新種族“ジャイアント”&未公開の情報公開――「マビノギ2周年記念オフラインイベント」(1/2 ページ)
2005年4月に正式サービスが開始され、サービス2周年を迎えたMMORPG「マビノギ」。本作のオフラインイベントが、4月21日に東京都内恵比寿の「恵比寿ガーデンルーム」にて開催され、抽選によって選ばれた200名近いユーザーが会場に訪れた。
ネクソンジャパンは4月21日、PC用MMORPG「マビノギ」のユーザー参加型イベント「マビノギ2周年記念オフラインイベント」を開催した。会場となった東京都恵比寿ガーデンプレイス内「恵比寿ガーデンルーム」には、事前に抽選によって選ばれた200名近くのユーザーが集まり、本作の正式サービス開始2周年を祝った。
「マビノギ」正式サービス開始2周年を記念するということもあり、ゲームの歴史を振り返るトークショー「マビノギ HISTORY TWO ANIVERSARY」のコーナーを皮切りにイベントは開幕。ネクソンジャパンマーケティング部マーケティングチーム「マビノギ」担当 加藤むぎのさん、同社運用部「マビノギ」チーム 八木沢彰彦氏、そして開発元であるネクソン devCAT(デブキャット)スタジオ 運営チームローカライズユニット長メン・ジソンさんにより、これまでの思い出話や苦労話が紹介された。
「マビノギ」は、韓国ネクソンで開発され、日本では2005年1月31日にクローズドβテスト、同年4月26日に正式サービスが開始されたPC用MMORPG。モンスターとの戦いだけでなく、数多くのアルバイトをして経験値をためることができるといったまったり要素も盛り込まれており、多くのライトユーザーから人気を集めている。
トークショーに登場した3人によると、大規模アップデートとなる各「ジェネレーション」の実装時に印象深い出来事があった様子。中でもメン・ジソンさんからは、「かわいらしい種族“エルフ”のデザインはマッチョがしている」、「“馬”実装時にバグが発生して苦労した」など、さまざまな開発秘話が飛び出した。
これまでの歴史を辿った後にはユーザーお待ちかね、これから先の展開に関する新情報が発表された。4月26日に実装予定の新種族「ジャイアント」や彼らが暮らす地域「ファイサス雪原地域」についての情報が明らかにされた。
新種族“ジャイアント”――巨大な体躯を持つ力強い種族
大きな体と鍛え抜かれた筋肉をもつ新種族。そのパワフルな肉体により、人間やエルフが装備できないような大きさの武器を振り回す。また、鈍器を片手に1つずつもって戦ったり、槍を投擲して遠距離攻撃を行うこともできる。
「ファイサス雪原地域」は雪深い地域に、“ジャイアント”が暮らす「バレス」という村が存在する。絶壁の上の傾斜地に建てられた彼らの家は、降雪に対処するため傾斜型の屋根となっている。
“ジャイアント”は“エルフ”と敵対しているため、人間のプレイヤーキャラクターはどちらか片方しか支持をすることができない。エルフを支持しているキャラクターがNPCに近づくと攻撃されるので、注意が必要だ。
「ファイサス雪原地域」の女王。ジャイアントの王“クリューグ”でも彼女の言葉を無視できないほどの力を持つ。美しい姿をしているが、ファイサス雪原に積もった雪のように冷たい目つきから「冬女王」と呼ばれている
パルー遺跡―氷に閉ざされた古代遺跡
「氷のダンジョン」をテーマとした古代遺跡。当初は自然の氷のみで構成された洞窟として制作される予定だったが、材質を氷だけに限定すると全体的に単調なダンジョンになってしまうため、途中で「古代遺跡に氷が覆いかぶさっているイメージ」に路線転換されたという。登場するモンスターとしては、“鏡の魔女”と“ウェンディゴ”が公開された。
魔女のイメージ通り、冷酷なイメージのキャラクターデザインが特徴。力が暴走すると「成人」に変身する(このラフ画は11歳バージョン)。アイス系列の魔法を使い、体力が下がると鏡の中に隠れて回復する
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