば、次の問題は筆者が続けて解答する。こんな感じで問題ごとに解答順が変わるため、解答順による有利不利は、あまり気にしなくても良いだろう。
と、絶妙なゲームバランスに関心したのもつかの間、最初の福沢諭吉、もとい夏目漱石に出鼻をくじかれ、しかも「福沢諭吉を間違えるのはありえねー!」と全員からつっこまれる。べ、別に知らなかったワケじゃないんだからね!
次に出されたのは、“深煎りしたコーヒー豆に、高い圧力をかけて抽出した濃いコーヒーの名前を、カタカナ6文字で、大きく1文字ずつ書きなさい”という問題。答えはそう、エスプレッソだ。だが、筆者が解答するまでもなく、1人のライターが解答ミス。“いやー、全然わかんなかったです。ネルドリップかと思いました”と語り、一同爆笑。
ネルドリップ効果で、最下位脱出か!? と思われたが、現実は残酷でした。結局は他の3人よりもさんざんな正解率で、筆者の最下位が確定してしまったのだ。
こうして、今回のレビューは、筆者・雛見沢が書くことになった。これから10日間トレーニングを続け、1日目、5日目、10日目に、どれだけ常識力が備わったのかを測定。そして10日後、再度3人に挑戦することとなった。首を洗って待っていろよ、チクショー!
人は10日でどれだけ常識力を身につけられるのだろうか?
3人を見返すためにも、さっそくトレーニングを開始する。トレーニング初日は、“常識力診断”からスタート。全10問の常識問題を解いて、プレーヤーの常識力を“常識力指数”という数値で表すのだ。ちなみにこの数値、50ならば平均的な常識力の持ち主で、80は常識力検定1級に相当する常識力の持ち主とのこと。自分の数値が平均以下でないか、内心ドキドキものだ。
常識力診断の結果は、レーダーチャートでわかりやすく表示される。各ジャンルの正解率をチェックすることもできるので、自分の弱点を知ることができるのだ。どうやら筆者は、社会が苦手なようだ。
そんなこんなで常識力の分析が終わると、いよいよトレーニングスタート。常識問題は「礼儀」、「知恵」、「社会」、「決まり」、「教養」の5ジャンルに分類されており、1日に2ジャンル、計10問を解いていく。
出題される問題は、例えば「青森市の有名なお祭りは何か」の答えを、4つの中から選ぶスタンダードな4択のほか、有名なクラシックの曲が流れその曲の題名や使っている楽器を当てるもの、豚の絵の中から“ヒレ”の部分をタッチするものなど、趣向を凝らした問題がタップリ。単なる4択のクイズではなく、画や音を活用して出題される問題は、単純に解いていくだけでもかなり楽しい。
本作は、1度解いた問題のより詳しい解説を読むことができる。その常識について、さらに理解を深めるばかりか、ちょっとした読み物としても楽しめるのは特筆もの。この解説は、メニュー画面からいつでも読めるため、ちょっとした空き時間を利用しての復習もできる。やはり重要なのは、反復練習ですよ。
トレーニングメニューの下には、4つのアイコンがタッチしてほしそうに置かれている。これは、前出のジャンル別問題とはちょっと異なる、テーマ別の問題集。「礼式」や「家庭」、「言葉」などの、より専門的(?)なテーマの常識問題をプレイできるのだ。ちなみに、1日に遊べるテーマは4つだ。
自分の常識力が予想以上にないことに愕然としつつ、1日目は終了。これから10日間、筆者の常識力がいったいどれほど上がるのか、期待と不安が入り交じる……。
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