「ダイナミックミッション」システムで「大軍 vs 大軍」を実感せよ――エースコンバット6 解放への戦火(1/2 ページ)

次世代機で描かれる「大軍 vs 大軍」の世界。今回は、大規模戦場でエースパイロットの気分にひたらせてくれる「ダイナミックミッション」システムについて解説していこう。

» 2007年05月25日 13時00分 公開
[ITmedia]

砲火入り乱れる壮絶な「大軍 vs 大軍」の大戦場

 1つのミッションの中で複数の戦闘作戦が同時進行し、敵味方の大軍が広範囲の戦場全体で激突する。そして作戦を攻略する順番によって、戦場の展開があたかも本当の現代戦のように劇的に変化する。これがすべて、途中のロードやマップの切り替えなしに、連続した1つの大戦場としてプレイできる――。あたかも生きているような、リアルで変化に富んだ大規模戦場でのエースパイロット気分にひたれるのが、次世代機で初めて実現できた「ダイナミックミッション」システムだ。

 実際の現代戦では、敵味方ともに空軍・陸軍・海軍の大量の部隊が戦場に展開し、各部隊がそれぞれ異なる作戦目標を与えられて一斉に行動する。そして各部隊の作戦が成功したか失敗したかによって、戦場の展開は変化していく。この現代の大規模な集団戦闘を再現するため、「エースコンバット6 解放への戦火」(以下、エースコンバット6)では、陸海空の大量の敵味方部隊を次世代機の演算性能を駆使して同時に制御。それぞれの部隊に異なった作戦行動を一斉に行わせている。これにより、1つのミッションの中で複数の作戦(オペレーション)が同時に進行し、広大な戦場のあちこちで敵味方が激突することになる。

 なお、1つのミッションの中では、3〜6個のオペレーションが同時進行している。どのオペレーションに最初に参加するかはプレーヤー次第。1つのオペレーションをクリアしても他の場所では戦闘は続いているので、プレーヤーはさらに次のオペレーションを選択し、敵味方が激しく戦っている中に飛び込んでいくことが可能だ。

画像画像画像

 なお、全てのオペレーションをクリアする必要はない。決められた数のオペレーションをクリアすると、その戦場で味方軍が勝利したことになり、ミッションクリアとなっている。また、「ダイナミックミッション」システムではない、従来のような1つの任務をクリアする形式のミッションも用意されている。

ダイナミックミッションの例

 例として、A:敵長距離砲部隊の撃破、B:味方飛行場の防衛、C:味方レーダーへの空爆阻止という3つのオペレーションが用意されている場合、このどれか1つが遊離になった状態なら、まだクリアしていない次のミッションを選択して、進んでいけるわけだ。

画像 敵長距離砲部隊の撃破
画像 味方飛行場の防衛
画像 味方レーダーへの空爆阻止

 そして決められた数のオペレーションをクリアすると、ミッションクリアとなる。

画像

「生きている戦場」を再現する、実戦さながらの多彩でユニークなオペレーションの数々

 「ダイナミックミッション」の中では、多種多様なオペレーションが用意されている。敵戦闘機部隊を撃破する、敵戦車部隊を攻撃するといったオーソドックスなオペレーションもあれば、一風変わったオペレーションも存在するとのこと。1つのオペレーションをクリアすると、そのオペレーションの特徴に応じて、実戦さながらにそれ以降の戦場の様子がダイナミックに変化していくのだ。

例1

画像

 敵の発電施設を破壊するオペレーションを成功させれば、電力供給がストップして、敵施設の反撃能力が低下する。

例2

画像

 敵飛行場を制圧しようとする味方ヘリ部隊護衛のオペレーションを成功させれば、味方軍がその飛行場を利用することができるようになる。プレーヤーも、その飛行場で武器の補給・交換や、ダメージの回復を行うことができるようになる。

 なお今回は、マップの切り替えなしに、戦闘の真っ最中でも友軍の飛行場に離着陸できるのだ。

例3

画像

 強力なレーダーとコンピューターを搭載する「電子支援機」を護衛するオペレーションを成功させれば、プレーヤーを含めて付近の味方部隊の戦闘力が上がり、有利に戦うことができるようになる。

 また、プレーヤーがオペレーションを成功させると、そのオペレーションに参加していたさまざまな種類の味方部隊によって、“次世代機だからこそできる、空の集団戦”を盛り上げる仕組みも用意されているとか。詳しくは次回に紹介する「支援要請」にてご紹介していこう。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. /nl/articles/2412/15/news011.jpg 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. /nl/articles/2412/15/news035.jpg 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  5. /nl/articles/2412/16/news107.jpg 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  6. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  8. /nl/articles/2312/15/news032.jpg 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. /nl/articles/2412/15/news028.jpg 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. /nl/articles/2412/16/news023.jpg 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」