すでに発表されたタイトルの進捗状況が判明――「SEGA PC 新作タイトル発表会」(後半の部)(2/2 ページ)

» 2007年04月20日 22時53分 公開
[加藤亘,ITmedia]
前のページへ 1|2       

「PHANTASY STAR UNIVERSE イルミナスの野望」

伝説はまだ始まりに過ぎない……

セガ第三GE研究開発部ディレクター酒井智史氏

 新たに製作されたアレンジと歌詞が変更となったオープニング映像の紹介から始まった「PHANTASY STAR UNIVERSE イルミナスの野望」のプレゼンでは、セガ第三GE研究開発部ディレクター酒井智史氏が紹介のため登壇した。

 本作は、「PHANTASY STAR UNIVERSE」の続編で、ストーリーモードとネットワークモードともに、新フィールド、新ロビー、新モンスター、新アイテムと、新規要素を追加されている。「PHANTASY STAR UNIVERSE」は、セガ・マークIII用本格RPG「ファンタシースター」として1987年に登場以来、19年にも及ぶ長い歴史を誇るセガオリジナル大作RPGの最新作となる。主人公のイーサン・ウェーバーの成長を描いた“ストーリーモード”とゲームストーリーと共通の世界設定を舞台にした“ネットワークモード”の2つの要素を持ち、それらの要素が密接に絡み合う作品として、プレイステーション 2版、Windows PC版、Xbox 360版の3つのプラットフォームでサービスされている。

新たに公開された新オープニング

 「PHANTASY STAR UNIVERSE イルミナスの野望」は、PC版でネットワークトライアルが行われている。そこから意見を拾い上げ、さまざまな変更がなされることになっていると酒井氏。キャラクタークリエイトでは、新たな顔モデルの追加やアクセサリーや髪型、コスチュームなども大量に追加していくとのこと。また、戦闘では武器のカテゴリーで4種類追加し、既存カテゴリーの武器も追加し選択の幅を広げられるという。ゲームバランスの調整にも余念はなく、発売に向け鋭意改善していくとしている。

 本作では、巨大なルーレットやジャックポットにも似た「ガッポガッポ」で一攫千金を狙えるカジノでのギャンブルも用意されている。また、マイルームのグッズも増え、カスタマイズの幅も広がるとのこと。ルームグッズは飾るだけでなく、遊びの要素も含んだものもあり、冒険以外の時間の充実にも努めている。酒井氏は最後に、「PHANTASY STAR ONLINE」で登場した「ラゴール」に似たフィールドの存在もほのめかした。期待して待っていてほしいと締めくくった。

新武器ツインセイバー
もちろんベルは鳴らせるマイルーム
新ステージ「洞窟」

新ボスも登場
カジノ
新コスチュームも充実

  • 「PHANTASY STAR UNIVERSE イルミナスの野望」
  • 対応機種:プレイステーション 2、Windows PC、Xbox 360
  • ジャンル:RPG(ネットワーク対応)
  • 発売日:2007年発売予定
  • 価格:未定
  • プレイ人数:1人
  • CERO:審査予定
(C)SEGA

「ゾンビ打 ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 2」

究極のタイピング、再び――ショットガンをキーボードに持ち替えろ!

セガ ネットワーク事業推進部マネージャー木岡勝利氏

 シリーズ累計20万本を越えるタイピングゲームの金字塔が装いも新たに帰ってくる。昨今、あまり芳しくないパッケージ市場において、評価の高いガンシューティングゲーム「ザ ハウス オブ ザ デッド3」をベースにした、8年ぶりの完全新作としてリリースされる「ゾンビ打 ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 2」。豊富な収録ワードは思わず脱力してしまうものも多数。しかし、ゾンビは容赦なく襲いかかってくる。プレーヤーは、正確にキーを打ち込み、ゾンビたちを排除していかなくてはならないのだ。

 舞台は、「キュリアン邸事件」から20年後。世界の崩壊を導いた「研究施設」でトーマス・ローガンの娘リサとパートナーだった“G”はその地へ向かう。果たしてローガンを救うことができるのか? そこで明かされる驚愕の真実とは! ゲーム中に進行ルートを選択することで、物語の流れが変化し、一連の事件の真相に迫っていく。何度でも楽しめる「コース分岐」と「マルチエンディング」で、遊びに飽きがこないよう工夫されている。

 ゲームモードは、上記のストーリーモードのほかに、タイピングを繰り返し、プレーヤーのタイピングテクニックを鍛えるドリルモード、達成条件をクリアしながら進むミッションモード、ワードを逆から入力したり、単純な計算の解答を打つなど、ちょっとアタマを使うブレインショックモードなど多彩。初心者のためにチュートリアルも充実しており、「コースレッスン」で上達を促してくれる。また、前作から引き続き、「あいまい入力」や「ローマ字/かな入力」にも対応。さらに長文問題が時間を経るごとに分割して表示するシステムなど、倍以上に増えた収録ワードに対応したバリエーション豊かな内容となっている。

 本作の紹介にあがったセガ ネットワーク事業推進部マネージャー木岡勝利氏は、パーソナルアバターにより、個人の上達をグラフィカルに表示。アドバイスなどもしてくれると説明。さらに、上級者向けの新たなモードも実装される予定であることを明らかにした。また、「ゾンビ打 タイピングラリアット for Mac」を2007年7月に発売する予定であると発表。こちらは、Mac OS X10.4以降(Intel、PowerPC)に対応する。さらに、Windows Vista対応の漢字の練習ができる「ゾンビ書 THE KANJI OF DEAD(仮)」を開発中であることも発表された。

長い文章は時間が来れば分割される

ミスタイプしているとバックリ噛まれてしまう。ライフは限られている

  • 「ゾンビ打 ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 2」
  • 対応OS:Windows XP/Vista(対応予定)
  • ジャンル:タイピングマスターソフト
  • 発売日:2007年予定
  • 価格:未定
  • CERO:審査予定
(C) SEGA


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/14/news189.jpg 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. /nl/articles/2411/14/news187.jpg 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. /nl/articles/2411/14/news167.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  7. /nl/articles/2411/15/news009.jpg 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. /nl/articles/2411/15/news058.jpg 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  9. /nl/articles/2411/14/news023.jpg “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  10. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた