レビュー
» 2007年01月24日 19時13分 公開

レベル100からの新たな成長、新大陸の政治を変える「派閥システム」の導入──「GE2.0」によりどう変わったのか「グラナド・エスパダ」レビュー(2/2 ページ)

[ITmedia]
前のページへ 1|2       

悪党という“ロールプレイ”をたしなんでみる

画像

 これまで「グラナド・エスパダ」では、党vs党のコロニー戦における「宣戦布告」および、個人ではなく2つの党が合意の元で行う「デュエル」以外でのPK行為は、システム的にできなかった。しかし、GE2.0ではデュエルをさらに進化させたシステムとして、「決闘」が導入される。決闘はプレーヤー同士が1対1で行うもので、負ければ経験値減少のペナルティがある。

 ただし、決闘は言わば騎士道精神基づいた戦いのようなもので、申し込まれた側が受諾しなければこれは成り立たない。しかしGE2.0にはさらに「強制攻撃」という手段が新たに用意されるのだ。相手を右クリックして強制攻撃を選択すれば、フィールド上の相手は誰であろうとも、その場で攻撃対象にできるわけだ。

 もちろんこのPK行為には大きなペナルティが付く。まず、強制攻撃を選択した時点で、その家門の全キャラクターは頭上に赤いドクロマークが浮かぶ「ブルロン」状態となり、自分以外の全プレーヤーからはモンスター同様に、攻撃可能な対象となってしまう。またブルロンとなった状態で相手に倒されれば、所持アイテムからランダムに3種類をドロップ。回復アイテムなどの消耗品はもちろん、装備品を失うリスクを背負わねばならない。

 一方でブルロンには専用のバフ効果、攻撃力が上昇し防御力が下がる「ブルロンの枷」が受けられるほか、一般プレーヤーは立ち入れない特殊な街「ロス トルドス」への出入り、専用クエストなどが用意されている。コロニー戦を熱心に行う党員でもない限り、これまでフィールド上で注意すべきはモンスターだけだったが、今後はエリアのどこにいても不意打ちを食らう可能性がある。まだまだ未開の土地が続く、新大陸“グラナド・エスパダ”で、あえて悪党と呼ばれるロールプレイに挑戦するプレーヤーはどれだけ登場するだろうか?

画像画像

より高度な政治をゲーム内に作り上げる「派閥システム」

画像 その外見からか、人気の高い「ガブリエラ姫」は王党派を率いるNPCだ

 既存のMMORPGにない政治システムを構想に掲げていた「グラナド・エスパダ」だが、実際には党と言う名のギルドと、攻城戦システムと全く変わらない「コロニー戦」だけの時期が長く続き、差別化が図れないままだった。しかしGE2.0ではその政治システムの第1弾として「派閥システム」が実装される。ユーザーは任意で王党派、共和派、傭兵団のどれかに所属可能。党同士のコロニー戦を超える、派閥によるRvRのほか、派閥内のリーダーはユーザーによる投票で決定するなど、実際の選挙に酷似したシステムも用意されている。

画像画像 オーシュに本拠地を置く共和派の「自由の家」内部(左)と、どちらにも属さず状況によって味方にも敵にもなるコインブラの「傭兵団」の部屋の様子(右)

 ゲーム内でのユーザーの興味は今のところ、もっぱら新スタンスの習得と、新スキルを試すことにあるようだ。レイドモンスターの強さなどゲームバランスにも多少調整が入ったため、より強いキャラクターを育てて挑戦しようというプレイ目標が、GE2.0の実装により新たに生まれた点は評価したいところ。しかしそれだけでは単に上級者向けのコンテンツが増えただけで終わってしまう。今回はあくまで政治システムのための第1弾として実装された派閥が、これからどのようにゲーム内に影響を与えるのかが気になるところだ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/06/news020.jpg 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. /nl/articles/2311/06/news041.jpg 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. /nl/articles/2311/05/news045.jpg カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  4. /nl/articles/2308/06/news018.jpg 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  5. /nl/articles/2311/06/news047.jpg 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  6. /nl/articles/2311/06/news117.jpg 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  7. /nl/articles/2311/06/news068.jpg 村重杏奈の“最強遺伝子”な弟、7歳バースデーお祝いに黄色い声 姉とうり二つな姿に「幼さが抜けて更にイケメン」「可愛いしカッコイイ」
  8. /nl/articles/2311/04/news008.jpg 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. /nl/articles/2311/04/news016.jpg 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. /nl/articles/2311/05/news052.jpg 「ここはあんたが座る席じゃないよ」 末期すい臓がんの叶井俊太郎、優先席に座るも高齢者から非難 妻・倉田真由美が明かす
先週の総合アクセスTOP10
  1. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  3. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!
  4. 「BreakingDown」出場の元プロボクサー、5人から一方的に暴行される 顔面数針縫うも「私は1発も攻撃してません」
  5. 「頭が大きい」「普通ではない」 パリス・ヒルトン、9カ月長男の受診勧めるコメントにぴしゃり「世の中には病んでる人がいるみたい」
  6. 「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止
  7. 3児の母・杏、異次元スタイルのパンツスーツ姿が衝撃的 目を疑う脚の長さに「身長の半分股下」「えっ! 本当!? っと思っちゃうくらい」
  8. 志穂美悦子、68歳バースデーに鍛えられた筋肉バキバキの肉体美披露 「いろいろやりたいことがある」「まだ見ぬ自分へ」
  9. 柴犬と父のやりとりに「20分これ見て爆笑してます」「気持ちよすぎるいい返事」 お笑いコンビを超える関係性が100万再生
  10. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!