AOU2007アミューズメント・エキスポ(後編)――懐かしいようで新しいアーケードの今後(2/2 ページ)
対戦格闘アクションとドラゴンクエストが特出――タイトー
タイトーでは、アークシステムワークスがタイトーの新基板TAITO Type X2を採用して4月稼働に向けて開発を行っている、対戦格闘ゲーム「バトルファンタジア」をもっとも目立つところに配置し、力の入れようを示していた。また、こちらも目立っていたのが、昨年12月に発表された「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」の参考出展。「ドラゴンクエストVIII」のバトルロードから発想を広げて製作されたカードバトルゲームで、1プレイ100円で遊ぶことになるという。こちらは2007年夏の稼働に向けて開発中とのことで、戦闘の様子などが上映されていた。
「バトルファンタジア」は、昨年9月にタイトーが発表したゲームシステムTAITO Type X2を採用した3D対戦格闘ゲームである。操作はシンプルで、特に難しい入力などは必要とせず、華麗な技や爽快感を感じられる必殺技を繰り出すことができるようになっている。世界観はRPGを思わせる剣と魔法を主軸としながら重くなりすぎず、スカートめくりをしたり、羽で飛んでみたりと、どちらかというとコミカルなテイストがウリとなっている。操作キャラクターは11人おり、伝説の勇者の息子やお姫様など王道を歩みながらも攻撃は多様だ。
本作には「ガチバトルシステム」が導入されている。これは、相手の攻撃を受ける瞬間にガチボタン(「G」と表示)をタイミングよく押すことができれば、相手の攻撃をガードして先制攻撃ができるようになったり(「ガチマッチ」)、レバーを入れながらガチボタンを押すとガードしつつ吹っ飛ばしたりする(「ガチドライブ」)というもの。ハイリスクハイリターンな攻防を実現している。
また、「A」ボタンと「C」ボタン同時押しでMPゲージを1本消費し、一定時間パワーアップする「ヒートアップ」という一種の必殺技も存在する。実際、短時間ながら遊んでみるとやはり「ギルティギア」シリーズの匂いのようなものを感じた。それが世界観なのか、2Dのように描かれたダイナミックなキャラクターによるものなのかは、数分では判断できなかった。
また、タイトーブース内にはスクウェア・エニックスが開発している「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」は、1プレイごとにモンスターカードを1枚入手することができるカードゲーム。カードには「ドラゴンクエストVIII」を基本としたおなじみのモンスターが1体ずつ描かれており、裏面にデータが記載されている。このカードをゲーム機が読み取り、画面にそのカードのモンスターを出現させる。
バトルは3対3の団体戦で行い、それぞれモンスターで繰り出したい必殺技をボタンで押して選ぶだけの操作となっている。なお、筐体中央に刺さっている剣もゲーム中、ある演出が施されているとのこと。
8人用大型メダルゲームとして「ダイノマックス」を3月からアミューズメント施設に導入することも発表。こちらは2002年9月に発売された6人用プッシャーメダルゲーム「ダイノキング」の上位機種にあたる。中央で吠えるティラノの化石とトリケラトプスが迫力満点イチ押しの「ワンタメ」が踊る――カプコン
今年のカプコンは「ワンタメ ミュージックチャンネル」に注力。ゲームのみならず、プライズ商品も充実しており、マスコットキーチェーンやランチBOXなど、ワンタメ祭りといった様相。あまりのフィーチャーぶりに隣にあった16人用メダルゲーム「ALIEN DANGER」や「ドンキーコング バナナキングダム」が霞むほど。
「ワンタメ ミュージックチャンネル」は、可愛い子犬たちがダンスし、CMクィーンを目指すという子供向けのカードゲーム。子犬のカードとおしゃれカードを組み合わせることで、愛犬に着せ替えができ、さらにタッチパネルを利用したリズムゲームでダンスをさせるという内容だ。もちろん、オシャレにキメ、上手にダンスできればCMクィーンの道も近づくというもの。
今回の「AOU2007 アミューズメントエキスポ」では、一時期のカードゲーム隆盛が若干収束し、シューティングや対戦格闘などの新機軸を打ち出していこうという流れを感じることができた。カードゲームでアミューズメント施設に向いたユーザーの足を留めるべく、多様なニーズにあった様々なジャンルのゲームを取りそろえようと、復古主義というわけではないが、一時期元気がなかったジャンルを再度掘り返し、再生させようとしているように思えてならない。
(C)1997 2007 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
(C)2002 2007 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
(C)1998 2007 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
(C)1999 2007 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
(C)1998 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
(C)2003 2007 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
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