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» 2007年02月21日 00時00分 公開

ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」:強烈キャラが大集合! 「ファイターズヒストリー」 (2/4)

[ゲイムマン,ITmedia]

最終ボスはあの男!

 あと、ムエタイ戦士のサムチャイ・トムヤムクン。やっぱり顔が濃いが、手足が長いので、基本のパンチ・キックが強い。

画像 ムエタイの選手は所属ジムの名前をリングネームに入れることが多い。ということは、トムヤムクンというおいしそうな名前のジムが存在するのか?

 必殺技の名前をタイ語で叫ぶのが新鮮だった。「マットロン・ジュサロップ」とか「ティーカウコーン」とか。タイ語のわかる人が、よくスタッフにいたもんだと思う。

 当時、ほとんどの格闘ゲームでは、英語以外の外国語は出てこなかった。そんな中、なじみの薄い言葉が頻繁に出てくることも、「ファイターズヒストリー」の個性だった。

 そのほかの選手も紹介しよう。キザでナルシストなのに顔が老けている、体操選手のジャン・ピエール。

 ひげづらのプロレスラーで、勝ったときに「ムッハハーハハ」と笑うマーストリウス。

 パンクのギタリストで、CDを投げて攻撃するマットロック・ジェイド。


画像 ジャンはバラを投げて攻撃するようなキザキャラだが、顔がこれでは……
画像 マーストリウスはイタリア人のプロレスラーだが、ミラノコレクションA.T.選手とは似ても似つかない。まあミラノさんもイタリア人じゃないけれど

 こんなキャラばっかりだから、父親のかたきを探している八極拳の使い手・李典徳(リー・ディエンドー)や、アメリカの刑事で、必殺技が使いやすいレイ・マクドガルといった、まともな格闘家があまり目立たない。特にレイは、確かこのゲームの主人公だったはずなのだが……。


画像 レイとリーの対戦。いかにも対戦格闘ゲームっぽい画面だが、「ファイターズヒストリー」っぽくはない

 1人プレイでは、同キャラ対決を含む9戦すべてに勝つと、2人のボスキャラが出現する。

 1人目はクラウン(CLOWN)。その名が示す通り、サーカスのピエロで、ジャンプして回転したり、トランプを投げたりして攻撃する。おネエ言葉を使い、たくましい男が大好きというオカマキャラ。でもボスキャラ。

 そして最後のボス。世界異種格闘技戦「グレートグラップル」で、毎回優勝している絶対王者“K”。その正体は……、

 かつて、主人公にはなり得ないルックスなのに、ゲームの主人公となった、あのカルノフだ!

 口から火を吐いたり、体を膨らませて浮いたり、連続蹴りやヘッドスライディングを使ったりする。


画像 クラウンとの対決。背景もかなりインパクトがある
画像 カルノフは、勝つと炎で「V」を描いて勝利をアピール。それにしても、足元をはいつくばる蛇は何だ?

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