SDキャラが暴れまわる、ごちゃまぜガチンコバトル――「フェイト/タイガーころしあむ」

カプコンは、「Fate/stay night」に登場するキャラクターたちが暴れまくるPSP用格闘アクションを開発している。オリジナルスタッフが監修にあたる本作の魅力を紹介しよう。

» 2007年04月17日 17時05分 公開
[ITmedia]

 カプコンは、「Fate/stay night」に登場するキャラクターたちがSDキャラになって暴れ回る乱闘アクションがTYPE-MOON、カプコン、キャビアのコラボレーションで実現した。物語の舞台となる冬木市で、Fateキャラが所狭しとバトルを繰り広げる。PSPの通信機能を利用した多人数での対戦も可能になるとのことだが?


 「Fate/stay night」(フェイト/ステイナイト)は、2004年1月30日にTYPE-MOONより発売された伝奇活劇ビジュアルノベルゲーム。PCゲームとしては異例の初年度14万本超の売り上げを記録している。その独創的なストーリーとキャラクターは多くのファンの心をつかみ、今なお圧倒的な人気を誇っている。4月19日、角川書店からプレイステーション 2版「Fate/stay night[Realta Nua]」が発売予定となっている。

「フェイト/タイガーころしあむ」プロローグ

 衛宮士郎が目を覚ますと、冬木市はあたまの悪い結界に包まれていた――。

「毎度お馴染み、聖杯戦争、聖杯戦争でございます。ご不要になった夢希望、もう諦めた野望等がありましたら、お気軽にコロシアムにおいでください」

 響き渡る謎の声。街中に蔓延した対戦ムード。失われた令呪。マスターとサーヴァントの関係は崩壊し、ある者は凶暴化し、ある者は凶暴化し、またある者は凶暴化した。そして脈絡もなくバカ売れしだす虎グッズ。このままでは日本の国獣が虎になってしまう。

 世界崩壊の危機に立ち上がる良識人と、世界崩壊の不遇に沸き上がる遊び人たち。それぞれの目的のため、いまいちど武器をとる2つの勢力。そして彼らの誰もが思った。

 ――藤ねえの仕業だ、と……。


「虎聖杯」を巡る衝(笑)撃のストーリー

 Fateキャラクターたちが巻き起こす、さまざまなイベントが楽しめるストーリーも魅力な本作は、「Fate/stay night」のシナリオライターも務める奈須きのこ氏が監修、そして一部執筆を担当している。また、「Fate/stay night」のキャラクターデザインを担当した武内崇氏監修のもと、現在人気上昇中のイラストレーター・ヒライユキオ氏がFateキャラをSDキャラクターにデザインしている。


藤村大河
藤村先生。士郎にとっては姉貴分とも言える人なので、「藤ねえ」と呼ばれている。こんなんでも学校の教師。若くして剣道五段という相当な腕前で「冬木の虎」の異名を持ち、学校でのあだ名は「タイガー」。今回の「聖杯戦争」に何か深く関わりがあるようだが……
衛宮士郎
「Fate/stay night」の主人公。今は亡き養父によって「魔術」を教わるが、未だ半人前の域を出ない未熟な魔術師見習い。セイバーの食費に悩まされつつも平穏な日々を過ごしていたが、「虎聖杯」の出現により争いに巻き込まれていく
セイバー
七騎のサーヴァントの1人。衛宮士郎と契約する。小柄な体格だが、もっとも優れたサーヴァントと言われる「セイバー」の名にふさわしい能力を備えている。見かけに寄らず大食漢。「虎聖杯」出現により、士郎達の味覚がおかしくなってしまったため、おいしい料理を取り戻すべく奔走する

遠坂凛
魔術の名門、遠坂家の後継者。士郎と同じ穂群原学園に通っており、学園内では非の打ちどころのない優等生として名実ともに学園のアイドルとなっている。当初「虎聖杯」の事など、気にも止めていなかったが思わぬ災いが降りかかり、参戦するハメに
アーチャー
七騎のサーヴァントの1人。凛と契約する。アーチャーの名が示す通り、弓を主装とするのだが。本人曰く、面白味のない人格。皮肉屋で現実主義者。今回は「虎聖杯」存在による不穏な空気を察し、ふざけた悪巧みを暴くため行動を開始する

「フェイト/タイガーころしあむ」
対応機種PSP
メーカーカプコン
ジャンル対戦アクション
発売予定日未定
価格未定
(C)TYPE-MOON 2004-2007
(C)CAVIA 2007
(C)CAPCOM CO.,LTD. 2007 ALL RIGHTS RESERVED.


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