「DQMJ」大会&「DQソード」開発秘話とドラクエづくし:スクウェア・エニックス「SQUARE ENIX PARTY 2007」:(1/2 ページ)
イベント2日目のオープンメガシアターで行われたドラクエ関連の2つのイベントをリポート。笑いあり、感動ありと、来場者は大満足だったようだ。
(初日のステージイベントの様子はこちらをご覧ください)
アフレコ秘話も飛び出した!? 「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」スペシャルトークステージ
イベント2日目最初のステージは、7月12日に発売を予定している「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」のトークイベント。開発プロデューサーである市村龍太郎氏と、セティアのCVを担当した木下あゆ美さん、主人公の父親であるバウドのCVを担当した松田賢二さんがゲストとして登場した。王子であるディーンのCVを担当した小西遼生さんはスケジュールの都合がつかず出演できなかったが、代わりにビデオレターが届けられた。
市村氏は、「今回のドラクエの目玉は、なんといってもボイスがついたことです!」と、音声があることをアピール。続いて登場した木下さんと松田さんは、どうやら今日に初めて顔を合わせたようで、「初めまして!」と挨拶を交わしていた。お互いの初印象を尋ねたところ、木下さんは「松田さんの声が、思った以上に年齢が高く聞こえてビックリ!」とコメント。松田さんは「(木下さん)顔ちっちぇー!!」ともの凄くふつうにコメントし、会場の笑いを誘っていた。
2人が演じたキャラについて木下さんは「セティアは年齢が低いけど、気が強くて大人っぽいキャラクター。キャラクターを見て、そのままなりきって演じました」と語る。市村氏は「最初は口調がきっついけど、うち解けてくると口調が柔らかくなったり、兄について語るときはちょっとおとなしくなったり……と、そんなツンデレキャラです。木下さんがうまく演じてくれました」と補則解説。
ちなみにセティアというキャラクター、外見はゴスロリ風味なのだが、その職業はなんと僧侶! このギャップについては、市村氏いわく「今回は型破りの僧侶」とのことで、木下さんも「僧侶というより、小悪魔っぽい印象を受けますよね。僧侶という設定は忘れて演じました」と語った。ちなみに本日の木下さんは、どことなくセティアを意識した衣装だった。
バウドは、主人公の父親というキャラクター。かつては剣士だったが、片腕を失ってしまったため、今は魔法使いとして生きている。松田さんは「バウドは酒好き、女好き、そして息子を何よりも愛しているというキャラクターです。女好き、という設定に関してはそのまま演じてみました(笑)」と、渋いボイスで語る。ちなみに松田さんはお酒が飲めないそうで、市村氏に誘われて呑みに行ったときも、ジンジャーエールを飲みつつ朝まで語らったとか。「松田氏はジンジャーエールで酔える」とは市村氏。
ディーンは、ある王国の王子。小西氏はビデオレターにて、「とてもマジメで優しいけれど、ちょっとマザコンかも……!? でも、そこが思い入れ深いです」と語ってくれた。市村氏は「世間知らずなところがあるけれど憎めない、そんなキャラです。物語を通じて成長していく様を、小西さんがうまく演じてくれました」と、収録が順調に進んだことを語ってくれた。
アフレコ中の秘話も明らかにされた。実は、木下さんや松田さんに収録を依頼する際、何の作品かはずっと秘密にしていたのだという。収録数日前に渡された台本にすら、タイトルを記載しないという念の入りようである。当日に、収録を行う作品は「ドラゴンクエストソード」であることが判明し、木下さんは大変驚いたという。松田さんは「台本中に見慣れた呪文の名前が出てきたので、もしや……とは思いましたが、本当にドラクエだったとは!」と、興奮しながら当時の様子を語ってくれた。
市川氏は「松田さんはドラクエが大好きで、『ホントにこの呪文のセリフを当てられるのか!』と興奮し、収録中もずっと呪文を叫んでいました(笑)」とアフレコ中の秘話を語る。ちなみに本イベント中も、松田さんはことあるごとにその渋いボイスで「イオナズン!」と叫び、その都度“ピロピロピロ、どかーん”という効果音が会場内に鳴り響いていた。
トークの内容から、ゲームのシーンをうかがい知れる場面もあった。木下さんは「同じセリフがたくさんあるシーンが多く、大変でした」とアフレコ中の苦労話を語る。市川氏いわく、「セティアは、主人公が名前を名乗っても『じゃあこれからカルロスって呼ぶわ』なんて主人公の名前を勝手に付けるシーンがあるんです。そのシーンのことですね、この名前のバリエーションはかなり多かったので」とのこと。ちなみに木下さんは、この“カルロス”の収録に一番手間取ったようだ。「ラ行って言いにくいんですよ。何度もリテイクを出されて……」と苦労を語る。
またアフレコ現場には、シナリオを手がけるあの堀井雄二氏が登場し、演技指導を行うこともあったとか。どんなキャラクターなのかを解説したり、収録しにくいセリフがあったら堀井氏自ら急遽シナリオを変更するなど、堀井氏はボイスに相当注力しているようだった。堀井氏の名前は知っていても、顔は知らなかったという松田さんは、「現場で普通に、堀井さんの隣に座って“お疲れ様です”とかしゃべっていました(笑)。堀井さんからは、さまざまな部分から、ドラクエを愛しているということを感じました」と堀井氏について語る。
本作の見所は、木下さんは「さっき初めてプレイしましたけど、盾を構えたり、自分で斬ったりできるのが楽しいです! 縦に斬るか、横に斬るかを選べるだけでも興奮してしまいます。主人公以外のキャラクターがたくさんしゃべるので、ゲームを遊んでいたら、主人公のセリフをしゃべってしまいそう」と、すっかり熱中してしまったようだ。ちなみに木下さんは、今は「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」に大ハマリ中らしい。
松田さんは「バウドとしては、親子の絆を見てほしい。僕たち3人以外にも、たくさんの方が声を当てています。この物語を自宅で楽しんでください。イオナズン!」とコメント、こうして楽しいトークセッションはその幕を下ろした。イベントを見られなかった人は、ぜひ2カ月後の発売日に、ウワサの“イオナズン!”をゲームで聞いてみてほしい。
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