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» 2007年07月18日 06時26分 公開

PSPは第二次成長期という認識で、PS3は再びローンチする意気込みで――「PLAYSTATION PREMIERE 2007」後編PLAYSTATION PREMIERE 2007(パート2)(1/2 ページ)

ソニー・コンピュータエンタテインメントは、7月17日に開催した「PLAYSTATION PREMIERE 2007」において、各ソフトメーカーが今後発売する予定のPS3タイトルなどを紹介。「真・三國無双5」など新情報も飛び出した。

[加藤亘,ITmedia]

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)は7月17日、メディアを対象としたプレイステーションフォーマットの最新情報を紹介する「PLAYSTATION PREMIERE 2007」を、東京六本木のTOHOシネマズで開催した。

 約3時間30分にもおよぶ時間を費やした発表会の大半は今後発売されるソフト紹介に割かれていた。長時間を使って、丁寧にタイトル紹介をしたのも代表取締役社長兼グループCEOの平井一夫氏が提唱する「プラットフォームホルダーとしての原点回帰」の精神があったからに他ならない。

 ここではパート1に引き続き、パート2での模様をお伝えする。パート1の記事はこちら

「PLAYSTATION Home」は、可能性の一端しか見せていない

ラチェットのかっこうでお茶目に踊ってみせたりする桐田氏

 休憩をはさんでの「PLAYSTATION PREMIERE 2007」の第2部は、ソニー・コンピュータエンタテインメントが推し進めるオンラインサービスの「PLAYSTATION Home」の紹介から幕を開けた。

 こちらのプレゼンではパート1で「Little Big Pranet」を紹介したソニー・コンピュータエンタテインメント JAPAN スタジオ シニアバイスプレジデントの桐田富和氏が再び登壇し、Game Developers Conference 2007で公開された「PLAYSTATION Home」を日本で初めて紹介する。なお、ユーザー対象のβサービス開始は2007年末を予定している。

 「PLAYSTATION Home」は、プレイステーション3のオンライン上で楽しめる3Dの仮想空間で、全世界で無料展開される。PS3をオンラインに接続すれば、同じ空間内にいるプレーヤーとチャットやボイスチャットでコミュニケーションを取れるだけでなく、提供される動画や音楽、写真の視聴、ゲームなどを体験できるようになる。

 ロビーの代わりとなるホーム・スクエアは、日本人好みにアレンジされた世界に演出されており、シアターや広告媒体のような看板が並んでいる。ラチェットの衣装の桐田氏は、自分の部屋となる「My Home Space」へ案内する。ここでは、部屋を自由にカスタマイズできる。なお、キャラクターエディットや部屋の模様替えなどは、バーチャルPSPを利用する。

 ここで、新情報として「My Home Space」で、アプリケーションソフトの1つである「garden」を立ち上げて庭いじりを楽しめることを紹介。時間や季節の移ろいを感じ、時には庭いじりをして、部屋からその自然を眺めることができるというもの。桐田氏は実際に桜を植樹し、春になるまで成長を見届けてみせる。春になると木々は一気に成長し、庭には満開の桜が花びらを散らせていた。

 桐田氏は、ゆくゆくは「PLAYSTATION Home」からオンラインゲームを立ち上げることを視野に、このサービスを基点にさまざまなエンターテインメントコンテンツをつなげていく構想を説明する。

「今回紹介したのはその可能性のほんの一端に過ぎません。『PLAYSTATION Home』では、ゲームソフトメーカーをはじめ、さまざまなビジネスパートナーと魅力的なサービスやコンテンツを提供できればいいなと考えています」(桐田氏)

「PLAYSTATION PREMIERE 2007」パート2

 第1部と同様、「PLAYSTATION Home」の紹介後は、プレイステーション 3で今後展開するソフト群の紹介に移った。ここでは、KONAMIの「METAL GEAR SOLID 4」をはじめ、カプコンの「デビル メイ クライ 4」と「バイオハザード5」、コーエーの「BLADESTORM 百年戦争」や「Fatal Inertia」、「NioH 仁王」、そして本邦初公開となる「真・三國無双5」の存在を明らかにした。そして、最後はスクウェア・エニックスが「THE LAST REMNANT:ラスト レムナント」や「FINAL FANTASY XIII」、「FINAL FANTASY Versus XIII」の2作品が紹介。さらに「CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-」の新型PSP同梱版が通常発売より先行して9月13日(木)に発売されることが報告された。

KONAMI――世界初、実機で「METAL GEAR SOLID 4」を紹介

世界で初となる実機でのユーモアいっぱいのデモプレイでは、会場からの笑いが絶えなかった

 「PLAYSTATION PREMIERE 2007」第2部はKONAMIの「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS」の紹介から始まった。もちろん、プレゼンに立ったのはコナミデジタルエンタテインメント執行役員 クリエイティブオフィサー 小島プロダクション 監督 小島秀夫氏である。

 初の実機でのデモプレイとなった本日は、物語の序盤となるステージの潜入ミッションを体験することに。スネークはどこから敵が出現するか分からない戦場を隠れながら進む。

 デモプレイでは、すでに発表済みの本作新要素である、触れたものにカムフラージュできる「オクトカム」や「スタチューカム」を披露。死んだふりをして敵をやり過ごしたり、白兵戦闘技術であるCQCで敵を倒したり、また後方から近づきホールドアップさせたりと小島氏の軽快なトークとともに紹介される。

 思わず笑えるものもあった。例えばお約束の段ボールの代わりに本作ではドラム缶をかぶって隠れたり移動することができるのだが、ドラム缶を横に倒してそのまま転がって敵を倒すことが可能で、あまりにも転がりすぎてスネークが気持ち悪くなって吐いてしまうとのこと。そして、グラビア雑誌(以前よりページ増!)を自分でめくりながら気分転換もできるとのこと。ちなみにドラム缶は段ボールより強いらしい。

 デモではほかにも視点が肩越しのものやFPSでのプレイに対応していることを解説。6軸検出システムを利用した銃口の移動やオクトカムの解除なども実演してみせた。スネークは、ほふく前進のまま左右に転がることができ、ゴミ箱など匂いのきついところに長時間いると身体に匂いがしみこみ、敵に見つかりやすくなることなどを説明した。仰向けのままトルネード弾を敵に投げられたりと、細かいところにまで手が届く仕様になっていることに驚かされた。

 ちなみにサポートメカとしてかなり初期から紹介されていた「メタルギアマークII」も登場。実際、スネークが持つPS3コントローラで動かす様を確認できた。メタルギアマークIIはステルス仕様で、唯一の武器である電撃で敵をショック状態にすることができるとのこと。

 なお、本作にはPS2の「METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE」で実現していたオンラインサービスも用意されており、詳細については来週の7月24日に行われるイベント「METAL GEAR 20th ANNIVERSARY Party」で公開されることになっている。

 小島氏は他にもPSP用の「METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS+」のムービーも初公開し、新シングルプレイモードであるインフィニティミッションを含む新要素満載で9月20日に発売することを報告した。


カプコン――PS3はもうそろそろキそうだ

PS3の爆発も間近だという見解を述べる稲船氏

 カプコンからは、常務執行役員 開発統括本部長 兼 オンライン事業統括の稲船敬二氏が登壇し、「デビル メイ クライ 4」と「バイオハザード5」について紹介をした。

 冒頭、稲船氏は現状PS3が爆発していないと語り、「今日、各社のプレゼンテーションを見させていただいて、本当にすごいなと感じました。PS2の『鬼武者』のポスターにはひと言“キタ!”と書いてあるのですが、今日のプレゼンを見て、いよいよPS3も来るかなと感じました。最悪、『デビル メイ クライ 4』がすべり止めとして控えていますから』と自信をのぞかせる。

 PS3の爆発も間近と答える稲船氏は、さらにユーザーが期待しているタイトルとして「バイオハザード5」を挙げ、統括という立場としては本当に困ってしまうほどスタッフがこりにこっているエピソードを紹介し、期待に添えるだけの内容となることを約束していた。

「デビル メイ クライ 4」

「バイオハザード5」
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